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アジア太平洋初のF-35A実戦部隊が日本で誕生 航空自衛隊302空

Japan declares F-35A squadron initial-operation capable 日本がF-35A飛行隊の初期作戦能力獲得を宣言 Japanese F-35A F-35 Joint Program Office 29 MARCH, 2019 SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM BY: GARRETT REIM LOS ANGELES https://www.flightglobal.com/news/articles/japan-declares-f-35a-squadron-initial-operation-capa-457019/ 航 空自衛隊初のF-35A運用部隊として302戦術飛行隊が3月29日新体制で発足した。 同隊は第3世代三菱F-4EJ改をF-35に機種転換した。三沢航空基地で運用する。 F-35の実戦飛行隊は米海兵隊、米海軍、米空軍、イスラエル空軍、イタリア空軍、英空軍、英海軍で運用中でここに日本が加わった。 「F-35事業で大きな一歩になった。インド太平洋でIOCを獲得した初のF-35部隊だ」とF-35事業統括のマット・ウィンター中将が語る。「今回の成果は事業がグローバル化している証拠であり、F-35共同事業推進室(JPO)は同盟国日本との長年に渡る絆を重視する。当JPO、日本側F-35事業推進体制、産業界協力企業、航空自衛隊の間の協力関係あってこそ今回の達成となった」 302飛行隊配属の初号機は三菱重工業がF-35向け最終組立点検施設がある名古屋で製造した二号機だ。日本はイスラエル、韓国、ベルギーとならび海外軍事販売制度による同機導入国である。 JPOによれば生産型F-35は360機生産され世界各地に納入されている。各機合計で177千時間を飛行しており、養成パイロットは760名、整備要員6,900名が訓練を修了し機材支援にあたっている。■ Japanese F-35A F-35 Joint Program Office 29 MARCH, 2019 SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM BY: GARRETT REIM LOS ANGELES https://www

☆デプチュラ中将の考えるF-2後継機種は....F-3ではありません

デプチュラ中将の論点は極めて明確ですが、明確すぎて国産F-3の夢を捨てきれない人たちにはブーイングされそうですね。空軍力が確かに国防の第一線であるのですが、中国が日本に挑戦するとすれば航空機だけではないはずです。ミサイル、サイバー、工作員、海の民兵、など多様なはずで、論考はあくまでも航空機の分野に限られていることに要注意です。サイバーや宇宙も含めると航空自衛隊と言う名称が限界にきているのかもしれません。航空宇宙自衛隊JASSDFにしてはどうでしょうか。それはともかく、厄介な隣国である中国に対して日本がどうしても譲れないのは領土はともかく思想・表現の自由など基本的人権を尊重する仕組みの堅持であり、資本主義といいながら高度に社会を大事にするシステムを守ることではないでしょうか。 The Japanese Air Force Needs an Upgrade 航空自衛隊の戦力整備が必要 Faced with China’s increasing aggression, Japan must invest in fifth-generation fighter jets to deter Beijing’s expansion.中国の脅威増加に対応して日本は第5世代戦闘機を整備し中国の野望を抑えるべきだ BY DAVID A. DEPTULA | MARCH 18, 2019, 5:45 AM https://foreignpolicy.com/2019/03/18/the-japanese-air-force-needs-an-upgrade-f35-f22-china-fighter-jets-fifth-generation/ F-35A戦闘機モックアップを茨城県百里航空自衛隊基地で視察する安倍晋三首相。 Oct. 26, 2014. (KAZUHIRO NOGI/AFP/GETTY IMAGES) 日 本の安全保障を根本から揺るがしかねない決断にまもなく迫られる。運用中のF-2戦闘機の後継機種選定だ。日本にしのびよる脅威がある。中国だ。中国が太平洋全域で強気になる背景に軍事力増強の進展が早いこと、最新装備の配備があり、決断に誤りは許されない。 日本は充分な抑止力整備で脅威へ対抗すべきだが、同時に有事に勝利をお

東シナ海が今や最重要活動空域になった航空自衛隊の現状と展望をRANDが分析しています

米空軍の委託研究でRANDが航空自衛隊の現況に特化した形で南西諸島部分における中国航空活動の強化に対応している現状を分析し、今後の対応策を説明する報告書を昨年末に発表しました。以下そのダイジェストです。このブログをご覧の皆さんには周知の事実かもしれませんが、米国でも共通の認識をしてもらえるのは助かりますね。また日本の一般国民にも認知してもらいたい事実です。航空自衛隊には毎日大変な仕事ですが、ストレスに負けず精進していただき、国民も支援していきたいところです。 China's Military Activities in the East China Sea Implications for Japan's Air Self-Defense Force 東シナ海での中国軍事活動は航空自衛隊にどんな影響を与えているか by Edmund J. Burke, Timothy R. Heath, Jeffrey W. Hornung, Logan Ma, Lyle J. Morris, Michael S. Chase https://www.rand.org/pubs/research_reports/RR2574.html Related Topics: Air Defense, Aviation Maintenance, China, Fighter Aircraft, Japan, Military Strategy 長年に渡る日中間のライバル関係がここにきて激しさを増しているのは両国で国力の差が縮まってきたためだ。両国間のせめぎあいは政治・経済・安全保障の各分野に及ぶが尖閣諸島を巡る対立が焦点なのは間違いない。本報告書の著者は中国が日本周辺で海空戦力をどこまで増強しているか、特に尖閣諸島近辺での動きを分析した。また中国艦船航空機の動きに対する日本の対応も分析。結論として戦闘機の数的制約により航空自衛隊が中国航空活動に十分対応できていないことがわかった。中国が戦闘機数で優位にあるため、日本は現状を維持できなくなる。著者は提言として今後発生する課題への米国と日本による対応策の道筋を示した。 主な所見 中国と日本で日本近辺ので軍用機同士の遭遇が劇的に増えている。 .中国軍用機の尖閣宮古両諸島近辺での飛行が増えてお

