スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

速報 ロッキードがインド向けにF-16原型のF-21構想を提示

F-21と言う呼称がどうしてつけられるのかわかりませんが、ブロック70が原型と言われる今回の機体はインド用に特化した仕様のようですね。暑い国で熱い商戦が繰り広げられそうです。 Lockheed Unveils F-21 Fighter, a Beefy F-16 Concept It’s Pitching to India  ロッキードがF-21をF-16発展形として提示しインドへの売り込みを図る BY MARCUS WEISGERBERGLOBAL BUSINESS EDITOR READ BIO https://www.defenseone.com/business/2019/02/lockheed-unveils-f-21-fighter-beefy-f-16-its-pitching-india/154992/?oref=d-river ロッキード・マーティン が2月20日航空業界を驚かせた。F-16を改修しインド空軍向け機材をF-21戦闘機として発表したのだ。 同社は同機を「インド空軍を意識して仕上げ」た機材として「インドにF-35への導入となる」ものと宣伝している。 「F-21はインド空軍特有の要求内容を実現しつつインドを世界最大級の戦闘機エコシステムに世界有数の防衛企業とともに組み込む意義があります」とロッキードは声明を発表。 インド航空ショー初日に発表されたF-21は同社が狙うインド空軍114機調達の150億ドル事業の最新提案だ。その他にも ボーイング がF/A-18スーパーホーネット、 ユーロファイター ・タイフーン、 ダッソー ・ラファール、 Saab グリペン、さらにロシアも機材を提示している。ロッキードは当初はF-16発展形を提示していた。 「F-21は当社の第5世代戦闘機F-22およびF-35と共通部品や知見を共有しサプライチェーンも共有できます」と同社はウェブサイトで説明。「F-21とF-16のサプライチェーンのほぼ半分はF-22およびF-35と共通です」 同社はF-21構想はF-16より高性能と主張。 まず米海軍、海兵隊仕様と同様の引き込み式空中給油用プローブが目立つ。標準型F-16はブームにより空中給油を受ける。 さらに大型機体一体型燃料タンク

★米側から見たF-3戦闘機開発の意義や背景について

National Interestの編集部はときどき論調とはいささか乖離した見出しを扇状的につけることがあり今回もそうなのですが、タイトルと記事が一致しません。またF-35の役割についても著者は理解が低いようです。ただしF-3についてはわからないことが多く、観測記事の域を脱しませんが、少しずつでも解明されていくといいですね。 Japan's New F-3 Fighter: Why Not Just Buy More F-35s? 日本のめざすF-3戦闘機はF-35追加調達で不要になるのではないか We have a look at what Tokyo is planning. by Charlie Gao February 17, 2019   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: Military Technology Weapons War Japan https://nationalinterest.org/blog/buzz/japans-new-f-3-fighter-why-not-just-buy-more-f-35s-44712 2 019年2月、日本はステルス戦闘機国内開発の方針で注目を集めた。ちょうど100機超のF-35調達を決めたところであった。 防衛省は新型戦闘機F-3調達を中期防衛整備計画(MTDP)に組み入れ今後10年間の調達計画を策定した。 最新のMTDPは日本を取り巻く安全保障環境の悪化で大幅な防衛支出増を盛り込んでいる。 ではF-3はどんな姿になるのか。 防衛省によればF-3は三菱重工製F-2の後継機となる。F-2は米F-16を原型に日本製技術内容を採用した単発軽量戦術戦闘機だ。21世紀に入った時点でF-2は世界最高水準の戦闘機でAESAレーダーを搭載する他、複合材の採用でレーダー断面積も最小に抑えていた。また主翼面積を増やし対艦ミサイル搭載も可能となった。F-2最終号機は2011年にロールオフし2030年代まで供用が予定されている。 ただしF-3の初期構想はF-2とは大きく異なる。二案示されたがともに双発エンジン構造だ。 その理由は以下考えられる。双発機は長距離哨戒活動で効果

