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ルークAFBのF-35A飛行停止措置が延長

よくわからない現象ですが一刻も早い原因究明を望みたいですね。低酸素症と言い切らず、似た症状と表現がトーンダウンしていることに注目です。 Luke Air Force Base extends cancellation of F-35 flight operations ルーク空軍基地がF-35飛行停止措置を延長   By: Valerie Insinna, June 12, 2017 (Photo Credit: Staff Sgt. Staci Miller/US Air Force) http://www.defensenews.com/articles/luke-air-force-base-extends-cancellation-of-f-35-flight-operations WASHINGTON — ルーク空軍基地(アリゾナ)でのF-35の飛行運用中止措置が延長される。パイロットから低酸素症に似た症状を訴える事例が5件発生したことの調査が未完了と同基地報道官が6月12日月曜日に発表した。 第56戦闘機飛行隊で5月2日以降5名のパイロットから酸素不足の症状が報告されており、うち二件は先週に発生している。各事例で予備酸素が起動しパイロットは無事機体を着陸させたが、訓練は停止されF-35合同開発管理室JPOが調査に入っていた。 第56飛行隊報道官レベッカ・ヘイス少佐からはJPO調査チームが日曜日に同基地に到着し、現在インシデントの原因可能性を狭めていると発表した。あと数日中に根本原因が見つかる期待があるが飛行再開の暫定日程も発表できる状態ではないとDefense Newsに伝えてきた。 「第56戦闘機飛行隊は当地でのF-35A飛行を引き続き停止中でパイロット、整備陣、航空医官含む軍民共同チームの調査を待つ。この間に生理現象の技術的裏付けをとりリスク低減策を模索し飛行運用の再開を図りたい。 「F-35Aパイロット養成を通じ将来の空軍力整備にあたる当飛行隊で飛行再開に向け専門チームが全力を挙げ調査中。パイロットの安全は最優先であり、安全のためには時間をかけることは惜しくない」との声明を少佐が発表した。 飛行停止中にパイロット全員は集合教育を受けており、飛行停止の影響はパイロット49名55機に

ルーク空軍基地のF-35Aが全機飛行停止措置に

これは変ですね。供用中のF-35Bではこのトラブルは聞こえてきませんし、5月に入ってから5機(にしか)発生していないというのはばらつきであり、部品製造レベルの品質管理が悪いためなのでしょうか。F-22の事例もありましたので原因究明が早くできるといいですね。 F-35s at Luke Air Force Base grounded after pilots suffered oxygen deprivation ルーク空軍基地のF-35が飛行停止措置へ、酸素供給問題が発生。 By: Stephen Losey and Valerie Insinna, June 9, 2017 (Photo Credit: Air Force) https://www.airforcetimes.com/articles/f-35s-at-luke-air-force-base-grounded-after-pilots-suffered-oxygen-deprivation ルーク空軍基地(アリゾナ州)の第56戦闘機隊が6月9日にF-35AライトニングII戦闘機の飛行停止措置をとった。低酸素症が5月から計5件も発生したためだ。 米空軍は同日の報道発表でパイロット5名で低酸素症が先月から発生したと述べている。予備酸素が毎回稼働されパイロットは手順通り安全に着陸させている。 「安全な飛行運用に向け整備と運用を同調させるべく、当地でのF-35A飛行を停止することとした」と第56隊の指揮官ブルック・レオナード准将が報道資料で述べている。「空軍は今回の事象を深刻に受け止め、パイロットの安全と体調管理を最優先する。根本原因を調査するべく必要な措置を取る」 F-35管理室JPOが技術、整備、航空医学の各専門家によるチームを立ち上げ、調査を開始する。現時点では機内の酸素発生装置(OBOGS)が故障したかは不明だ。                     「F-35事業では多方面アプローチで機材で見られる生理現象を監視追跡しており、結果はウェポンシステム改善に使い、作戦時の戦術、技量、手順に応用する」とJPOは声明を発表。「進行中のJPO検討には政府関係機関と民間の技術、整備、航空宇宙生理学専門家がチームで対応している」 第56隊の広報係レベ

