12月9日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
韓国議会がF-35価格上昇に疑問を呈す
韓国国防部が提示した機体価格2割上昇を拒絶した。一方でF-16関連では提出案より予算増を認可している。韓国向けF-35の引き渡しは当初より遅れている。次年度国防予算は40.3兆ウォン(345億ドル)となる。
トランプ大統領を待ち受ける国防上の難題
米国防予算は10年間5000億ドルの削減を予算管理法で求められているが、トランプは選挙運動中、強制削減の撤廃、軍備の大幅拡張を公約していた。これには共和党内部でも実現は難しいとの声が上がっている。
http://breakingdefense.com/2016/12/trouble-for-trump-fixing-sequester-dod-budget-may-be-a-bloodbath/
国防総省は1,250億ドルを無駄遣いしていたのか
ワシントン・ポスト記事でホワイトハウスも対応を迫れているが、もともと2015年1月にDefesen Newsが報じていたもの。業務維持管理予算として省共通(870億ドル)、航空機(588億ドル)、陸上部隊(487億ドル)等が計上されていた。
米国はアフガニスタン軍向けMi-17ヘリをロシアから購入
購入は終わったが、ロシア製ヘリの保守管理予算をどう捻出するかが問題だ。ブラックホーク、カイユース両米製ヘリへの移行までの前提だったがアフガン軍は大型ミルヘリコプターを多用している。ただしロシア製機体の購入には怪しげなクレムリン関連企業が絡んでいる。
中国 新型対潜ミサイルが開発中か 
中国CCTV映像からのキャプチャーは不鮮明だが、空気取り入れ口があり、ターボジェットあるいはターボファンで発射後に飛翔するようだ。米アスロックと同様に潜水艦ソナー探知により目標近くで魚雷を投下する機能があると思われる。中国は軽量魚雷Yu-7を使用しており、40ノットの速度を確保しているとされる。
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