★特報 米空軍のF-15X調達は全80機規模と判明(空軍20年度予算要求)

またブルームバーグの特報です。政府筋に強い取材源を持っていますので航空専門サイトよりも情報収集力が強いのでしょうか。80機というのが多いのか少ないのか釈然としませんがボーイングにとっては朗報であることはあきらかで、かねてから主張しているように日本にも参考となる動きです。ロッキードは予防線を張っていますが、予算総額が増えないのであればF-35への影響は必至でしょう。 Air Force Wants Eight Upgraded Boeing Fighters Along With F-35s 米空軍は新型ボーイング戦闘機8機をF-35と並行導入の意向        Anthony Capaccio 2019年2月19日 18:00 JST https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-02-19/air-force-wants-eight-upgraded-boeing-fighters-along-with-f-35s 米空軍はF-15Xを五カ年で80機調達する予定 ロッキードは同機の性能はF-35に劣ると強調 A U.S. Air Force F-15. Photographer: U.S. Air Force 米 空軍の次年度予算要求でF-15戦闘爆撃機8機を ボーイング に新規発注が盛り込まれ、実現すれば2001年以来の調達再開となる事が判明した。高性能の ロッキード・マーティン F-35調達は継続する。 2020年度予算から今後五年間で80機のF-15を調達すると空軍内部に詳しい筋が述べた。 ホワイトハウスも要求を支持しているとはいえ一貫して「第5世代」F-35の調達を熱心に求めてきた空軍がここにきてF-15も調達するのはなぜかとの疑問が国会議員から出そうだ。 ボーイングはセントルイスのF-15生産ラインをイスラエル、サウジアラビア、カタール向け受注を受け維持してきた。米国向けF-15Xはカタール向け機材をベースだが空対地、空対空兵装の搭載量が現行F-15よりも、またF-35よりも大きい。 F-35は機内兵装庫があるが開発中の大型兵器極超音速ミサイルは搭載不能だ。F-15XにはF-35の技術面での優位性はなく、ステルス性や高性能セン

★F-15Xから思い起こされるF-4ファントム改修構想とその顛末

歴史は繰り返すのでしょうか。ファントムが異例の長寿となったのはやはり大型機ならではの余裕が理由でしょう。F-15も同様に長寿機になっていますが、折角出てきたF-15XをF-35支持勢力が抹殺する愚行が起こらないよう願うばかりです。 In the 1980s, Israel Developed a 'Heavy Hammer' F-4 Super Phantom: What Happened?1980年代にイスラエルが『大型ハンマー』のF-4スーパーファントム開発に走ったがその結果は? Some fighter history you may not know.あなたの知らない戦闘機の歴史がある 。 by Sebastien Roblin February 16, 2019   Topic: Security   Region: Middle East   Blog Brand: The Buzz Tags: Military Technology Weapons War Israel F-35 https://nationalinterest.org/blog/buzz/1980s-israel-developed-heavy-hammer-f-4-super-phantom-what-happened-44702 2 018年の報道記事で性能改修型F-15X戦闘機調達をペンタゴンが検討中と判明した。F-15C制空戦闘機の更新用だがF-35ステルス戦闘機支持派にF-15X導入でF-35調達への影響を恐れる向きもある。ただしF-35はF-15C後継機ではなかった。新型機メーカーが既存機種の改修型の出現を警戒するのは今回が初めてでない。 F-4ファントムは複座ジェット戦闘機の野獣といった存在でマッハ2飛行しながらB-17爆撃機を凌ぐ爆弾搭載量を誇った。高性能レーダーを搭載し、空軍、海軍、海兵隊で1960年代に採用され空対空ミサイルで視界外の敵機を排除する構想だった。 だが初の実戦となったヴィエトナム戦で設計不良と不利な状況が浮かび上がった。初期の空対空ミサイルは信頼性が極めて低く、交戦規則では米パイロットは有視界内で確認を最初に求められた。さらにMiG各機に比べファントムの操縦性は劣り、米パイロットは視界内で

