12月16日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
オーストラリア:F-22を来年配備
ハリス米太平洋軍司令官がオーストラリアで明らかにした。米豪の空軍兵力協力事業の一環で2017年ティンダル基地に飛来する。北部ダーウィンには米海兵隊が六ヶ月の期限付きでローテーション配備されている。
フィリピン:日本貸与のTC-90初号機は来年早々に現地到着
5機がフィリピンに年28千ドルの賃貸料で提供される。2月から3月に第一陣がフィリピン海軍基地に到着する。パイロットは日本で訓練中で、機材は一部装備を取り外し引き渡される。
中国:南シナ海の要塞化
中国が大型対空火砲の他、近接防御装備CIWSをスプラトリー諸島で構築した人工島に設置した。米シンクタンクAsia Maritime Transparency Initiative (AMTI)が発表。フィアリークロス、ミスチーフ、スビで工事が6月-7月から始まっている。工事が進展して局地防衛用の陣地と判明した。
日本:次期国産戦闘機F-Xは大型機材になる
各種情報を総合すると日本が構想中の国産戦闘機はかなり大型でF-22を上回る大きさになるようだ。装備搭載量、飛行距離を勘案して大型機体案が出ている。
ボーイング:NATO向けE-3改修1号機引き渡し
NATOが運用するE-3AWACS14機の改修事業で初号機が12月13日に引き渡された。改修でglobal air traffic management (GATM) 準拠の機体となり民間航空との安全運行が実現する。操縦席周りは1970年代の計器がグラスコックピットになった。
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