昨年のシンガポール会談で緊張緩和になったから米軍の存在は不要となった、自衛隊の活動は過剰だと主張する向きが日本国内にもありましたが、結局のところ非核化はなく、むしろ生産段階に入った現状を「平和を愛する」皆さんはどうとらえるのでしょうか。沖縄の住民投票のあとに第二回会談が行われるのは微妙なタイミングですが、次回会談はむしろ難易度が高く、北朝鮮以外の世界が望む方向に結論が出る可能性はなく、核を保有する北朝鮮(自国を核大国と持ち上げます)の存在を認めざるを得ないのか、それとも邪悪な勢力として排除するのか、一層強力な封鎖禁輸体制をしくのか、決断を迫られそうです。韓国にははやく不都合な事実に目を開いてもらいたいものです。国内のお花畑の勢力は放っておきましょう。
Shocker: North Korea Is Building More Nuclear Weapons (3 Reasons To Look Past the Headlines) 北朝鮮が核兵器を増産しているのは驚くべきことなのか
We ought to take a step back from the ledge and put all these reports in context. Here are three things we should keep in mind as we peruse the avalanche of negativity that will make its way into the media in the week ahead. 見出しに踊らされずに本質を見るべきだ。あと数週間すれば雪崩のようにあらわれるはずの悪いニュースの理解には3つ覚えておくことがある。
February 15, 2019 Topic: Security Region: Asia Blog Brand: The Skeptics Tags: North KoreaNuclearMissileKim Jong UnWar
北朝鮮の核・弾道ミサイル開発の報道が止まらない。
まず2018年11月にミドルベリー国際研究所(カリフォーニア州モンテレー)が中国国境に近いYeongjeo-dong 近くに新たな地下ミサイル基地の存在を探知した。2019年1月には国際戦略研究所(ワシントンDC)がSino-ri でミサイル施設を見つけ、北朝鮮にはまだ未発表のミサイル施設が20箇所あまりあるという。
今度は今週になり、スタンフォード大学の三名が北朝鮮の核兵器開発は米国との非核化の交渉が話題になっている半面で全く鈍化の兆候がないと述べている。北朝鮮は兵器級ウラニウム5キロから8キロ、兵器級濃縮プルトニウム150キロを昨年生産したようだと述べた。「また弾頭用の生産は今年に入っても継続中と見ている」と報告し、すべては米朝関係者の接触と平行しているという。
総合すると何が言えるのか。ドナルド・トランプ大統領は抗議の意味で外交プロセスを放棄すべきなのか。金正恩は「大いなる欺瞞」を働いているのか。
答えは否。深呼吸して一歩後退して報道すべてを俯瞰すべきだ。以下3つを心に刻み今後数週間後に現れるはずの悲惨な結果に備えるべきだ。
核生産を中止する理由が金にない
北朝鮮が依然としてウラニウム精製を続け、プルトニウム再処理をし、爆弾の小型化に取り組んでいるのはFoxニュース他が伝えているとおりだ。今更驚くべき内容ではない。いまだに驚くふりをするのはいかがなものか。
北朝鮮の核兵器開発継続は米朝外交の精神に逆行し外交の本道に違反していると誰も主張できない。金正恩は何も署名していないからだ。非核化を北が履行する工程表は存在しない。金の約束は外交プロセスを継続し、寧辺を国際視察団に公開することだけだった。これは米国が「相応する手順」を取る見返りという条件だった。弾頭開発で一方的に約束だけする政権などあろうはずがないのである。
金は発言のとおりに実行しているだけ
2018年の元旦に戻すと金は北の核開発は完成したと演説していた。だが重要なのは同時にこれは金による核開発陣への新しい指示だった。「核開発部門とロケット部門は核弾頭と弾道ミサイルを量産せよ」というのが真意だったのだ。
13ヶ月が経過し北朝鮮はこの通りに実行している。遠心分離機はフル稼働、ICBMの大気圏再突入研究は継続中。弾頭は続々完成している。使用済みプルトニウムは再処理され兵器級にされている。すべては金正恩は国家元首として指示を配下の国民に実施させる人物だと示している。
金が非核化に応じる可能性はない
金政権は核兵器を重要視し米国の提示内容如何にかかわらず核を放棄する可能性はない。これが米情報委員会の見解だ。2019年度版世界の脅威度評価報告で、同委員会は「北朝鮮情勢を評価すると核兵器全部を放棄しそうもなく、一部の非核化を交渉して米国や国際社会から代償を引き出す可能性はある」とした。
国家情報長官ダン・コーツは北朝鮮の武装解除を悲観視する。2017年4月のアスペン研究所における講演で長官は金がサダム・フセインやママル・アル・カダフィの教訓を心に刻み、「核戦力を保有すると国際社会がどう扱うか、核のカードがあれば抑止力になる」と理解しているとした。
米国の敵が核兵器を保有していないのであれば侵攻を受けたり空爆を米国が実施してくる。だが敵に核兵器があり十分使用する能力があれば、米政府も思いとどまりアンダーセン空軍基地で爆撃機が爆弾搭載することもない。
核兵器は金の安全保障の切り札なのだ。トランプが幸運に恵まれれば、年下の独裁者に対して今後の核兵器数に上限をかけICBMの展開を止めることができるかも知れない。だがこれ以上が実現すれば奇跡というべきだろう。■
Dan DePetris is a fellow at Defense Priorities as well as a columnist for the Washington Examiner and the American Conservative. You can follow him on Twitter at @DanDePetris.
Image: Reuters
北朝鮮は核も弾道ミサイルも廃棄しないでしょう。米国の制裁解除のために口先だけの妥協をしたふりはあるかもしれないが。韓国も北のスポークスマンであるのは明らかなので、日本も自前で作るか、米の核シェアをするかした後、国連の多国籍軍で南北朝鮮ごと吹き飛ばすしかないのでは。
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