Japanese acquisition officials reveal next steps in search for advanced fighter jet 関係者が明かした日本の次期高性能戦闘機開発の現況
次世代戦闘機は現行のF-2の後継機種となり2030年代中の投入を目指す。 (Kazuhiro Nogi/AFP)
日本は高性能ジェット戦闘機技術の研究開発を続けているが、次世代戦闘機の調達を巡り不明確な状況の中で国内産業がどこまで関与できるか疑問も出ている。
期待される技術分野に、エンジン、推力偏向制御、ステルス形状、機内兵装の搭載投下があると防衛装備庁(ALTA)関係者が国際航空宇宙展の会場で語った。
新技術の一部は三菱X-2技術実証機に搭載され実際にテストされている。
その後日本は推力15トンのXF-9アフターバーナー付きターボファンエンジンの開発に取り組んでいる。停止状態からフル推力までの時間はX-2搭載のXF-5比で70パーセント短くなったとATLAは説明。
また高性能アクティブ電子スキャンアレイレーダーの開発に加え、機体構造で金属ファスナーを使わない製造技術の開発にも取り組んでいる。ともにX-2にも搭載されていたが開発は続いている。レーダーは試験設備内の確認後、F-2試験機に搭載される。
平成31年度概算要求で防衛省は194.6百万ドルで戦闘機の「ミッション装備統合研究、有人・無人機同時運用技術」を想定。2009年以来の戦闘機関連の研究は総額17億ドルにのぼり、三菱F-2開発時の10倍規模という。
次世代戦闘機はF-2に代わり2030年台中頃投入を目指すとALTAは説明している。
想定任務の一つに航空優勢の確保があり、今後登場する新技術を容易に搭載できること、海外承認なしに国内で改修維持できることも必要だ。国内産業がこうした業務を行うが「現実的かつ負担可能な」費用とするねらいもある。
新型機の調達方法案は完全国内開発・生産案から国際分担方式あるいは「スピンオフ」と呼ぶ既存機種の発展形まで分かれる。
日本は英国と戦闘機開発関連情報の交換で合意している。ロイターはロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン両社が日本の情報要求に回答しており、前者は「F-22/F-35ハイブリッド」案を提出と伝えている。■
F-2後継機の基本的な技術の多くは既に手中にある。
返信削除ならば、国内開発案を最優先とすべき。他国のサポートは最小にする。
日本の戦闘機製造に最も欠けているものは、日本主体で様々な要素技術を組み合わせて飛行体を完成させることの技術と、その経験と自信ではなかろうか。これが無ければ、いつまで経っても一流の戦闘機はおろか、三流の戦闘機も難しい。
このためには、先ず一歩踏み出すことが重要で、完成機が目標に届かなくても良いと考える。その後の自主改良により目標を達成すればよい。
F-35やJ-20であっても、未だ完全に完成してはいないのだから、恐れることはなかろう。
共同開発は妨害されなければいいかな。妨害されないようにするには妨害すればアメリカに損になるように仕向けること。
返信削除たとえばアメリカも同一機種を採用するとかF15Eの後継に丁度いい。