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韓国で何が起こっているのか

韓国では大統領弾劾であたかも勝利だと自画自賛していますが、すぐ隣に史上最悪の国家体制があるのに当事者意識はあるのでしょうか。仮に北朝鮮を攻撃するとしたら次期大統領が当選する前と言われていますね。5月連休が最後のタイミングでしょうか。北朝鮮が崩壊したとしても核技術を韓国が引き継げばまたややこしくなります。本当に日本の周りには面倒な隣人が多いと思い知らされますね。ここは「国民感情」は別にして地政学的に日韓の実務軍事部門がどれだけ連携できるかが大切ですね。 Korea on the Brink 崖っぷちの韓国 Analysis: President Park's spectacular fall means nothing good for U.        t BY: Aaron MacLean March 17, 2017 4:56 am http://freebeacon.com/national-security/korea-on-the-brink/ 今や前大統領となった朴槿恵が権力の座からの追放される様子は海外は驚きを持って見ていた。昨年秋の当初の報道は雪だるまのように拡大し、世代を巻き込んで政治危機になった。親友で「心霊助言者」の崔順実の娘が著名女子大に政治圧力により入学した。「乗馬奨学金」が成績が低いこの娘のため特設され、同大学生が抗議の声を上げたのは驚くべきことではなかった。 公明正大な姿勢を目指す政府、大学当局にとってこの状況は望ましいはずがないが、他国でも特権層に甘いのは見られる出来事だ。だが話はそこで終わらなかった。崔は心霊顧問として(批判派は「カルト指導者」とか「ラスプーチン」と呼ぶ)実業界大物に働きかけ大統領に近いことを逆手に広範かつ巧妙に利益を手にしていた。大統領への影響度を測る尺度として大統領演説原稿には崔の校正が入っていたと韓国報道が伝えている。 朴前大統領弁護団はすべて大統領の知らぬところでの話として弁護に当たっている。ソウルに集まった大群衆は街路を埋め、朴の支持率はどんどん下がった。昨年12月に弾劾され、先週金曜日に裁判所が弾劾措置を支持したため、朴は大統領官邸を離れた。検察が本人を尋問するとみられる。大統領選挙は5月9日に実施される。 ただし朴は今回の事件発覚前でも国民の

北朝鮮対策を中国に頼むために米国の譲歩はやむを得ないのか 

この論文を書いた方はひどく頭の良い方のようで論調はきわめて冷徹で日本には考えたくない可能性にも触れていますので、普段から主張が日本第一の方は以下お読みになっても当方は責任を負いかねます。ただ、読んでいてあまり地政学がわかっていない方だな、中国に宥和的だなと感じ一方、取引の材料があれば中国が動くと見るところは甘いなと感じたことはご報告しておきます。こうしてみると本当に北朝鮮が厄介な存在だとわかります。韓国も米国から見れば価値観を共有できない国なのでしょうか。 How the U.S. Can Win Over China and Silence North Korea Ted Galen Carpenter February 17, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-skeptics/how-the-us-can-win-over-china-silence-north-korea-19485 北朝鮮が弾道ミサイルテスト実施に踏み切ったことで米国には改めて中国に平壌に圧力をかけさせ挑発行為を防止する期待が高まっている。米政界・政策立案部門には経済制裁他各国が一致すべき措置に中国がおよび腰なのに不満と怒りが高まっている。 その裏には中国が北朝鮮に多大な影響力を有しており、同国こそ平壌に言うことを聞かせられる唯一の国との考えがある。ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、トム・フリードマンは中国が北朝鮮に断固たる意向を一回示せば同国の望ましくない行動はただちに止まるはずだと述べている。 中国が北朝鮮に最も影響力を有するのは疑う余地はないし、北朝鮮向け食料エネルギー供給の大部分は中国が提供している。供給ストップや減産すれば北朝鮮はただちに混乱する。 ただし米側は中国の影響力を過大評価しがちで、中国が抜本的対策を取らないと実現しない。また実施すれば中国にもリスクが増える。北朝鮮が不安定となれば、大量の難民が中国との国境に向かい、韓国へも殺到するだろう。もっと悪い可能性は自暴自棄になった北朝鮮指導部が軍事冒険主義に出ることで、これは各国が防ぎたいと考えるシナリオだ。 北京にもハイリスク戦略の選択は魅力あるものと映るだろうが、米政府関係者や有力指導者は中国に断固たる措置を期待している。だが米