★日本生産F-35A一号機がロールアウト、今後の行方を占う

小牧基地を反対側から眺めることができる名古屋空港(愛知県営)は飛行機好きにとってたまらない場所ですが、今後はF-35の姿も普通に見られるようになりそうですね。旧国際線ターミナルを改装したモールのエアポートウォーク名古屋の一番上に展望室がありその横には金網がありますがバルコニーもあります。もうひとつおすすめは国内線ターミナルの屋上ですが、もうひとつ航空館Boonがある神明公園です。駐車場も豊富にあるのですが、今後はいずれもスポッターでにぎわいそうです。肝心のF-35ですが今の調達機数が確かに中途半端な規模ですが大幅な追加調達は日本からはないのではないでしょうか。韓国空軍のF-35は日本のFACOは利用しないと言っていますから今後の対応に注目しましょう。 Japan Just Built Its Very First F-35 Joint Strike Fighter   Dave Majumdar June 5, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/japan-just-built-its-very-first-f-35-joint-strike-fighter-21018 三菱重工業の小牧南工場内のF-35最終組み立て点検施設(FACO)が日本国内組み立てによるF-35A共用打撃戦闘機の一号機がロールアウトし米日両国の賓客が式典に参列した。 「日本国内組立てによるF-35A一号機から改めて本事業のグローバルな性格が見えてくる」と新任のF-35事業責任者マット・ウィンター海軍中将が述べた。「最新鋭の組み立て施設で才能豊かでやる気に満ちた人材が働き、他にはないノウハウと才能で世界最高性能の多用途戦闘機が生まれている。F-35により各国との訓練、演習、軍同士の交流で安全保障上のつながりとともに、長い時間を経て形成してきた同盟各国とのつながりがあらためて強まる」 日本政府は2011年12月にF-35を航空自衛隊のF-4EJ改ファントム後継機に選定した。F-4は三菱重工がライセンス生産したが、F-35はライセンス生産方式をとらない。三菱重工はFACOでの機体組み立てを担当し、米政府監視のもとロッキード・マーティンの「技術支援」により生産する。 「日本産業界との

★F-35Aから操縦を開始する新世代パイロット養成を開始した米空軍

F-35でキャリアを始める新世代のパイロット養成を米空軍が開始しました。航空自衛隊ではこうはいかないでしょうね、導入機数が全く違いますからね。米空軍はF-35に相当の賭けをしているようですが、失望することのないよう祈るばかりです。 米空軍初のF-35AライトニングII基礎訓練課程学生パイロットがルーク空軍基地で2017年2月8日に初めて実機で空に飛んだ。B課程学生は経験豊かな第61戦闘飛行隊の教官パイロットが指導中で、課程を修了すれば初のF-35戦闘パイロットになる。 (Courtesy Photo via AF.mil) What It’s Like Training Brand-New Air Force Pilots on the F-35A 米空軍のF-35Aの新規パイロット養成課程の内容は POSTED BY: ORIANA PAWLYK MAY 4, 2017 https://www.defensetech.org/2017/05/04/what-its-like-training-brand-new-air-force-pilots-on-the-f-35a/ 米空軍は最若年パイロットを最新かつ最高水準の性能を有するF-35A共用打撃戦闘機で訓練している。 少尉から中尉六名がF-35の「B課程」つまり基礎操縦訓練をルーク空軍基地(アリゾナ州)で受講中だ。このパイロットたちはライトニングII以外の機材は経験がない。 「新規学生を他機の経験がないまま訓練すると効果が高いです。まっさらな素材でスポンジのように吸収が早いですからね。先を見越した戦術をすべて教えていきます」とイアン・オステリチャー大尉(第61戦闘飛行隊、B課程飛行教官)が言う。 「目標は生徒を訓練課程八か月に放り込み、戦闘準備をさせて実戦飛行隊を準備することです」とオステリチャー大尉はMilitary.com取材で答えている。 米空軍唯一のJSF実戦部隊はヒル空軍基地(ユタ州)にあり、同基地から8機がヨーロッパに移動し初の戦闘訓練展開中だ。 一年間の通常訓練を受けた新規パイロットは昨年12月にユタに移動し、基本システム、シミュレーション、武器取り扱い訓練で同機搭載のエイビオニクスを習熟した。2月に機体をはじめて飛行させた。 訓練

