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★WC-135スニファーも沖縄に移動済み 着々と体制を整える日米

Americans deploy nuclear sniffer plane to Okinawa Japan, US forces prepare for possible North Korean test April 12, 2017 12:35 am JST http://asia.nikkei.com/Spotlight/Pyongyang-provocation/Americans-deploy-nuclear-sniffer-plane-to-Okinawa オファット空軍基地に着陸するコンスタント・フェニックス U.S. Air Force picture, 2009 TOKYO -- 日米が北朝鮮への防御体制を固める中で金正恩政権の核兵器実験に備え、特殊観測機が沖縄に展開中と日本政府高官が述べた。 米空軍WC-135コンスタント・フェニックスは核爆発で大気中に漏れた放射性物質を微量でも探知できる。同機は嘉手納空軍基地に今月始めに移動してきたと同高官は述べた。航空自衛隊も独自の監視情報収集活動を強化している。. USSカール・ヴィンソン中心とする空母打撃群が朝鮮半島近海に向け移動中で、日本もイージス搭載艦船を待機させ、北朝鮮のミサイル発射に備えている。自衛隊への昨年8月破壊命令はまだ有効であり、迎撃に常時備えていると日本政府は説明。 北朝鮮が新たな挑発に出る前に兆候をつかもうと同盟各国は情報を共有中だ。次の日曜日は北朝鮮の開祖金日成の生誕105年にあたり、4月25日が朝鮮人民軍創設85周年になる。この2つの日に北朝鮮が核実験またはミサイル発射の可能性がある。■

★グローバルホーク5機がグアムから横田へ「臨時配備」、真意は?

果たして公式説明にあるような天候条件だけが理由なのでしょうか。背景にはISRを戦略的に行う必要があるとの判断があるのでは。一部の国内勢力は見慣れない無人機を危険だとして反対の声を上げるのでしょうか。あれだけ国会を舞台に騒いでいた人たちが国際情勢の急展開についていけず沈黙しているのは実におかしなことです 。 Guam-based surveillance drones, 105-member crew to relocate  グアム配備の無人偵察機部隊が支援要員とともに運行基地を移動 Daily Post Staff Apr 11, 2017 Updated 12 hrs ago https://www.postguam.com/news/local/guam-based-surveillance-drones%E2%80%93member-crew-to-relocate/article_7b975c60-1db1-11e7-aa8d-af2a28116b91.html アンダーセン基地所属のRQ-4グローバルホークが三沢基地で曳航されている。2014年5月撮影。一時的に同機は三沢基地に派遣されたのはグアムの夏季悪天候が理由とされた。 Staff Sgt. Tong Duong/U.S. Air Force グアム配備のRQ-4グローバルホーク5機が105名の運用支援要員とに一時的に横田基地に移動する。 臨時措置は5月から10月の予定でグアムの悪天候が理由と空軍司令部は4月8日発表している。 グローバルホークの夏季運行は台風などで著しく制約を受けていると空軍は述べている。ただし、グアムに壊滅的被害をもたらすような大型台風はこの数年間上陸していない。 グローバルホークの一時移動は同時に「日本の安全保障並びに域内の安定に対する我が国の姿勢の現れ」とも述べている。 2014年にも同様の事情でグアムから一時的に三沢基地に移動させたことがある。■

★★★F/A-18E/FブロックIIIは何が「スーパー」なのか

Boeing Wants to Build a ‘Super’ F/A-18E/F Super Hornet ボーイングがめざすF/A-18E/Fスーパーホーネット改良型は航続距離とセンサー能力が向上する New hardware boosts range and sensors WIB AIR April 6, 2017 Dave Majumdar https://warisboring.com/boeing-wants-to-build-a-super-fa-18ef-super-hornet/ ボーイングが開発中のブロックIII型のF/A-18E/Fスーパーホーネットはロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機を補完する存在となる。 高性能版スーパーホーネット構想ではステルスF-35並の性能がある機体としていたが、今回の改良版はそこまでの高望みはせずJSFと共同運用し、NIFC-CA海軍統合火器管制防空ネットワークと親和性が高い機体とする。 「海軍と協力し、空母航空隊のニーズを総合的にとらえ、F-35、EA-18Gグラウラー、E-2DとブロックIII機材がその答えだと考えています」とダン・ジリアン(ボーイング、 F/A-18E/F 事業責任者)がNational Interestに語っている。「ブロックIIIは補完機材になります」 ボーイングは前回2013年提案で取り上げたステルスを重視していないが、低視認性機能など前回の提言内容も残っている。「ステルスも結構ですがすべての場面で必要とは限りません」 An F/A-18E Super Hornet. U.S. Navy photo 新型版の大きな特徴として2013年版から変わらない内容に一体化型燃料タンクがある。3,500ポンドの燃料搭載で航続距離が伸びる。 ブロックIIIではコンピュータも更新し、コックピット内ディスプレイも大画面化し、広帯域戦術標的ネットワーク技術(TTNT)データリンク、新型長波赤外線捜索追尾システム(IRST)および新型統合防御電子対抗措置のブロックIV装備を導入する。さらにブロックIIIでは機体寿命を9,000時間に延長する。 このうち重要度が高いのは長距離IRST装備で、ステルス対抗セ