★北朝鮮がICBMを完成する前に先制攻撃を実施すべきか

北朝鮮の思考は大戦中のわが国の国体護持と同一で、案外もろいものかもしれませんが、核兵器整備まで進むのはあらゆる国とって容認できるものではなく、イランと並んで頭の痛い問題でしょう。先制攻撃構想は単純な思考でしょうが、魅力があることも事実です。トランプ大統領がどう判断をするのかが見ものです。 Should Washington Strike North Korea's Dangerous ICBMs Before It's Too Late? Daniel R. DePetris January 7, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-skeptics/should-washington-strike-north-koreas-dangerous-icbms-before-18975 こんな仮定はどうだろう。北朝鮮の独裁者金正恩が朝鮮中央通信を通じいつもの調子で米国がいかに邪悪で嘘まみれかを罵詈雑言とりまぜて演説。20分後、初のICBM発射実験が最終段階に入ったと宣言し予定は一週間後と述べる。演説を受け米情報機関は北朝鮮がICBMを太平洋に向け発射するのは確実と評価。米政府は発射を食い止める唯一の手段は米軍による攻撃と判断し、二日後に米空軍、海軍に実行命令が下る。 まるでハリウッドのサスペンス映画だが、ワシントンの外交専門家の間では北朝鮮が近隣諸国はおろか西海岸なまでと脅威を及ぼすのを防ぐには米国・国際社会には武力行使しか選択肢がないとの見方が強まっている。リンゼイ・グラハム上院議員もその一人で、上院軍事委員会の昨年12月の公聴会で軍事力行使の権限を大統領に与え北朝鮮のICBM完成を阻止するため先制攻撃も必要だ陳述している。 共和党院内総務ミッチ・マッコネルは黙殺するだろうが、共和党が正式に審議に持ち込めば、民主党上院議員は成立阻止に動くだろう。北朝鮮への先制攻撃は止めどもない被害を生じさせ、百万の兵を有する北朝鮮との全面軍事対決になる予想もあり、金の権力基盤を揺るがすだけに終わらない。 米軍が先制攻撃した際に金がどう対応するかが予測できないが北朝鮮による報復攻撃の与える損害の大きさは容易に想像できる。グラハム上院議員は失念しているかもしれないが

ヘッドラインニュース12月15日(木)

12月15日のヘッドライン 筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。 イスラエル向けF-35初号機が到着 イスラエル仕様のF-35はi 型、愛称アディール(荒鷲)。12月12日、ネヴァティム空軍基地に二機が着陸した。式典にはネタニヤフ首相、リヴィリン大統領、リーバーマン国防相等の他、カーター国防長官、シャピロ米大使も参加。作戦可能となるのは2017年12月予定。 http://www.iaf.org.il/4451-48791-en/IAF.aspx 韓国空軍が新型巡航ミサイルを受領 ドイツ製タウルスミサイルは射程500キロ。40発が大邸基地に到着した。韓国空軍はF-15Kに搭載して運用する。さらに来年170発を導入し、韓国はスタンドオフで北朝鮮指導部を標的とした攻撃を構想している。 http://world.kbs.co.kr/english/news/news_Po_detail.htm?lang=e&id=Po&No=123876&current_page= F-35関連トランプ発言で航空宇宙産業が動揺 大きすぎてつぶせない、として予算超過性能不足、納期遅れなどものともしないF-35事業だがトランプ次期大統領が直接批判したことで業界に少なからず影響が生まれている。大部分はトランプといえども事業縮小,中止は不可能としているが、一部ですでに「考えられない」可能性を検討する動きも出ている。一つの主張は米空軍戦闘機を拡充すべきときにF-35導入を遅らせたり、中止するのは考えられないというもの。ここに来て各サイトで議論が盛り上がっている。 航空機搭載レーザーの実用化が加速か 米空軍はレーザー兵器運用は2023年に開始する計画で2021年に実証実験を行う。出力は今後100キロワット級に増え、照準、誘導方式でも相当の革新を見込む。有人機、無人機に搭載し、航空機、無人機、舟艇、地上部隊を攻撃対象とする構想だ。 http://www.scout.com/military/warrior/story/1666650-air-force-moves-closer-to-laser-armed-jets A4

