恐れていたイランの攻撃が実行に移され、イラン国内だけでなく、イエメンやイラクからも発射されたようです。イスラエル固有の防空体制に加え、英米も迎撃に協力し、これまでのところほぼ全数を着弾前に撃破し(イランは半数が着弾と発表)、攻撃対象を軍事施設に限定したこともありイスラエル民間人の被害はない模様です。イスラエルが応酬するかが注目されますが、状況は流動的です。中東の空域は閉鎖され、民間機がダイバーとしているようです。明日のマーケットに大きな影響を与えそうです。The War Zone記事から追加分も含め、本日は特別体制でお知らせしています。 Torsten via Wikicommons/The War Zone イランは自国内からイスラエルに向け、予想されていたとはいえ前例のないドローンとミサイルの乱射を開始した 11:50JST アップデート部分を下に加えました。 14:30JSTアップデート部分を追加しました。 イランは、自国領土からイスラエルの標的に向けて大量のミサイルと無人機を発射したと発表した。その後、イスラエル当局もその主張を認めた。この攻撃は、4月1日にシリアの首都ダマスカスのイラン大使館に付属した領事館をイスラエルが攻撃したことへの報復である。 「IRGC(イラン・イスラム革命防衛隊)の航空宇宙部門は、(イスラエル)国内の特定の標的に対して数十発のミサイルと無人機を発射した」と、イランの国営テレビ局PressTVが、IRGCの声明を伝えている。IRGCは報復作戦を『真の約束』と名付けた。ミサイルやドローンの正確な数や種類は不明だ。100機ものドローンが飛行している可能性があるとの情報もある。 また、イランのミサイルと無人機がイスラエルに向かっているところを撮影したとされる未確認の画像も出始めている。 「イランはイラン国内からイスラエルに向けて直接攻撃を開始した。我々は、イランが送り込んだ無人機を注意深く監視している。これは深刻かつ危険なエスカレーションである」とイスラエル国防軍報道官のダニエル・ハガリ少将は声明で述べた。「イランからのこの大規模な攻撃を前に、我が国の防衛力と攻撃力は最高レベルの準備態勢にある。イスラエル国防軍は、パートナーとともに、イスラエル国家とイスラエル国民を守るために全力で活動している」。 イランの行動を受け、イスラエルは
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