★4月7日シリアミサイル攻撃の決定過程、浮かび上がった問題点のまとめ

ペンタゴンによる背景説明としてはよくまとまっていますが、ロシアの関与以外に北朝鮮が現地に人員を送っており何らかの関与があったのでは、北朝鮮へのメッセージだったまでは触れていませんね。記事にはありませんが、駆逐艦艦長二名にはエアフォースワン搭乗中の大統領から直接電話が入ったそうです。 How the U.S. Planned and Executed the Tomahawk Strike Against Syria  シリアミサイル攻撃はこのように立案、実施された By: Megan Eckstein April 7, 2017 3:59 PM • Updated: April 9, 2017 12:06 PM https://news.usni.org/2017/04/07/us-planned-executed-tomahawk-strike USSポーター(DDG-78)が地中海からミサイル攻撃を実施。April 7, 2017. US Navy Photo THE PENTAGON —国防総省高官からアルシャリアート飛行場へのトマホーク攻撃作戦の立案および実施の説明が報道陣にあった。 米攻撃は4月4日の化学攻撃がハンシホーン Khan Sheikhoun 市街地に向けられ多数の幼児女性含む死者が発生したことに呼応したもの。サリンガスが投入されたとみられる。 以下は化学攻撃の発生した4月4日以降を時系列で辿り、米最高指導部の意思決定がどのように木曜日の攻撃につながったかをまとめたものである。 攻撃発生 攻撃の翌日、大統領は国防長官に軍事対応策の選択肢検討を命じた。その結果は提言にまとめられ、国家安全保障会議にまわされた他、関係省庁が検討し、翌6日にまとめられた提言策が大統領に提出された。 USSロス(DDG 71)がスペイン・ロタに寄港中。同艦は前方配備として同地に2017年3月より配備US Navy Photo 国防総省高官によれば大統領向け提言策はそのまま米中央軍司令部および駆逐艦USSポーター(DDG-78)とUSSロス(DDG-71)に送られた。 USSポーター(DDG 78) が補給艦USNS メドガー・エヴァースMedgar Evers (T-AK

★次回シリア(北朝鮮)作戦に投入される米軍装備はこれだ

このリストはそのまま北朝鮮にもあてはまりそうですね。 Top 5 U.S. Weapons of War Donald Trump Could Use to Attack Syria (Again)  次回シリア攻撃に投入されそうな米装備トップ5点はこれだ Dave Majumdar April 9, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/top-5-us-weapons-war-donald-trump-could-use-attack-syria-20096 米国はシャリアート空軍基地を巡航ミサイルで攻撃しアサド政権が自国民に化学兵器を使用したのに対応した。今回の攻撃が一度きりの懲罰的攻撃なのか空爆作戦が今後拡大するのかはっきりしない。仮に米国が戦闘拡の決定をすれば、シリア国内の航空基地をことごとく破壊する作戦になるはずだ。その際に投入されそうな兵装の種類を見てみよう トマホーク巡航ミサイル: 今回明らかになったようにトマホーク巡航ミサイルは重装備の防空体制下の標的に選択されることが多い。特に航空機乗員の生命を危険に晒したくない場合に好まれる。米海軍のトマホークは有効射程が900カイリから1,350カイリと型式で異なるが、開戦初日に投入される兵器だ。水上艦、潜水艦双方から数波にわけ発射され敵防空網を破壊し戦略重要目標を攻撃できる。作戦立案では巡航ミサイルを多数投入して敵防空網を圧倒し、その他航空機向けの飛行回廊を作る案がある。 B-2スピリット爆撃機: 長距離かつステルスのB-2戦略爆撃機は高密度防空体制を突破し精密誘導爆弾を投下するのが役割だ。米空軍にはB-2はわずか20機しかないが、米航空作戦の第一波に投入されるのは確実だ。巡航ミサイル同様にB-2は防空体制下の最重要目標の攻撃に投入する想定だ。イラク、リビアの各作戦でも第一波に使われており、米本土から離陸し目標を爆撃している。 F-22ラプター: ステルスで高速飛行可能なロッキード・マーティンF-22ラプターは当初は航空優勢戦闘機の設計だった。しかし空軍はラプターの開発が遅れる間に高性能ロシア製地対空防空網の突破に同機が有効と気づく。そこで機体に地対空ミサイルの排除の能力も追加

