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そろそろオリンピックのセキュリティ対策を考えよう 航空自衛隊に新型ペイトリオット導入

Japan Wants Missile Defenses to Protect the 2020 Olympics (From North Korea) But is there a real threat? by Michael Peck November 15, 2019   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: Military Technology Weapons War Missiles. https://nationalinterest.org/blog/buzz/japan-wants-missile-defenses-protect-2020-olympics-north-korea-97081 2 020年7月に東京で夏のオリンピック競技が開催されるが日本にやってくるのは世界最高水準の選手たちだけではない。  同時にミサイルががっちとガードしているはずだ。 防衛省はオリンピックを米製ペイトリオットミサイルでオリンピックを防衛すべきか検討中だ。  オリンピックが開会する7月24日を控え、第一高射群にPAC-3MSE迎撃ミサイルで待機させ、弾道ミサイル、無人機、その他未確認機に対応させ東京の安全を守る、と共同通信が伝えている。 「性能向上型を装備した迎撃ミサイル部隊で首都の空を守る体制は4月から維持する」という。  自衛隊が現時点で運用するPAC-3は旧型で千葉、神奈川、茨城、埼玉の各県に配備してある。オリンピックまでに改良型PAC-3MSEが導入される。「現行のPAC-3の有効射程は数十キロ程度であるのに対し、改良型は射程が倍増しさらに探知能力が上がる」(共同通信) 「低空飛翔の巡航ミサイルへの即応能力が引き上がる」と航空自衛隊の高官が語る。 オリンピック防衛にミサイルが配備されるのは今回が初めてではない。2012年ロンドン大会ではレイピア、スターストリークの短距離ミサイル二型式が会場を守っていた。スターストリークは共同住宅の屋上に配備されていた。 だがPAC-3MSEは ロッキード・マーティン のペイトリオットミサイルで最高性能版で配備されれば事情が異なる。ペイトリオットは移動式長距離対空・

見えてきたF-15J後期型の改修、いよいよAESAを搭載したスーパー迎撃機(JSI)誕生へ

Published on The Official Home of the Defense Security Cooperation Agency ( https://www.dsca.mil ) Home > Japan – F-15J Modernization Japan – F-15J Modernization Media/Public Contact:  pm-cpa@state.gov Transmittal No:  19-65 https://www.dsca.mil/print/1259 ­­­ WASHINGTON, October 29, 2019 - 米国務省が日本向け海外軍事販売案件を承認した。最大98機のF-15Jを日本向けスーパー迎撃機(JSI)仕様に性能向上させる案件で総額は45億ドルの試算が出ている。国防安全保障協力庁が同案権の承認を求め関連資料を本日議会に送付した。 日本政府要望により最大98機のF-15Jを日本版スーパー迎撃機(JSI)に改修すべく、APG-82(V)1アクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダー103基(予備5基含む)、高性能ディスプレイ・コアプロセッサーII(ADCP II)ミッションシステムコンピュータ116基、ALQ-239デジタル電子戦装備(DEWS)101基を提供する。また統合ミッション立案システム(JMPS)にソフトウェア、訓練、支援含め提供する。選択式盗聴対策ずみモジュール(SAASM)、ARC-210無線装置、航空機・装備品の統合及び試験支援、地上訓練装備(フライト、保守管理シミュレーター含む)、その他支援試験用装備にソフトウェアと予備部品、通信装備、施設建築の支援、技術文書の準備、人員訓練、戦術兵站支援、調査研究、その他関連補給活動や作戦支援を含め、総額45億ドルの試算がある。 今回の海外向け販売案件は米国の外交目標及び国家安全保障上の目的に合致するものであり、主要同盟国の安全をさらに引き上げる効果が理、政治安定性の確保に役立ち、アジア太平洋での経済成長に資する。日本が強力かつ効果的な自衛能力を維持することは米国の国家安全保障上で死活的な意味がある。 今回の案件により日本の防空体制がさらに強化され、日本本土並びに駐留米軍

