2017年4月7日金曜日

★★F-15+F-22編隊が仮想敵機と交戦したら41-1で大勝



戦闘機命派には胸のすくニュースでしょうね。ただし今回の演習の条件、敵機役の機種は不明ですし、条件は近接航空戦の想定だったようですね。いずれにせよ現役戦闘機各機種を組み合わせて運用する構想の有効性が実証されましたね。そこでF-15が引退したらどうなるのでしょうか

Combined Force of 4 F-15s and 4 F-22s achieves 41-1 kill ratio against 14 “Red Air” fighters at WSEP


F-15、F-22各4機合同部隊が41-1キルレシオで「レッドエア」14機編隊に対抗したWSEP演習成果発表へのコメント
Apr 04 2017

  1. ラプターとイーグルの混合編隊が敵に数的に劣勢でも問題なく威力を証明した。

  2. ウェポンシステムズ評価事業 Weapons Systems Evaluation Program (WSEP) でフロリダのティンダル空軍基地に派遣されたのはマサチューセッツ州軍航空隊(ANG)の第104戦闘飛行隊のF-15イーグル9機だ。
  3. 「コンバットアーチャー」として知られるWESPは空対空演習で第53ウェポンズ評価集団が主催し、空対空戦技術やウェポンシステムズの実効性引き上げを目指す。実弾ミサイル発射は戦闘機パイロットに貴重な機会だ。
  4. 「WESPの狙いは二点」とジェフリー・リヴァース大佐(第83戦闘機隊司令)は米空軍公表資料で述べる。「戦闘航空部隊(CAF)に練習と即応性維持の機会となります。乗員の知見を維持し、ミサイルを発射したらどうなるかを五感で学ばせます。シナリオは現実を直接反映している点で通常訓練と同じですが、実目標に実弾を発射する点が違います」
  5. コンバットアーチャーで使うミサイルは弾頭を外し遠隔データ送信装置をつけている。AAMはメキシコ湾上空でMQM-107Dストリーカー他各種無人標的機に発射される。QF-4は最近引退した。
  6. マサチューセッツANGのイーグル編隊はのべ221ソーティー中212ソーティーで機関銃合計14,461発を発射し、各銃は100パーセント作動し、ミサイル17発が目標捕捉し命中率は83%だった。
  7. 「ティンダル基地展開には課題がふたつありました。まずWSEPでキルチェーンの演習と実効性の確認が主眼で、ミサイルが目標を確実に撃破するのを見ました。二番目に大規模展開演習としてイーグル4機編隊の訓練を行いました。演習は敵に数で劣勢なシナリオで演習最終日には当方のイーグル4機とF-22四機編隊が『レッドエア』戦闘機部隊14機と交戦しました。訓練想定でレッドエアには被撃墜後も生き返る設定としました。最終結果はブルーエアは敵機41を撃墜し、損失は一機だけでした。大きな成果ですが、完璧をめざすのが目標で、デブリーフィングはどうしたら41-0が実現するかが中心でした」
  8. 目を引く成果だ。ROE(交戦規程)やシナリオ、敵の構成、シミュレーション条件などは不明だが。イーグル/ラプター編隊の相手がどの機種だったのか、アメリカ最強のニ機種がどのように協調して敵機をすべて撃墜したシミュレーションなのかも知る由もない。
  9. 撃墜被撃墜率からWVR(視程内)の直接交戦だったのではないか。ただしBVR(視程外)航空戦が将来の主流になりそうだ。この場合航空優勢は明確に確保できない。
  10. ステルスF-22が対抗軍の情報を収集、融合、配給した状況認識を高性能敵勢力との交戦に投入した。ステルス性こそないがF-15搭載のAESA(アクティブ電子スキャンアレイ)レーダーの威力が実証された。
  11. 仮想敵編隊の機種は不明と書いたとおりだが「ティンダル空軍基地のエプロン上には104飛行隊の他にカナダCF-18、F-35、F-16、F-22があった」と空軍報道資料にある。この一部がレッドエア役だったのだろう。

Top image: file photo of a U.S. Air Force F-22 and F-15, 104th Fighter Wing, flying together during Cope Taufan 14 exercise.


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初心者質問で申し訳ありません。
現在、F22とF15とのデータリンクはスムーズ相互共有できる感じでしょうか?
F22のミサイルキャリアとしてF15使ってるのかと妄想してみたりするのですが。

moneyfreedom さんのコメント...

F-22のデータリンクはその他機種が多用するLink 16と互換性がないと聞いています。
もっと詳しい方の追加説明をお願いします。
The Editor