Meet Patrick Shanahan, the former Boeing executive nicknamed 'Mr. Fix-It' who's replacing General James Mattis as Defense secretary
Áine Cain 18m
"He will be great!" Trump wrote in a tweet on Sunday. Pablo Martinez Monsivais/AP Images
- パトリック・シャナハン国防副長官がジェイムズ・マティス長官にかわり長官職を代行する。
- マティスの次席に任命された2017年の前はボーイング重役を務めてきた。
- ワシントン州出身でボーイング社内では「直し屋さん」として知らぬものがない。
パトリック・シャナハン副長官が長官代行として国防総省を指揮することになった。
マティスが長官職を退くのはドナルド・トランプ大統領がシリア撤兵を決定したためだ。辞意を伝える書簡でマティスは円滑な引き継ぎのため二ヶ月は長官として残りたいと記していた。
これに対しトランプはツイッターで日曜日に新人事を発表。シャナハンを高く評価し、「副長官として更に以前のボーイングでパトリックは数々の業績を残してきた。すごい仕事をやってくれるぞ」と記していた。
だがシャナハンとはどんな人物なのか。またワシントン州出身で三児の父の本人はどんな仕事をしてくれるのか。
そこで本人のこれまでの経過を見てみよう。
- 三人兄弟の長兄として1962年に生まれた。父マイケル・シャナハンは警察官でヴィエトナム戦に加わり青銅章を受けている。
Ted S. Warren, File/AP Images
Source: Senate Armed Services Committee, The Department of Defense
「成長の過程で戦争の理解は父やその親友から受けてきた」と本人は国防総省のウェブサイト上で記している。
Evan Vucci/AP Images
Source: The Department of Defense
上院における人事承認審査で父親から「自らより義務を優先」する考え方を叩き込まれたと述べた。- 国防副長官の執務室にシャナハンは父の写真を飾っていた。
Matthew Brown/AP Images
Source: The Department of Defense - ワシントン州に生まれたシャナハンはワシントン大学で機械工学の学位を得た。その後も同校と関係を保ち、2012年から理事も務めた。
- その後機械工学修士号とMBAをMITから受けた。
- 1986年にボーイングに入社、キャリアを歩き始めた。
- 同社でミサイル及び回転翼機事業を担当。
- 社内では「何でも直す人」として知らぬものがない存在になった。
- ニューヨーク・タイムズはトラブル続きだったボーイング787の解決に本人が一役買ったと伝えている。
Ted S. Warren/AP Images
- その後、同社でサプライチェーン担当の副社長に昇格。
- 政治献金は二大政党に公平に振り向け、1990年から2016年にかけて共和党や保守勢力に6,250ドルを民主党やリベラル勢力に5,000ドルを献金している。ただトランプには一切献金していない。
- トランプは次期エアフォースワン案件でボーイングと口論になったが、半年後にシャナハンを国防副長官に任命した。2017年3月16日のことだった。
- ただ任命承認の手続きはスムーズではなかった。上院審査では故ジョン・マケイン軍事委員会委員長からロシアと対立するウクライナの支援に関する質問をはぐらかしたとして追求を受けた。
- だが結局92対7で人事案は承認された。2017年7月18日のことだった。
- シャナハンはペンタゴンとの共同作業体制の確立でマティスの業績を評価。「長官が重要点を整理し、自分は技術者として実現させるのが仕事」と国防総省のウェブサイトで述べていた。
- 本人はペンタゴン勤務の「実務面」ではいちいち恐れを感じることはないとしながら、「結果が違いを生む。ここの仕事で間違いをすれば結果は悲惨だ」と同上ウェブサイトに書いている。
- また国防総省の力量を「素晴らしい」と評価する。シャナハンは2019年1月1日付で長官職につく。
Manuel Balce Ceneta, file/AP Images
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