★★ヴィンソン空母打撃群が朝鮮半島水域へ転進

朝鮮半島をめぐり、いよいよ風雲急になってきました。 Carrier Vinson and strike group ordered back to Korean waters By: Christopher P. Cavas, April 8, 2017 (Photo Credit: MC2 Z. A. Landers, US Navy) http://www.defensenews.com/articles/carrier-vinson-and-strike-group-ordered-back-to-korean-waters WASHINGTON — カール・ヴィンソン空母打撃群はオーストラリア寄港を中止し、朝鮮半島周辺水域への移動命令を受けたと米海軍が4月8日公表。同空母はシンガポール寄港をすませ西太平洋にある。 「米太平洋軍はカール・ヴィンソン打撃群に対し万一に備えた即応体制の維持およびプレゼンス維持を命じた」と報道官デイヴ・ベナム中佐の声明文にある。 「第3艦隊所属の各艦は西太平洋の米国権益保護にあたっている。だが域内の最大の脅威は北朝鮮であり、無謀無責任かつ不安定をもたらすミサイルテストや核兵器整備を依然として続けている」 ヴィンソン打撃群はサンディエゴの第三艦隊に所属するが日本に本拠を置く第7艦隊の指揮命令下に入っている。転進は北朝鮮に対処が必要な対象を増やすのが狙いだ。 第三艦隊水上艦が西太平洋に展開したことはこれまでもあったが、空母打撃群がまるまる国際日付変更線の西で作戦行動するのは第二次大戦後はじめてだ。第三艦隊は戦時中は伝説の提督ウィリアム・ハルゼーが指揮していた。 ヴィンソンは1月5日出港し、西太平洋のパトロール任務につくと見られていた。2月には随行艦と南シナ海を遊弋し、日本艦船と3月に演習を行い、直近ではフォールイーグル演習で韓国軍と共同演習に着いていた。その途中で同艦は釜山にも寄港している。 ヴィンソンは巡洋艦レイク・チャンプレイン、駆逐艦ウェイン・E・メイヤーとシンガポールのチャンギ海軍基地を4月8日に出港した。駆逐艦マイケル・マーフィーはマレーシア沿海にいるが打撃群に合流する。ヴィンソンは第二空母航空隊を搭載している。■

★★北朝鮮ミサイル攻撃を日本は覚悟しなくてはいけないのか

もし今回朝鮮半島で有事が発生すれば、日本も安閑としてられません。これは想定外の事態ではないのです。しかしサクラに浮かれる日本はあまりにも脳天気状態ですね。一番は国会ですけど。 Expert: North Korea Could Hit Japan with a Missile in Ten Minutes 北朝鮮ミサイルは10分で日本へ到達する Daniel Hurst April 6, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/expert-north-korea-could-hit-japan-missile-ten-minutes-20053 今年に入り北朝鮮が弾道ミサイルテストを相次いで実施していることから日本政府の中に新たな軍事選択肢として巡航ミサイルでミサイル基地攻撃を主張する声が出ている。 今週も水曜日に北朝鮮はミサイル一発を発射し、3月6日には4発を同時発射した。3月の3発は改良型スカッド・ミサイルで1,000キロを飛翔し日本近海に着水した。ミサイル着水地点は本州から300キロ地点で、北朝鮮は日本も敵国と公然とみなしている。 「脅威は新段階に入った」と安倍首相は前回のミサイル発射後に述べている。国連安保理決議違反の3月のミサイル発射は在日米軍基地攻撃をシミュレートしたといわれる。 元防衛相小野寺五典は北朝鮮が着実にミサイル運用能力を引き上げており移動式発射方式は探知が難しいと指摘。 「24時間365日の警戒態勢を維持するため新しい(軍事)装備が必要だ」と記者会見で5日に語っている。記者会見は北朝鮮の最新のミサイル発射直後のこと。 ドナルド・トランプ大統領は安倍首相に電話会談をし、「米国は今後も自国および同盟国の防御拡充に軍事力すべてを動員していく」とホワイトハウスは会談後に声明を発表した。 どんな攻撃を想定するのか: 敵基地攻撃能力整備は自民党の研究チーム提案で、議論の種になることは必至だが、安倍首相に手交ずみだ。 戦争放棄を掲げる日本国現行憲法は第二次大戦後に米占領軍が監修し現在も日本の軍事姿勢を厳しく防衛に限定している。小野寺は新思考が必要とし、敵機爆撃の想定は時代遅れだという。「敵がミサイルを日本領土内

★★ロシア防空の後継機種MiG-41が実現する可能性は?