ヘッドラインニュース 12月9日

12月9日のヘッドライン 筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。 韓国議会がF-35価格上昇に疑問を呈す 韓国国防部が提示した機体価格2割上昇を拒絶した。一方でF-16関連では提出案より予算増を認可している。韓国向けF-35の引き渡しは当初より遅れている。次年度国防予算は40.3兆ウォン(345億ドル)となる。 http://aviationweek.com/defense/s-korean-parliament-refuses-hike-f-35-budget トランプ大統領を待ち受ける国防上の難題 米国防予算は10年間5000億ドルの削減を予算管理法で求められているが、トランプは選挙運動中、強制削減の撤廃、軍備の大幅拡張を公約していた。これには共和党内部でも実現は難しいとの声が上がっている。 http://breakingdefense.com/2016/12/trouble-for-trump-fixing-sequester-dod-budget-may-be-a-bloodbath/ 国防総省は1,250億ドルを無駄遣いしていたのか ワシントン・ポスト記事でホワイトハウスも対応を迫れているが、もともと2015年1月にDefesen Newsが報じていたもの。業務維持管理予算として省共通(870億ドル)、航空機(588億ドル)、陸上部隊(487億ドル)等が計上されていた。 http://www.defensenews.com/articles/dod-allegedly-hid-evidence-of-125b-in-wasted-funds 米国はアフガニスタン軍向けMi-17ヘリをロシアから購入 購入は終わったが、ロシア製ヘリの保守管理予算をどう捻出するかが問題だ。ブラックホーク、カイユース両米製ヘリへの移行までの前提だったがアフガン軍は大型ミルヘリコプターを多用している。ただしロシア製機体の購入には怪しげなクレムリン関連企業が絡んでいる。 http://www.defensetech.org/2016/12/06/mi-17-rusisan-flying-afghanistan/ 中国 新型

★歴史のIFシリーズ① 朝鮮戦争で原爆投下が行われていたら?

韓国が政情不安定になっていますが、60数年前には文字通り存亡の危機に会ったのですね。その際に原爆で戦局を打開していたらどうなっていたのか、という考察です。ところで朝鮮戦争の相手は日本だったと信じる若い世代が韓国に存在すること自体に疑問を感じますが。 We go to war so you don’t have to A Climax Event nuclear blast at the Nevada Proving Ground on June 4, 1953. Whew — Let’s Be Glad the United States Didn’t Go Nuclear During the Korean War Gen. Douglas MacArthur’s push to direct an atomic onslaught at China would have ended terribly by ROBERT FARLEY https://warisboring.com/whew-lets-be-glad-the-united-states-didn-t-go-nuclear-during-the-korean-war-2835a1bc44bb 1950年のこと、鴨緑江から中国軍が来襲し米軍部隊の戦線が崩壊しかけダグラス・マーカーサー大将は中国へ戦略爆撃を要請した。これを聞いた関係者は原爆投下も予期した。当時原爆を保有していたのは米国だけで「一方的な優位性」があった。 アメリカの原爆保有数と戦略爆撃機はソ連に対するアメリカの優位性の証だった。 これに対しソ連赤軍には戦闘経験を重ねた膨大な兵力があり、東欧から短時間で西側に侵攻できた。当時はソ連本国を原爆で壊滅する能力があってこそソ連侵攻を食い止められると考えられていた。またモスクワが朝鮮半島の戦闘を裏で画策していたと信じる向きが多数だった。 ではなぜ米国は朝鮮戦争で原爆を使わなかったのか。使っていればどうなっただろうか。 実際の戦況 朝鮮戦争で1950年に重要局面が3つあった。まず6月に北朝鮮が38度線を超え全面侵攻を開始し、以後数年間続く戦乱の諸端となった。9月に米軍がインチョン上陸作戦をすると北朝鮮は攻勢を終え以後守勢に回る。だが10月

