ここに来て空母はEMCONで行方を探知されないようにしているようで、一方でもう朝鮮近辺に到着したとの誤報が出ていたわけですね。非常に時間をかけて移動させているのには理由がありそうです。
Nothing to see here: US carrier still thousands of miles from Korea
WASHINGTON – この一週間米国および世界の報道がUSSカール・ヴィンソン空母打撃群が朝鮮半島へ接近中と騒ぎ立てている。だが空母群のオーストラリア寄港を取り消し現場に向かわせるとペンタゴンが発表して一週間たつが、まだ打撃群は北に向かって移動中だ。
先週土曜日公表の海軍報道写真によれば空母はスンダ海峡を通過中で、韓国から3,500マイル離れた地点にあった。
米海軍は同艦の移動について言及を避けており、4月15日のスンダ海峡通過を認めただけだ。大統領がヴィンソンがすでに朝鮮近海に到達したと発言しているが、関係者はオフレコで「海軍当局はそのような発表はしていない」とだけ述べた。
同関係者は具体的日付は述べていないが到着は4月25日ごろと韓国観測記事を否定していない。ただし空母三隻が朝鮮半島に向かうとの報道は真っ向から否定している。
ロナルド・レーガンとニミッツの各打撃群がヴィンソンと合流するとの観測が高まっているが、レーガンは横須賀で補修工事中で5月完工予定だ。ニミッツは西海岸ブレマートンを母港とし、打撃群艦艇は南カリフォーニアに展開し配備前訓練中だ。同艦は今春にヴィンソンと交代し西太平洋へ移動予定。
ヴィンソンの朝鮮移動は4月8日にハリス太平洋軍司令官が出し、11日にハリス司令官と会見したマティス国防長官は移動にとくに意図はないと述べていた。ヴィンソンを西太平洋配備したのには理由がある」と長官はワシントンで記者団に語った。「太平洋を自由に移動させ現在も移動中なのはこの段階で同艦を使える状態にしておくのがもっとも確実だと判断したためだが、同艦を予定変更して移動させる理由や差し迫った理由があるわけではない」■
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