★★航空自衛隊F-15新規改修の方向性が見えてきた

US government, Boeing to help Japan upgrade missile, electronic warfare capabilities for F-15 jets 米政府、ボーイングが日本のF-15改修を助け、ミサイル搭載本数、電子戦能力の向上をめざす By: Mike Yeo   https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/japan-aerospace/2018/11/30/us-government-boeing-to-help-japan-upgrade-missile-electronic-warfare-capabilities-for-f-15-jets/ ボーイングが発表したF-152040Cミサイル搭載本数増加版の想像図 (Courtesy of Boeing) 日 本がF-15イーグル戦闘機の改修を企画中で米国政府、 ボーイング の支援を想定と防衛省関係者が語った。 宇野 茂行(防衛政策局防衛政策課主席次長) は米国・ボーイングは海外軍事販売制度を使う想定で日本国内の防衛産業も加わるとDefense Newsに語った。 防衛省はでF-15J/DJのうち2機の改修予算を概算要求89百万ドルとしているが、これが今後の改修作業の原型となるのだろう。さらに386.7百万ドルを経常外予算で要求している。 改修で「新型電子戦装備で周辺国の能力向上に対応する」とある。また搭載ミサイルの本数を増やすねらいもあり、AGM-158共用空対地スタンドオフミサイル等のスタンドオフ兵器搭載も可能となる。 ボーイングは日本国際宇宙展でF-15高性能版の模型を展示した。現行F-15は最大8発搭載仕様だが、大幅に増える。 View image on Twitter Mike Yeo 杨启铭 @TheBaseLeg While Boeing has a model of the F-15 Advanced Eagle bristling with AIM-120 AMRAAMs 23 7:22 PM - Nov 28, 2018 See Mike Yeo 杨启铭's other Tweets Twitt

★★F-3開発はここまで来ている

Japanese acquisition officials reveal next steps in search for advanced fighter jet 関係者が明かした日本の次期高性能戦闘機開発の現況 By: Mike Yeo   https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/japan-aerospace/2018/11/30/japanese-acquisition-officials-reveal-next-steps-in-search-for-advanced-fighter-jet/ 次世代戦闘機は現行のF-2の後継機種となり2030年代中の投入を目指す。 (Kazuhiro Nogi/AFP) 日 本は高性能ジェット戦闘機技術の研究開発を続けているが、次世代戦闘機の調達を巡り不明確な状況の中で国内産業がどこまで関与できるか疑問も出ている。 期待される技術分野に、エンジン、推力偏向制御、ステルス形状、機内兵装の搭載投下があると防衛装備庁(ALTA)関係者が国際航空宇宙展の会場で語った。 新技術の一部は三菱X-2技術実証機に搭載され実際にテストされている。 その後日本は推力15トンのXF-9アフターバーナー付きターボファンエンジンの開発に取り組んでいる。停止状態からフル推力までの時間はX-2搭載のXF-5比で70パーセント短くなったとATLAは説明。 また高性能アクティブ電子スキャンアレイレーダーの開発に加え、機体構造で金属ファスナーを使わない製造技術の開発にも取り組んでいる。ともにX-2にも搭載されていたが開発は続いている。レーダーは試験設備内の確認後、F-2試験機に搭載される。 平成31年度概算要求で防衛省は194.6百万ドルで戦闘機の「ミッション装備統合研究、有人・無人機同時運用技術」を想定。2009年以来の戦闘機関連の研究は総額17億ドルにのぼり、三菱F-2開発時の10倍規模という。 次世代戦闘機はF-2に代わり2030年台中頃投入を目指すとALTAは説明している。 想定任務の一つに航空優勢の確保があり、今後登場する新技術を容易に搭載できること、海外承認なしに国内で改修維持できることも必要だ。国内産業がこうした業務を行うが「現

