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北朝鮮空軍の実力、考慮すべき点は何か



The National Interest

Should the World Fear North Korea's Air Force? 北朝鮮空軍は恐れるに足りるのか


April 22, 2017

朝鮮人民軍の空軍部隊(KPAAF)は北朝鮮軍で脅威度が一番低い存在に見える。
  1. 技術、練度ともに西側空軍部隊より劣る(パイロット訓練は年間20時間未満)ものの、KPAAFには強みがある。基地大部分は強化施設で空爆に耐えること、国内に機材多数があることだ。
  2. 「北朝鮮空軍には機材1,300機があり大部分は旧式ソ連機だが北朝鮮領空防衛にあたっている」とペンタゴンが議会に提出した北朝鮮軍評価レポート2015年版にある。「その他任務にSOF投入、輸送支援、偵察、KPA(陸軍)向け戦術航空支援がある。ただし機材の大部分が技術面で劣ること、防空指揮統制が柔軟でないため、北朝鮮防空主力はSAM地対空ミサイルやAAA対空砲になっている」
  3. 新鋭機材はMiG-29フルクラムが35機程度あるだけだ。その他比較的新しい機材としてMiG-23フロガー(56機)、スホイSu-25フロッグフット近接航空支援機(34機)があるものの圧倒的多数は1950年代1960年代の旧式機だ。「NKAF主力戦闘機材はMiG-29で1980年代末にソ連から同導入しており、その他MiG-23、SU-25対地攻撃機がある。ただし低性能のMiG-15、MiG-17、MiG-19、MiG-21が中心だ」(ペンタゴン評価)
  4. その他にミルMi-24ハインド・ヘリコプターガンシップ(約20機)があるが平壌はSOF(特殊作戦部隊)を重視する。「NKAFはAn-2コルト多数を運用しており、1940年代製の単発複葉機でSOFをROK(韓国)国内に投入するだろう」とペンタゴン報告書はまとめ、「空軍はヘリコプター多数も輸送、対地攻撃に投入するはずで、主力はMi-2ホップライトや米輸出規制をかいくぐり1985年に調達した米製MD-500だ」
  5. このうちAn-2は旧型機とはいえSOF支援機として有効だ。レーダー断面積が小さく、低空低速でレーダー探知範囲をかいくぐり飛行できる頑丈な機体だ。「北朝鮮SOFは高度に訓練され、装備も優秀で、糧食も最優先かつ高い士気を有する部隊になっている。北朝鮮の通常兵力が米韓との比較で劣勢になりつつある中で、SOFの突出した戦力が重要視されている」とペンタゴンはまとめており、「SOFはAn-2コルトあるいはヘリコプターで搬送されるだろう。(民間航空機も投入される可能性がある) あるいは海上や陸地徒歩移動、DMZ下に構築したトンネルで侵入し指揮統制施設や空軍基地のようなROK内重要施設を狙うはずだ」
  6. こうしてみると北朝鮮空軍力は低水準とはいえ無視できない存在だ。優秀な指揮官のもとなら長年の訓練どおりに被害を与える可能性がある。■
Dave Majumdar is the defense editor for The National Interest. You can follow him on Twitter: @davemajumdar.

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