F-15J用に新型国産空対空ミサイルの導入に向かう防衛省

Japan Revives Hope For Local Missiles On Upgraded F-15s Jul 22, 2019 Bradley Perrett | Aerospace Daily & Defense Report https://aviationweek.com/defense/japan-revives-hope-local-missiles-upgraded-f-15s AAM-4: Niranira 日 本の防衛省が 三菱電機 製AAM-4B空対空ミサイルをF-15改修に合わせ搭載させる構想の復活を狙っている。 構想はまだ初期段階だが、戦闘機用空対空ミサイルで レイセオン の供給独占体制が崩れる可能性が出てきた。日本のF-15はまず20機が2019年から2024年にかけ性能改修を受け、対象は102機に及ぶ。 ただし防衛装備庁は7月17日付でAAM-4Bを改修機へ統合する調査の提案募集を発表している。同庁は2020年までの調査完了を期待している。 防衛省への取材で改修対象機はレイセオン製APG-82レーダーを搭載するが調査を受けて米側の合意がないと実際の搭載はできないと述べた。 同じ空対空ミサイルと言ってもレイセオンのAIM-120Amraamと違い、AAM-4Bはアクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダーを搭載する。原型はAAM-4だが大型化し推進剤の搭載量を増やしてAmraamの射程を超える可能性もある。 .同省はAAM-4Bはゆくゆくは共用新型空対空ミサイル(JNAAM)にその座を譲ると見ている。JNAAMとはラムジェット推進方式の MBDA 製メテオを原型に日英両国で開発するもの。 JNAAMでもレーダー統合に米国の許認可が必要となる。 AAM-4B導入はJNAAMの実用化が失敗した場合のつなぎを防衛省が考えていることが明白だ。 提案企業の資格要件として「AAM-4ならびにAAM-4Bの設計性能分析に経験」を有するものとあり、三菱電機と戦闘機製造で日本の最先端を征く三菱重工業が対象となっているのは明らかだ。応募締切は8月5日。■

あと20年間はF-15MJの活躍に期待せざるをえない日本はここまで性能を引き上げる

Japan Plans to Sell Off 100 of its Homebrew F-15J Eagles to Pay for More Stealth Jets A good idea or big mistake? F-15J100機余りの売却でステルス機導入の費用捻出とする日本の目論見の成否は? by Sebastien Roblin April 13, 2019   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: Military Technology Weapons War Japan https://nationalinterest.org/blog/buzz/japan-plans-sell-100-its-homebrew-f-15j-eagles-pay-more-stealth-jets-52167 米 国以外でF-15イーグル最大の運用国といえば日本だ。強力な双発エンジンを備えた同機は高速、高性能レーダーと大量の燃料兵装搭載能力を組み合わせ広く伸びる日本列島周辺空域の哨戒に不可欠の存在だ。日本のF-15Jと複座F-15DJ練習機は米国外で生産された唯一の事例だ。1970年代中頃に三菱重工によるF-15Cライセンス生産が決まった。 F-15JとF-15Cは似るが、米側が供与を渋り日本はデータリンク、レーダー受信警告装置J/APR-4、電子対抗装置J/ALQ-8の国内開発を迫られた。また非誘導式Mark 82爆弾の搭載も可能となった。 F-15J初号機の初飛行は1980年で1982年の稼働開始時点で東アジアで最強の機材となった。213機を生産したが半数を占める後期生産型は多段階改良パッケージ対応のF-15MJとなり、強力なコンピューターやデジタル画面、空調機能の向上、J/APQ-1レーダー警告装置の追加、日本製ミサイル運用能力が実現した。後者には短射程熱追尾式AAM-3、レーダー誘導式AAM-4(射程62マイルから75マイル)がある。日本は地表走査用合成開口レーダー搭載のRF-15偵察機開発を企画したが2010年に断念した。 現在の日本のF-15Jおよそ155機、F-15DJの45機は四個航空団の千歳、小松、新田原、

F-35追加調達で日本の空軍力はどうなるのか

Japan Is Going All In on the F-35  日本がF-35増備を決定 And it has to do with China. 狙いは中国だ by David Axe Follow @daxe on TwitterL December 7, 2018   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: China Japan Military Technology World F-35 https://nationalinterest.org/blog/buzz/japan-going-all-f-35-38107 日 本がF-35ステルス戦闘機の追加調達を決定した。 与党自民党と連立政権に加わる公明党が2018年12月5日にロッキード・マーティンF-35の99機調達で合意し、1980年代導入の ボーイング F-15の同数の機材と交代させる。 日本は先にF-35を42機を総額70億ドルで発注しており、通常離着陸型のF-35Aで73機残るF-4Eと交代させる。 三菱重工業 がF-35をライセンス生産している。同社はF-4、F-15も同様に生産しF-16から発展したF-2も82機生産した。 追加調達99機は現有で今後の大型改修に耐えられない一番古いF-15Jの201機と置き換える。残る102機のF-15Jは多段階性能向上(MSIP)仕様の機材で米空軍の後期型F-15Cとほぼ同じ機材だ。 日本はMSIP対応のF-15Jのうち88機で改修を終えておりLink16データリンクを搭載した。2018年末に防衛省は5億ドルを確保しMSIP対象機材全機に新型レーダー他性能改修を実施する。 F-15Jは7飛行隊で第一線防空任務に投入されている。ここにF-35が99機導入されると3ないし4飛行隊の編成が可能となり、残りをMSIP仕様のF-15Jが担当することになる。 ただし99機には垂直着陸型F-35Bが含まれると関係者は述べる。日本政府はいずも級ヘリコプター空母の改装でF-35B運用可能な小型空母の実現を狙っている。 F-35追加調達で日本の空軍力整備の方向がわかる。中国やロシアが引き続き戦力を整備する中で