航空自衛隊>着々と進むF-35運用体制の整備

Japan prepares to stand up first F-35 operational unit 日本初のF-35第一線部隊が編成に近づく By: Mike Yeo    10 hours ago https://www.defensenews.com/digital-show-dailies/japan-aerospace/2018/11/28/japan-prepares-to-stand-up-first-f-35-operational-unit/ Lt. Col. Nakano, of the Japan Air Self-Defense Force, sits in the cockpit of an F-35 before departing on his first solo sortie at Luke Air Force Base, Ariz. (Tech. Sgt. Louis Vega Jr./U.S. Air Force) 日 本で初のF-35国内養成パイロット5名が誕生し、同機による初の運用部隊編成が順調に進んでいる。 国際航空宇宙展で ロッキード・マーティン のジョエル・マローンからDefense Newsに航空自衛隊がパイロットに加え支援人員の養成も続いていると紹介。 航空自衛隊への機材は臨時F-35飛行隊に配属されている。さらにパイロット5名養成が完了すると302飛行隊に移管されマクダネル・ダグラス/三菱のF-4J改ファントムIIに交代し、百里基地から三沢基地に2019年3月に移動する。 日本は当初はF-35パイロット養成を自国保有機材4機でアリゾナ州ルーク空軍基地で展開していた。ルーク基地で18ヶ月過ごした後の機材は三沢基地へ今年早々に戻っている。 日本はF-35Aの42機導入を進めているが、マローンは100機追加調達の記事については論評を避け「むしろ防衛省、航空自衛隊関係者の発表を待ってもらいたい」とDefense Newsに述べている。 報道では消息筋の話として日本の調達希望ではF-B短距離離陸垂直着陸型の導入が含まれているとある。 日本はいずも級ヘリコプター駆逐艦を改装してのF-35B運用の可能性を検討していた。防衛省の2018年4月発表では実施は可能としていた。ただしその目的や

☆航自向けE-2D>追加調達9機で13機体制へ

Japan to buy nine more E-2D aircraft from the United States 日本はE-2D9機を米国から追加調達する Kosuke Takahashi, Tokyo and Gabriel Dominguez, London - IHS Jane's Defence Weekly 12 October 2018 https://www.janes.com/article/83775/japan-to-buy-nine-more-e-2d-aircraft-from-the-united-states    米海軍のE-2D AEW&C機。日本は10月12日に既に導入決定の4機に加え9機の追加導入を発表した。Source: US Navy 日 本は ノースロップ・グラマン E-2D発展型ホークアイ空中早期警戒統制(AEW&C) 機の9機追加導入を決めたと岩屋防衛相が10月12日発表した。 「E-2C退役があと10年後と待ったなしとなり、厳しい安全保障環境を考慮すればE-2Dによる機材更新は絶対必要だ」と岩屋防衛相は記者会見で述べた。 同大臣によれば追加購入は防衛大綱と中期防衛計画の双方に盛り込まれる。ともに年末までに公表の見込みだ。 並行して米国防安全保障協力庁 (DSCA) が9月10日に日本からのAEW&C機材追加購入要望を米国務省が認可したと伝えていた。機材・装備購入価格は31.4億ドルとの見積もりがあり、機体、システムのほか訓練、支援等も含む。 その5日前に米国防総省(DoD)から日本が発注済みE-2D4機分の最終号機の導入契約を承認したとの発表もでていた。以前の購入契約は2015年2016年2018年で合計三機分が確定していた。 日本はE-2D調達にここまで9.5億ドルを投入し、初号機は航空自衛隊(JASDF)に2020年末までに納入の予定だ。■

★C-2のELINT改造機体が入間基地に飛来(6月26日)

C-2運用が始まったとたんに電子偵察機型が登場したのはISR機材の整備がそれだけ待ったなしということの裏返しでしょう。本ブログがかねてから主張しているISR機能の重要性がわかりますね。 Footage Of Japan’s New Kawasaki C-2 ELINT Variant Operating From Iruma Air Base Emerges C-2ELINT改装機が入間基地へ飛来 By David Cenciotti Jun 27 2018 - https://theaviationist.com/2018/06/27/footage-of-japans-new-kawasaki-c-2-elint-variant-operating-from-iruma-air-base-eme rge / 川 崎C-2電子偵察用改装機材「RC-2」の入間基地での運用をとらえた画像を入手した。 C-2戦術輸送機を原型とした同機では機首、尾翼上部に改装の他機体下部に各種アンテナがみられる。機体番号18-1202の同機が2018年2月から航空自衛隊 飛行開発実験団および川崎重工工場がある岐阜基地でタキシーテスト、飛行テストをしている様子が目撃されていた。C-2ELINT機は老朽化してきたYS-11EBと交代する 。 C-2 ELINT試験機18-1202. フェアリングが追加されていることがわかる。このスクリーンショットでは機体下部の各種アンテナは見えない。 (Modified screenshot from video below). 6月26日、「RC-2]が入間基地に飛来した。同基地にNAMC製YS-11EB電子偵察飛行隊が本拠を置く。 このC-2改装機の実態は不明だ。ELINT/COMINT(電子情報収集・通信情報収集)機材と思われるが遠距離で信号を集めデータを加工し分類し発信地点を把握して情報をその他機材へ提供共有する機能があるはずだ。各国のスパイ機同様だろう。 C-2ELINTに交代するのがNAMC製YS-1EBだ。(Credit: Toshi Aoki – JP Spotters ) 注目すべきは入間基地への初の移動がADS-B/Mode-Sトランスポンダーで追