12月5日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
A-10対F-35のCAS効果比較実証を求める米議会
総額6187億ドルの2017年度国防予算案の一環で浮上した動きでA-10の実効性が明らかになれば同機の温存をかねてから主張している一派は有利となる。その結果、米空軍はA-10退役案を当面棚上げする可能性もある。
ベルと富士重工がUH-X開発から民生型投入も期待
ベル412を自衛隊向けUH-Xとして改修する案から機体重量が増えて民生向け派生型も生まれそうだ。ベルと富士重工は別個に民生型を生産することになりそうだ。
初の電子戦総合戦略をペンタゴンが作成
電子戦での優位性を再度確立することが急務な中、初めて電子戦関連の総合戦略構想がまとまり、カーター国防長官の承認をまっている。完成すれば実施案、ロードマップ除き公表される見通し。新技術の積極的導入が柱となる。また2018年度予算ではEW関連が大幅に増額される。具体的予算規模は2月以降明らかになる。
北朝鮮への先制攻撃が必要
シャープ退役陸軍大将(前駐韓米軍司令官)は北朝鮮への先制攻撃をトランプ政権は検討すべきと主張。これは北朝鮮が米国を狙う長距離ミサイル開発に完成する前に手を打つべきとの主張で、外交やミサイル防衛では不十分との考えを反映するもの。CSIS主催のパネル討論で発言した。国連安保理は討論の前日に北向け制裁策の強化を採択している。
テキサスではロシア軍装備も買える
クリスマス商戦がはじまっているが、ロシア製Mi-24ヘリコプターガンシップやSu-25フロッグフット対地攻撃機をお求めの向きはテキサス州にあるレッドフィッシュ・トレーディングhttp://www.redfishtradingcompany.com/ で購入可能。いずれも米国務省による許認可を受けてぬ入可能だという。その他対戦車ミサイル9М17P FALANGA ATGMが500発在庫あるとのことなので検討されてはいかが。
いつもご投稿楽しみにしております。
返信削除ヘッドラインも十分興味深く、「テキサスではロシア軍装備も買える」を取り上げていただきありがとうございました。
M.K