MiG-41: Russia Wants to Build a Super 6th Generation Fighter ロシアが実現めざすMiG-41はスーパー第六世代戦闘機 Dave Majumdar April 6, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/mig-41-russias-wants-build-super-6th-generation-fighter-20064 広大な自国領空の防衛手段としてロシアは長距離飛行・高速なミコヤンMiG-31フォックスハウンドを重用している。同機の改修は続いているとは言え生産は1994年が最後だ。 MiG-31は2030年代まで供用される見込みだが、ロシア政府は後継機開発が必要だ。すでに事前開発予算を計上しており、後継機は暫定的にMiG-41と呼ばれている。 「MiG-31後継機の開発に向けた初期検討がはじまっている」とロシア国防アナリストのワシリー・カシンが語っている。 MiG-41はロシアの第五世代機スホイT-50PAK-FA航空優勢戦闘機と全く別個の開発となる。新型迎撃機は第六世代機で米空軍の侵攻滞空戦闘機あるいは米海軍のF/A-XXまたは次世代航空優勢戦闘機構想に匹敵する存在となる。 カシンは言う。「5++または6世代機だろう。実現すれば米中およびヨーロッパで進む第六世代機に肩を並べる存在になる。2035年ないし2040年に供用開始となるだろう」 MiG-41開発はPAK-FAの後となるため、スホイと資源の取り合いにはならない。「テスト飛行も2020年代中頃のはずで両事業はバッティングしない」 だが懸念を示す向きもある。そもそもロシアに機体開発の余裕はあるのか。「紙上のプロジェクトの段階で、『設計図ができれば資金手当ては可能かも』という感じだ」と国防産業筋がNational Interestに語っている。 ロシアにはMiG-31後継機として長距離迎撃機材が必要だ。何と言っても国土が広大である。ソ連崩壊後のロシアは各地に点在する基地で広大な国境線を守っている。「ロシアに長距離迎撃機が必要となるのは地理条件のためであり、MiG-31を可能な限り供用してから後継機種を確保する

シリアめぐりロシアの関与を疑う米国、北朝鮮にも要注意

今後米ロ間で激しい言葉の応酬がありそうですね。シリアに北朝鮮がどこまで絡んでいたのかも調べてもらいたいものです。化学兵器を北朝鮮がどこまで運用する体制にあるのか、今回の化学攻撃も北朝鮮の知見が背後にあるのではと思うのですがどうでしょうか。   US Looking at Possible Russian Role in Syrian Chemical Attacks  ロシアがシリア化学攻撃に関与? 国防総省が金曜日公表した画像でシャリアート基地へのミサイル攻撃の効果がわかる。 (DoD photo) Stars and Stripes | 8 Apr 2017 | by Tara Copp and Corey Dickstein http://www.military.com/daily-news/2017/04/08/us-looking-at-possible-russian-role-in-syrian-chemical-attacks.html 7日、米軍高官はロシアがシリアの化学攻撃に手を貸した可能性があると述べた。 関係者によればロシアの関与が今後の調査の対象で、シリアの化学兵器開発を止めなかったのか、それともシリアによる隠蔽工作を助けたかをはっきりさせる。 金曜日に、シャイラート空軍基地の破壊状況を示す画像が公表され、シリア空軍機材20機、弾薬貯蔵施設、地対空ミサイル陣地や燃料弾薬貯蔵庫の破壊状況がわかった。 現地ホムズ地方の知事タラル・バラジはアラブTV局に基地の火災は二時間ほど続いたと述べた。知事は攻撃で死傷者が発生したとAP通信に語っている。シリア軍によれば7名死亡、数名が負傷したという。 ロシア関係者は同日、空爆を「非合法」と非難し、シリア国内の騒乱状態が悪化するだけだと述べたとBBCが伝えている。通信社複数が攻撃によりロシアの対米協力は終わり、シリア上空での米ロ軍用機の衝突を防ぐ等の措置はできなくなったと報じている。 ただし米関係者は同上報道内容を認めず、両国間の通信回線は維持出来ており、現に金曜日にも使用されていると述べた。 ただしロシア国営通信インターファックスは金曜日にロシアがモスクワ米国大使館付武官を呼び出し、通信回線は土曜日深夜をもって使用中止とすると通告し