ヘッドライン11月25日 カナダがホーネットつなぎ導入へ他

11月25日のヘッドライン 筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。 カナダが新造ホーネット18機導入を検討中 運用中のCF-18につなぎとしてスーパーホーネットを導入すると、ロッキード・マーティンには痛手となる。トリュドー首相はF-35導入はしないと断言している。CF-18は高機齡となり機数も減衰しており、戦闘機勢力のテコ入れは必至の状態。ロッキードはカナダがF-35導入しない場合、同国産業界向け発注を他に振る向けると牽制する姿勢を示している。 http://www.defensenews.com/articles/canada-announces-plan-to-buy-18-super-hornets-start-fighter-competition-in-2017 イオン嵐とGPS アフリカから南アフリカ上空の低軌道周回衛星ガイオン層の乱れを受けてGPS信号が受信できなくなる現象をヨーロッパ宇宙機関が発見した。イオン層は太陽光により自由電子が分散し、イオン物質が入らないバブルが混じることで「嵐」の状態になる。 http://www.defensenews.com/articles/blame-the-ionosphere-for-gps-blackouts イリジウムが新世代軍事通信手段を提供 イリジウムは国防総省から新規契約を交付され、軍事通信分野の近代化を支援することと鳴った。同社はこれまでもペンタゴンとの契約実績があり、保安回線通信手段を提供している。 https://defensesystems.com/articles/2016/11/22/satellite.aspx 海自徳島基地でフィリピン海軍向け飛行訓練実施へ 海上自衛隊徳島基地でフィリピン海軍パイロット2名が機種転換訓練を受ける。海自練習機TC-90の供与に伴う訓練で来年3月に終了する。合計6名のパイロットを養成する http://www.news24.jp/nnn/news8674303.html 北朝鮮は韓国に勝てない 国内で混乱が続く韓国だが、本当に北朝鮮に対して劣勢なのか。韓米両国に韓国の脆弱性を強調する傾

北朝鮮の動きに韓国は核武装に進むのか、目が離せない朝鮮半島情勢にもっと敏感になるべき日本

韓国がいろいろな意味で危険な状況に入りつつあります。さんざん嫌な目にあった日本ですが、今こそ安全保障の観点から韓国、朝鮮半島を注視し積極的に関与していくべきです。世界でここまで危険に溢れた地域の近隣に位置する日本は不幸とは言え、避けることのできない事情です。それにしてもオバマ政権が非核化を訴えた結果、歴史上まれに見る失態を北朝鮮で発生させ、しかも何もしないまま退陣するとすれば言うことばがありません。8年間が空転したと言われても仕方ありません。トランプ候補が日本、韓国の核武装を口にしてその時点では騒ぎとなりましたが、結果としてタブーではなくなりつつあるのは面白い事実です。偏見でしょうか。 Why North Korea's September Nuclear Test Is Different Pyongyang may have completed its long and tumultuous path to nuclear missile development. Alexander Kim October 23, 2016 http://nationalinterest.org/feature/why-north-koreas-september-nuclear-test-different-18153 それはあっけない展開で北朝鮮が核爆弾を点火し、米国がより強硬な制裁を求める。何度も繰り返される応酬には「緊急ニュース」と呼べるのか疑問が生まれているだろう。 だが今回は事情が異なる。北朝鮮の最新の核実験は9月9日で広島型原爆を上回る威力と伝えられている。また同国の国営通信の発表では核兵器小型化に成功しミサイル搭載が可能となったとしている。真実ならば北朝鮮の核ミサイル配備に道が開けたことになる。 さらに事態を悪化させるのが北朝鮮の核実験には別の憂慮すべき挑発行為が先行していたことだ。8月24日に同国は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験に成功し、飛翔性能1,000キロを実証したことで韓国、日本、及び域内米軍基地が射程に入る。さらに9月5日には新型地上発射式弾道ミサイル(GBLM)三発を日本海に向け発射している。うち少なくなとも一発はミサイル防衛を突破できる技術があり、韓国に配備予定の終末段

