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ISISの操縦するミグ2機を撃墜したと主張するシリア政府発表

ISISの軍事運用能力がどこまでになっているのか、(なるのか)予断を許すさないところがあり、これまでのテロリスト集団とのちがいが日増しにあらわれている気がしますがいかがでしょうか。ロシア製ハードウェアは苛酷な環境での使用にも十分かもしれませんしね。 Syrian Military Claims to Have Destroyed Two ISIS MiGs By: Dave Majumdar Published: October 22, 2014 11:22 AM Updated: October 22, 2014 3:58 PM シリア政府から同国空軍がISISの手に落ちたソ連製MiG戦闘機3機のうち2機を撃墜したと発表。しかしながらこの発表の裏付けがない。 「SyAF(シリアアラブ空軍)がISISによりアルジャラー空軍基地al-Jarah airbaseで捕獲された戦闘機2機を撃墜した、と フェイスブックに シリア軍が書き込んだ。「SyAF所属スホイ戦闘爆撃機はT4空軍基地から発進しアルジャラ空軍基地でISISが捕獲したジェット機をアレッポ上空で撃墜した」 旧ソ連はシリアにSu-22フィッターとSu-24フェンサーを供与している。シリア政府はISISの手に落ちた上記基地を2日前に攻撃したとしている。 反政府勢力のシリア人権監視団Syrian Observatory on Human Rights (SOHR)がISISがMiG-21とMiG-23を運用していると報告したが、合衆国は即座にISISに軍用機運用能力はないと発表している。これに対しISISはL-39練習機兼軽攻撃機を飛行させている写真を意図的に発表している。 SOHRは旧イラク空軍戦闘機パイロットがジェット機を操縦しており、訓練もしているとする。米空軍によればベテランのイラク人パイロットは職務規律が緩く、テロリスト集団内で操縦教官になるのは時間がかかり、実質的に困難と見ている。 ISISの活動環境ではパイロットを新規に訓練しMiG-21やMiG-23のような戦闘機の運用は不可能に近いと見てよい。■

ISISへの空爆が続くシリアでISRへの期待増える

シリア空爆が続くにつれISRの重要性が注目される、という趣旨ですが、シリアとなっていることがポイントでしょうか。F-22が今後どんな活躍をするのかが関心事でしょうね。シリア、イラクの空爆は一種の非対称戦になるはずですから、この場にF-35がいなくてもどうということはないのですが、第四世代機都のインターフェイスがうまく作動するかも見ていく必要があるでしょう。 Experts: As Operation Continues, ISR Demand To Grow in Syria Sep. 27, 2014 - 05:19PM   |   By AARON MEHTA   |    Comments シリア空爆に向かうF-22ラプターが中東某基地から離陸。9月23日撮影 (Tech. Sgt. Russ Scalf/ / US Air Force) WASHINGTON — シリア空爆で最初の数日間は容易だ。1,000ポンド爆弾を投下すれば見ごたえのある映像が手に入る。 たが数週目になれば、長期戦の様相を示し、小型精密攻撃に切り替わり情報収集監視偵察(ISR)が重要度を増すはずだ。 「航空戦のISRとは絶え間なく実施する終わりのないサイクルです」とジェイムズ・ポスJames Poss(米空軍退役中将、ISR作戦副部長)は言う。 第一波攻撃後の9月23日記者会見ではウィリアム・メイヴィル陸軍中将Army Lt. Gen. William Mayville (統合参謀本部付作戦部長)からイスラム国家が民間人に紛れ込み空爆に対応している「証拠」があると発言している。 イラクでの経験から対応方法はわかっているとポスは言い、ISR機材を十分に投入し、無人機、有人機いずれも必要だ、という。「対抗策はわかっています。ISRを強化し、小型兵器を投入すべきです」とポスは言う。「イラクでは標的が多数あり、多くが付随的損害の発生が避けられない地域にありましたが、結局はISRの集中投入で望む効果を得られました」 ただ目標が判明したら、全力攻撃をためらってはいけないとポスは言う。「航空力が効果を上げるのは戦略に基づいて投入したときだけです」とポスは言う。「小規模の結果実現に専念すべきで、やりすぎはよくないのです。目標に応じ

★★★シリア空爆にF-22が投入された背景を考えてみよう

F-22がISIS攻撃に投入されたニュースの続編です。もう少しくわしく伝えていますのでご参考に。 Analysis: Long Road for F-22's First Combat Mission Sep. 23, 2014 - 04:00PM   |   By AARON MEHTA   |    Comments F-22ラプターが兵装庫の中を見せて飛行している。本年7月撮影。ラプターは22日にシリア上空で初の戦闘作戦を実施した。 (Staff Sgt. Jared Becker / US Air Force) WASHINGTON — ロッキード・マーティン F-22ラプターが初の戦闘作戦に投入され運用で大きな一歩となった。 空軍がラプターがシリア空襲に投入された事実を確認し、イスラム国(IS)他の過激派を目標に夜間攻撃を合衆国と湾岸諸国同盟国連合軍の一部として実施。 F-22が戦闘に投入されてこなかった理由に機数が少ないこともあった。当初ペンタゴンは同機を大量導入する予定だったが、当時のロバート・ゲイツ国防長官が生産終了を強硬に求めたため小規模調達になった経緯がある。最終機が生産ラインを離れたのは2011年12月で187機が調達された。 ペンタゴンの報道会見ではウィリアム・メイヴィル陸軍中将Army Lt. Gen. William Mayville(統合参謀本部作戦部長)からF-22がISの指揮命令施設(場所ラカーRaqqah )に精密誘導爆弾攻撃を加えたと確認した。 F-22はAIM-120高性能中距離空対空ミサイル6発またはAIM-120を2発とGBU-32共用直接攻撃爆弾2発の組み合わせで空対地攻撃が可能。機体内部には20 mm機関砲とAIM-9サイドワインダーミサイルを搭載している。 メイヴィル中将は空爆は今後も続くと発表しているのでラプターが再度投入される可能性は高い。バラク・オバマ大統領も軍事行動は数日から数週間程度続くとの見通しを発言している。 ISISへの米空軍の作戦内容開示は小規模で、その理由として運用基地を抱える各国が同じイスラム教徒に対する攻撃へ基地を提供していることに神経質になっている。反対に米海軍は空母運用でもあり、イラク上空での