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★主張 真珠湾攻撃から75年で日本は破壊者から世界秩序の守護者に変容した



12月7日我真珠湾攻撃75周年であり、いろいろな考察が米国から出てきていますが、日本への視点も多様なようです。安倍首相の動きはともかく、ヴィエンチャン・ヴィジョンがなぜ日本国内で黙殺されているのか不思議ですね。著者の近刊End of Asian Centuryはどんな要旨なのか、興味を惹かれます。

The National Interest


75 Years after Pearl Harbor, Japan Is a Key Defender of Global Stability

Japan Maritime Self-Defense Force helicopter destroyer JS Kurama performs maneuvers during integrated maritime exercise Koa Kai. Wikimedia Commons/U.S. Navy
How Japan became a key force for order, not disorder.
December 6, 2016

75年前の今日、日本は西側諸国に奇襲攻撃を加え、太平洋での戦いの幕を切り帝国軍による戦争犯罪は四年度の広島、長崎への原爆投下で終焉を迎えた。米国では日曜日早朝の出来事として語り継がれる真珠湾攻撃で日本軍が狙ったのは欧米を東南アジアから一層し石油等資源禁輸を反故にすることで国力衰亡を食い止めることだった。同日中に香港、マラヤ、フィリピン、シンガポールは海空からの攻撃を受け翌1月にその他東南アジアも侵攻し、力の均衡を破り、日本主導の新しい地域内秩序が生まれた。
  1. 安倍晋三首相が12月後半に真珠湾を訪問しバラク・オバマ大統領に合流すると発表され、屈辱の日の歴史が閉じることになる。さらに11月には稲田朋美防衛相が日本-ASEAN間で初の防衛構想を立ち上げた。「ヴィエンチャン・ヴィジョン」として第二回日本ASEAN防衛相会談で発表されている。海洋安全保障と国際法支配をアジアで強化する目的で安倍首相は日本を戦後体制の守り手として位置づけようとしているのは、1941年の同国とはまさしく反対だ。
  2. 敗戦の灰燼と世界から受けた屈辱から始まった日本の戦後史は恩恵を多大に受けつつ貢献も果たしてきた自由な世界体制は米国はじめとする連合国の勝利の結果だ。1945年から1952年までの占領期の日本は部分的にせよ占領国を模範とし、戦時関係者を追放し、独占資本体制を解体していたが、1950年の朝鮮戦争勃発でこの動きが止まった。日本は米国の世界規模での政治軍事上のプレゼンスに不可欠な存在になった。
  3. 米国による占領後10年間は軍事力をほぼ放棄してきた日本は世界に例がない存在で、米国が起草した1946年憲法の有名な第九条がこの象徴として戦争を永遠に放棄するとしている。当時の吉田茂首相以後の総理大臣は日本防衛は米国任せとし、代わりに産業復興と市場確保に全力を費やしてきた。1964年に東京はオリンピック競技を開催し、戦後復興とともに世界最速の経済成長を見せつけた。その後、日本は世界第二位の経済規模となり、家電製品からジャストインタイムの在庫のしくみまで常識を書き換えた。国民の生活水準は世界最高の水準まで向上し、日本の美意識は自動車からインテリアまで影響を与えた。
  4. それでも日本は経済規模に見合った政治的影響力、軍事力をともに整備せず超大国をめざさなかった。憲法上の制約から平和国家となり大きな国際責任で経済発展が阻害されることを防ぐ日本は世界の中で閉じこもった観があった。1990年代に経済成長が止まると日本の対外影響力も同様に衰え、同時に中国が日本の経済規模を上回り、米国に真っ向から挑戦する国として登場した。
  5. 今日の日本は経済でも軍事力でも中国の後塵を拝するが、安倍首相は大胆に自国をアジア政治面で表舞台に立たせようとしている。このため従来は実施できなかった軍事協力活動を対外展開し、防衛予算を増額し、米国との同盟関係を深化させている。さらに防衛装備品を東南アジア諸国へ供与し始めた。インドとの関係を強化し、南シナ海での日本のプレゼンスを強め、今度はASEANとの防衛協力体制を立ち上げたのだ。
  6. 安倍首相の動きは国内外で問題視されている。特に中国はこれを自国による域内覇権への挑戦と受け止めている。だが安倍首相がひるむことなく目指すものは戦後自由国際秩序の強化であり、日本はいかなる国よりもこの恩恵を受けてきたとし、ロシア、ISIS、イラン、北朝鮮、中国が突きつける課題に対応しようとしている。歴代の前任者が過去の戦争の謝罪にとどまっていたのを先に進めることで日本を世界安定の守り手として位置づけようとしているのであり、70有余年前に世界を破壊する方向で動いたのとは真逆の姿勢なのだ。■
Michael Auslin, a resident scholar at the American Enterprise Institute, is the author of The End of the Asian Century, which will be released in January.
Image: Japan Maritime Self-Defense Force helicopter destroyer JS Kuramaperforms maneuvers during integrated maritime exercise Koa Kai. Wikimedia Commons/U.S. Navy



コメント

匿名 さんのコメント…
日本は破壊者とは、パヨクの方ですか。
もっと、歴史勉強した方がいいですよ。日本人より

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