★韓国が空中早期警戒機を2機追加調達する

稼働状況が悪く部品取りになっている機体があるとの報道もありましたが現状はどうなんでしょう。韓国には日本の防衛上もしっかりしてもらいたいところなので記事が言うような常時警戒態勢が実現すればそれはそれで良いニュースですね。逆に言えばやはり現状では常時監視はしていないということになります。 Posted : 2016-10-09 09:53 Updated : 2016-10-09 10:02 S. Korean Air Force to acquire 2 more Peace Eye AEW&Cs https://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2016/10/205_215655.html Wikipedia commons 韓国空軍はピースアイ空中早期警戒統制機 (AEW&C)を2機追加調達すると韓国政府筋が9日述べた。 E-737は6機になり韓国空軍の状況認識能力が向上し、情報収集と空軍機の統制機能が引き上げられる。同様の機材を保有しない北朝鮮へ抑止力となる。 また防空識別圏の監視能力も向上し北東アジアの空で安全保障問題が深刻化する中で意味がある。 「以前からAEW&C機材の拡張案はあったが、今回は『確認』されて長期調達案の一部となった」と政府筋は匿名を条件に話してくれた。 同筋は調達の予定期限に触れなかったが長期案とは通常5年を指し、予算手当をしている。 今回の動きは南北間の緊張が高まっている中で北朝鮮が第五回目の核実験に9月9日踏切り韓国・米国への先制攻撃を警告しているでのこと。 E-737増強で韓国は常時空中待機が可能となる。 韓国へのピースアイ初号機引き渡しは2011年9月のことで、翌年までに四機が供用されていた。 各機はLバンド多用途電子スキャンアレイレーダーを機体上部フィンに搭載し360度全周で最大1,000機の航空機を監視する他、海上捜索も可能。ボーイング737旅客機を改造した同機は10時間まで滞空可能で特に低空飛行中の機体の探知に有効だ。韓国空域へ低空で侵入し朝鮮半島の山地地形を利用した侵攻が危惧されている。 E-737は韓国の他にオーストラリアとトルコでも供用

B-1Bにちょっかいを出すと痛い目にあうぞ 北朝鮮を睨むランサーの韓国臨時派遣飛行

なるほどB-1Bでも中国、ロシアへの侵攻は不可能になっているわけですか。でも北朝鮮なら可能なのですね。そうなれば北朝鮮もグアムを狙ってくるはずで、グアムのミサイル防衛はどうなっていましたかね。 We go to war so you don’t have to 韓国オサン基地上空を飛行する B-1B ランサー。Sept. 21, 2016. U.S. Air Force photo It’s Still a Bad Idea to Mess With the B-1B Bomber The Lancer shows off near North Korea by DAVE MAJUMDAR https://warisboring.com/its-still-a-bad-idea-to-mess-with-the-b-1b-bomber-1d9dadb7923b#.eho9lwpw6 ロックウェル・インターナショナルB-1Bランサー戦略爆撃機一機がオサン空軍基地(韓国)に着陸した。ペンタゴンは同機の臨時派遣は韓国防衛の意思を核をちらつかせる北朝鮮に示すものだ。 「米韓のつながりは鉄並に堅く、北朝鮮の強硬な態度が出てもコミットメントが揺らぐことはありません」とトーマス・バーゲソン中将(第7空軍司令官)は語る。 B-1Bはグアムのアンダーセン基地から9月21日、北朝鮮が新型潜水艦発射ミサイルのテストに成功したあと韓国に飛来した。 B-1B一機が9月13日に韓国上空を飛行したが着陸はしていない。 韓国空軍作戦司令官リー・ワン・クエン中将は「韓半島は深刻な安全保障上の危機状態にあり、その原因は北朝鮮が五回目の核実験、SLBM発射、弾道ミサイル発射で、国際社会の懸念を招いている」との声明を発表している。「韓米空軍部隊は状況の変化を意識し密接に情報交換し運用能力を高めている。敵が再度挑発してくれば合同空軍部隊は迅速に対応し、敵の戦闘意欲と能力を排除する」 北朝鮮との国境線付近を韓国空軍F-15Kスラムイーグル二機編隊と飛行するB-1B Sept. 21, 2016. South Korean air force photo B-1Aは1970年代に高高度をマッハ2で飛行する戦略核爆撃機として構想された。しかし当時