主張 核近代化に合わせ指揮統制通信の近代化更新も忘れてはならない

基本設計が1960年代の核兵器用の指揮統制通信能力が今も有効なのはそれだけ当時としてはずば抜けた水準の装備として重点投資されたきたためでしょう。その投資で今も一応は機能しているものの、今後を考えると不安だというのが今回の主張の論旨だと思います。核の傘の下に依然としてとどまる日本としても無視できない話です。要求水準の違いがありますが、日本の民生技術も何らかの貢献ができるのではないでしょうか。 Opinion: The Challenge Of 21st Century Nuclear Command-and-Control 21世紀にふさわしい核兵器の指揮統制機能の確立が課題だ Feb 14, 2019 Bill LaPlante | Aviation Week & Space Technology http://aviationweek.com/missile-defense/opinion-challenge-21st-century-nuclear-command-and-control E-4Bは緊急時に移動式統制通信センターとなり大統領あるいはペンタゴン上層部による緊急戦争命令を下す場所となる。 Credit: U.S. Air Force そ れなりの年齢の方なら1960年代を思い出してほしい。当時のテレビと言えば小型白黒画面で電話にはコードがつき回転ダイヤル方式だった。インターネットなどSF小説の世界の話だった。 その中で国家指導部向けの核戦争時指揮統制通信(NC3)装備は最高技術の結晶と見られていた。 冷戦終結で核兵器が二次的存在になると核を下支えしてきたNC3装備の地位はさらに縮小した。 NC3は極めて重要で、大統領は核危機の中でも自軍と連絡を維持できる。装備には警戒衛星、レーダー、通信衛星、航空を含む。NC3とは核三本柱のICBM、ミサイル原潜、核搭載爆撃機を結び戦時ミッションを実施させる要素だ。米国の核兵力では安全で信頼性の高い通信が国家最高指導部と核部隊の間に確立されていることが必須条件だ。 だがNC3はこれだけ重要な要素にもかかわらず、技術の進歩にペースをあわせていない。どうみても旧式化している。2017年時点でも8インチのフロッピーディスク(1970年代製)を使っていた。N

次回トランプ金首脳会談に期待できない3つの理由

昨年のシンガポール会談で緊張緩和になったから米軍の存在は不要となった、自衛隊の活動は過剰だと主張する向きが日本国内にもありましたが、結局のところ非核化はなく、むしろ生産段階に入った現状を「平和を愛する」皆さんはどうとらえるのでしょうか。沖縄の住民投票のあとに第二回会談が行われるのは微妙なタイミングですが、次回会談はむしろ難易度が高く、北朝鮮以外の世界が望む方向に結論が出る可能性はなく、核を保有する北朝鮮(自国を核大国と持ち上げます)の存在を認めざるを得ないのか、それとも邪悪な勢力として排除するのか、一層強力な封鎖禁輸体制をしくのか、決断を迫られそうです。韓国にははやく不都合な事実に目を開いてもらいたいものです。国内のお花畑の勢力は放っておきましょう 。 Shocker: North Korea Is Building More Nuclear Weapons (3 Reasons To Look Past the Headlines) 北朝鮮が核兵器を増産しているのは驚くべきことなのか We ought to take a step back from the ledge and put all these reports in context. Here are three things we should keep in mind as we peruse the avalanche of negativity that will make its way into the media in the week ahead. 見出しに踊らされずに本質を見るべきだ。あと数週間すれば雪崩のようにあらわれるはずの悪いニュースの理解には3つ覚えておくことがある。 by Daniel R. DePetris Follow @DanDePetris on TwitterL February 15, 2019   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Skeptics   Tags: North Korea Nuclear Missile Kim Jong Un War https://nationalinterest.org/blog/skeptics/shocker-north-