2017年4月9日日曜日

★★北朝鮮ミサイル攻撃を日本は覚悟しなくてはいけないのか



もし今回朝鮮半島で有事が発生すれば、日本も安閑としてられません。これは想定外の事態ではないのです。しかしサクラに浮かれる日本はあまりにも脳天気状態ですね。一番は国会ですけど。


The National Interest

Expert: North Korea Could Hit Japan with a Missile in Ten Minutes 北朝鮮ミサイルは10分で日本へ到達する


April 6, 2017


  1. 今年に入り北朝鮮が弾道ミサイルテストを相次いで実施していることから日本政府の中に新たな軍事選択肢として巡航ミサイルでミサイル基地攻撃を主張する声が出ている。
  2. 今週も水曜日に北朝鮮はミサイル一発を発射し、3月6日には4発を同時発射した。3月の3発は改良型スカッド・ミサイルで1,000キロを飛翔し日本近海に着水した。ミサイル着水地点は本州から300キロ地点で、北朝鮮は日本も敵国と公然とみなしている。
  3. 「脅威は新段階に入った」と安倍首相は前回のミサイル発射後に述べている。国連安保理決議違反の3月のミサイル発射は在日米軍基地攻撃をシミュレートしたといわれる。
  4. 元防衛相小野寺五典は北朝鮮が着実にミサイル運用能力を引き上げており移動式発射方式は探知が難しいと指摘。
  5. 「24時間365日の警戒態勢を維持するため新しい(軍事)装備が必要だ」と記者会見で5日に語っている。記者会見は北朝鮮の最新のミサイル発射直後のこと。
  6. ドナルド・トランプ大統領は安倍首相に電話会談をし、「米国は今後も自国および同盟国の防御拡充に軍事力すべてを動員していく」とホワイトハウスは会談後に声明を発表した。
どんな攻撃を想定するのか:
  1. 敵基地攻撃能力整備は自民党の研究チーム提案で、議論の種になることは必至だが、安倍首相に手交ずみだ。
  2. 戦争放棄を掲げる日本国現行憲法は第二次大戦後に米占領軍が監修し現在も日本の軍事姿勢を厳しく防衛に限定している。小野寺は新思考が必要とし、敵機爆撃の想定は時代遅れだという。「敵がミサイルを日本領土内に打ち込める事態にどう対応すべきか検討中です」と小野寺は外国人記者クラブで語っている。
  3. 「だが敵への攻撃は二次攻撃、三次攻撃を防ぐためと強調せねばなりません。研究内容は先制攻撃でなく、攻撃を防ぐものとして敵国が日本を攻撃してきたあとの事態を想定しています」
  4. 防衛相を経験した中谷元議員も現行憲法で最低限の自衛能力は許されており、反撃の想定を議論する余地があるという。「日本国民の生命財産を守ることは政府の責任」と中谷は述べている。
米国の盾:
  1. これまで日本は「核の傘」含む米軍事力に安心しきってきた。
  2. 約50千名の米軍要員が日本国内に駐留している。昨秋の米大統領選挙以来、ドナルド・トランプ大統領は国務長官、国防長官とともに米国の日本防衛への姿勢は「100%」のままだと発言している。
  3. ただしトランプの選挙公約では日本、韓国は米国との軍事同盟に本腰を入れていないと非難したことに東京とソウルが身構えてきた。
  4. 「有事にどんな米軍の補完ができるか研究、検討中だ」と小野寺は語っている。
  5. トランプ政権も平壌対策に選択肢はすべて検討していると公言しているが、米軍が北朝鮮を攻撃する可能性は「きわめて低い」と道下徳成・政策研究大学院大学教授は見る。「北朝鮮が核兵器を保有して国内各所の所在不明地点に貯蔵しているため、米国がすべての核兵器を破壊しない限り、先制攻撃をすれば報復攻撃される可能性があり、リスクは高い」とフォーリンプレスセンターで説明している。
10分間:
  1. 道下教授によればノドン弾道ミサイルが日本最大の脅威だ。「有効射程は1,300キロあり、発射後およそ10分で日本に到達します。つまり日本は標的です」
  2. 日本の弾道ミサイル防衛体制にはイージス駆逐艦部隊とペイトリオットPAC-3があるが、ミサイルが複数同時発射されると有効性は減る。
  3. そこで小野寺率いるグループの提言は政府にTHAAD(広域高高度防衛ミサイル)あるいは陸上配備イージスの検討を求めている。
  4. 韓国にTHAADを導入したことで中国が激しい拒絶反応を示しているが、THAADの強力なレーダーで中国の軍事施設が監視されることが理由だ。
  5. 北京は韓国とのビジネス交流を禁じるなど対応措置に出たが、小野寺議員は同様の可能性があるからと言って日本は尻込みすべきではないという。「THAADに付随するXバンドレーダーが批判対象なら、在日米軍はすでにXバンドレーダーを運用中なので、あらたに導入しても日本周囲の各国が懸念する事態にはならない」
  6. 日本がミサイル防衛能力強化に乗り出すのは正しい方向だとロバート・ケリー助教授(釜山国立大)も述べる。「北朝鮮は韓国をミサイルで攻撃する必要なく、ロシアや中国も狙わない。そうなると戦域級兵器の標的はどこか。北朝鮮は意図的に中距離ミサイルを日本に向けてテストしている。日本以外に標的はない」■
This first appeared in AsiaTimes here.


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