米空軍F-35A戦闘飛行隊が初の欧州展開に出発

今回の派遣はシンボリックなものですが、記事にあるように本格欧州展開にむけた地ならしの意味もあるのでしょうね。それにしても東西での緊張要因が増えるばかりで米軍装備は薄く展開せざるを得ません。それだけにNATO各国が「ただ乗り」してきた状況に米国も忍耐の限界を感じているのでしょう。(NATO主要国ではやっと2016年から国防予算増加に転じています) US Air Force F-35s making first operational deployment to Europe this weekend  米空軍は今週末にもF-35部隊に初のヨーロッパ派遣を実施 By: Valerie Insinna, April 14, 2017 (Photo Credit: R. Nial Bradshaw/U.S. Air Force) http://www.defensenews.com/articles/air-forces-f-35-to-make-first-operational-deployment-to-europe-this-weekend WASHINGTON — 米空軍F-35Aが今週末に初の海外展開でヨーロッパに向かい、NATO同盟国と共同訓練するとペンタゴンが14日発表した。 国防総省は発表内容を絞っており、「少数の」F-35Aが第388戦闘飛行隊(ユタ州ヒル空軍基地)からヨーロッパ内の非公開地点に展開するとしている。 F-35隊は今週末に米本土を離陸し、ヨーロッパに数週間程度駐留し、ヨーロッパ内同盟国との軍事的つながりを強化する欧州再保証事業の一環となり、ロシアのヨーロッパ侵攻を食い止める抑止効果を期待する。 国防総省は「今回の訓練ではF-35事業の大きな一歩となり、空軍は第五世代戦闘機の作戦能力をさらに示す効果を上げることになる。さらにゆくゆくF-35Aのヨーロッパ駐留が2020年代初頭に予定されており、今回は細部をつめる意義もある」と声明文を発表している。 今回の派遣をトランプ大統領がロシアとの関係でぎくしゃくしていることと結びつけたくなるが、F-35の欧州派遣はオバマ政権時代から企画されており、昨年12月に前空軍長官デボラ・リー・ジェイムズからも今年に入り空軍部隊のヨーロッパ派遣を匂わせる発言があっ

★F-35A参加でレッドフラッグはこう変わった

Controversial F-35A warplane struts its stuff in Red Flag exercise Posted February 2, 2017 - 6:15pm Updated February 3, 2017 - 12:10am http://www.reviewjournal.com/news/military/controversial-f-35a-warplane-struts-its-stuff-red-flag-exercise An F-35A Lightning II takes off from Nellis Air Force Base during Red Flag on Thursday, Feb. 2, 2017, in Las Vegas. (Brett Le Blanc/Las Vegas Review-Journal Follow @bleblancphoto) An RC-135V Rivet Joint taxis to a runway at Nellis Air Force Base on Thursday, Feb. 2, 2017, in Las Vegas. Brett Le Blanc/Las Vegas Review-Journal Follow @bleblancphoto A B-1B Lancer takes off from Nellis Air Force Base during Red Flag on Thursday, Feb. 2, 2017, in Las Vegas. Brett Le Blanc/Las Vegas Review-Journal Follow @bleblancphoto An F-22 Raptor takes off from Nellis Air Force Base during Red Flag on Thursday, Feb. 2, 2017, in Las Vegas. Brett Le Blanc/Las Vegas Review-Journal Follow @bleblancphoto An aggressor F-16C Fighting Falcon

★★この写真一枚で中国が怯える理由があるはず(日本向けF-35初号機)

This Photo Has China's Military Scared Stiff (Japan Now Has the F-35) Dave Majumdar November 30, 2016 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/photo-has-chinas-military-scared-stiff-japan-now-has-the-f-18566 日本向けのロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機初号機がルーク空軍基地(アリゾナ)へ昨日到着した。 航空自衛隊にとっては第五世代ステルス戦闘機の配備に向けた第一歩になる。日本は高まる中国の脅威への対応能力向上に期待している。有償軍事援助(FMS)制度により日本は米空軍予備役第944戦闘機飛行隊と現役第56戦闘機飛行隊の要員からパイロット訓練を受ける。 日本向け1号機は2016年9月23日にロッキード・マーティンのフォートワース工場(テキサス)をロールアウトしている。日本は米国製造機材を4機発注している。残る38機は名古屋で組立る。日本のパイロット、整備員の訓練はFMS制度による初の養成事例となる。その他国の要員はF-35共同開発国としてルーク空軍基地で養成されている。 人民解放軍空軍、海軍の装備近代化が迅速に進んでいる中でとくにJ-15、J-16のような第四世代機に日本はマクダネル・ダグラスF-4EJファントムII、ボーイングF-15Jイーグル、三菱重工F-2で対応しているが、防空の実効性、反撃力で課題を実感しているところだ。 そこにF-35が投入されれば、空対空戦闘機としてステルス性能、センサー能力、ネットワーク機能もあるが真価は強固な防空地域への侵攻攻撃能力にある。中国のA2AD体制がロシアからS-400も導入して一層強力になる中で、日本がF-35を導入したことで中国の軍事冒険主義への抑止効果が生まれるだろう。■ Dave Majumdar is the defense editor for the National Interest. You can follow him on Twitter: @davemajumdar . Image

★★★F-35が演習で110機を「撃墜」

F-35を含めた統合運用の演習ですか。電子戦機材は海軍に頼る必要があるので、日頃から共同訓練をしているのでしょうね。演習とはいえ14機のF-35Aで110機を撃墜できれば文句はでないでしょう。広報担当も張り切ってたくさん写真をとって記事も全部一人でまとめています。羨ましい仕事ですね。 F-35A completes largest deployment to date By Senior Airman Stormy Archer , 33rd Fighter Wing Public Affairs / Published September 01, 2016 http://www.aetc.af.mil/News/ArticleDisplay/tabid/5115/Article/933621/f-35a-completes-largest-deployment-to-date.aspx F-16ファイティングファルコン、E-3セントリー、F-35AライトニングII、F/A-18スーパーホーネット、EA-18グラウラーの各機がノーザンライトニング演習で集まり、フォークフィールド(ウィスコンシン)で地上展示されている。2016年8月29日撮影。ノーザンライトニング演習では合計5機種を統合運用し、航空優勢が確保されていない空域を想定し各種ミッションを実施した。 (U.S. Air Force photo by Senior Airman Stormy Archer) 米空軍のF-35AライトニングII、F-16Cファイティングファルコン、米海軍F/A-18Fスーパーホーネットがノーザンライトニング演習で編隊飛行中。演習では第四世代機材を航空優勢が確立できていない環境でどう活用するかが主眼だった。(U.S. Air Force photo/Staff Sgt. DeAndre Curtiss) ノーザンライトニング演習で第33航空団所属のF-35AライトニングIIが第126空中給油隊所属のKC-135ストラトタンカーに接近している。Aug. 31, 2016. (U.S. Air Force photo/Staff Sgt. DeAndre Curtiss) An F-35A and an FA-18 Super

★航空自衛隊がF-35A1号機写真を公表 テキサス州フォートワース

JASDF releases images of first F-35 Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly 15 August 2016 http://www.janes.com/article/62957/jasdf-releases-images-of-first-f-35    航空自衛隊向けF-35A1号機の写真が初飛行・引き渡しに先立ちフォートワース工場で公開された 。 Source: Japan Air Self-Defense Force 日本向けのロッキード・マーティンF-35AライトニングII打撃戦闘機JSF一号機の写真が公表された。撮影場所は同社フォートワース工場内で撮影時期は8月中旬という。 写真は航空自衛隊が8月14日に公表し、機体には69-8701(別称AX-1)がつき飛行テストをへてルーク空軍基地(アリゾナ)の国際訓練部隊へ数週間で引き渡し可能になっている。 日本は今後5年でF-35A計28機を導入する。うち6機の正式契約が完了。最終的には42機導入し、三菱重工がライセンス生産したマクダネル・ダグラスF-4J改と入れ替える。 2014年6月25日に小野寺五典防衛相(当時)がF-35は当初は三沢基地に配備すると発表していた。三沢には平成29年度中に4機が配備され、運用部隊は301空あるいは302空となる見込みだ。■