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★イスラエルがF-35追加調達で50機体制を2024年に実現する

日本より先に進んでいますね。しかも調達を何回かに分けて都度量産効果による機体価格低下の恩恵を受けているところはさすがイスラエルですね。イスラエル独自の装備に関心が集まりますがご存知の方いらっしゃいますか ところでネタニヤフ首相の兄弟はあのエンテベ空港強襲作戦で戦死したイスラエル軍将校だった野をご存知ですか Purchase finalized for 17 more F-35 stealth fighter jets F-35の17機追加調達がまとまる   Yoav Zitun|Published:  27.08.17 , 13:35 http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5008250,00.html (Photo: IDF Spokesperson's Unit) イスラエル国防省がロッキード・マーティンとF-35追加調達で合意し、これで50機体制となる。平均機体価格は100百万ドルへ低下した。 追加調達するのはF-35A(アディール)17機で50機体制が実現すると二個飛行隊が編成可能となる。契約では引き渡しは2024年12月に完了する。 国防省調達部門が米国で米政府JSF担当長と合意書にサインし、オプション権を行使し17機導入が決まった。追加購入は先に安全保障内閣にが調達の権限を行使し承認していた。 「この十年でイスラエル国防省がF-35購入の署名をしたのはこれで三回目」と訪米団長のドゥビ・ラヴィが述べている。「米側は生産が増えるたびに機体単価を下げている。今回の契約では米側事業責任者がメーカーにうまく交渉してくれたおかげで平均機体単価は100百万ドルを切っている。前回調達した機体と比べると相当の値下げだ」 初回導入の単価は19機を単価125百万ドルで購入した。二回目は単価112百万ドルで14機を購入。イスラエルは次回交渉では90百万ドルを割ることを期待している。   今回の値下げはペンタゴンが50機を新規発注したことを受けている。イスラエル購入の機体が米空軍向けより高いのは独自装備の搭載が理由だ。イスラエル国防軍が要望した装備である。 ネタニヤフ首相がイスラエルに到着したF-35機内に入る。(Photo: Motti Kimchi

★C-2のUAE向け輸出は成約するか

C-2は開発に手間取り、防衛省の調達機数も毎年わずかなのでメーカーにうまみのある事業ではないはずです。そこに外需が加わってどのくらいビジネスが変わるでしょうか。政府とメーカーが一体となり海外営業をかけてもらいたいものですが、今回の案件は実態はどうなのでしょうか。川崎重工も自由に発言できない環境だとしたら問題です。またとにかく政権のあらを探す傾向のある野党からすればまた攻撃材料とばかりとびつくのかもしれませんが、トンデモ質問にならないようしっかりリサーチしてもらいたいものです。 Japan in talks to export defense aircraft to UAE 日本がUAEと軍用機輸出を協議中 Deal could open way for Japan to export finished military equipment 成約すれば防衛装備で初の完成品輸出となる C-2 輸送機   August 27, 2017 12:49 am JST https://asia.nikkei.com/Politics-Economy/Policy-Politics/Japan-in-talks-to-export-defense-aircraft-to-UAE TOKYO -- 日本が初の防衛装備完成品輸出に一歩近づいている。 航空自衛隊の最新鋭輸送機C-2をアラブ首長国連邦に売却する案件で日本政府が検討に入っていることが日経新聞取材で土曜日に判明した。 関係省庁が同機の性能諸元含む資料をUAEに開示する。次に両国間で防衛装備品及び技術輸出に関する条約締結が成立するとC-2のUAE売却が可能となる。 川崎重工業が開発したC-2は20トン搭載時に航続距離は7,600キロあり、ロッキード・マーティンC-130のおよそ二倍だ。 C-2は機体の大きさを活かして水陸両用車両、戦闘車両を搭載して遠隔地まで輸送できる。現在の機体価格は190億円だ。 UAEからC-2数機購入希望が伝えられ防衛省は経済産業省と技術情報をUAEへ開示ずみだ。両国政府で最終価格と導入機数のつめがおこなわれている。 日本は紛争当事国への防衛装備品、技術の輸出を禁じており、UAEがイエメンでサウジアラビア主導の有志連

悲劇の重巡インディアナポリスの艦体が海底で発見された

重巡インディアナポリスの沈没は米海軍には後味の悪い大戦末期の出来事で日本海軍の橋本艦長も米本国の海軍法廷に証人召喚され、米艦長は自殺したんでしたっけ。原爆を下ろした後だったので広島投下は回避できできませんでしたが。しかしお金に余裕がありちゃんとした意思があるといい結果が生まれますね。 Billionaire Paul Allen Finds Lost World War II Cruiser USS Indianapolis in the Philippine Sea 大富豪ポール・アレンが第二次大戦で沈没した巡洋艦USSインディアナポリスをフィリピン海中で発見 USSインディアナポリス、1937年真珠湾にて。 US Navy Photo   By: Ben Werner August 19, 2017 12:30 PM • Updated: August 20, 2017 11:26 PM https://news.usni.org/2017/08/19/uss-indianapolis-wreckage-found#more-27594 巡洋艦USSインディアナポリス(CA-35)が日本潜水艦の魚雷二本で沈没して72年たつが、太平洋の18,000フィート(約5,500メートル)下で沈没した艦が8月19日に発見された。 マイクロソフトの共同創設者、大富豪で事前活動家のポール・アレン率いる捜索チームが海軍歴史伝統本部(NHHC)の支援を受け、過去に何度も試みられつつ誰も成功しなかったインディアナポリスをこのたび発見し、第二次大戦中の米海軍関連の悲劇に幕が下りる。 Follow Paul Allen ✔@PaulGAllen We've located wreckage of USS Indianapolis in Philippine Sea at 5500m below the sea. '35' on hull 1st confirmation: http://paulallen.com 1:31 AM - Aug 20, 2017 364364 Replies 6,6846,684 Retweets 11,68611,686 li

8月26日発射の短距離ミサイルはすべて正常に飛翔したと米軍が発表を訂正

やはり米韓演習を黙って見ておれずミサイル発射に踏み切りましたが、ICBMではなく短距離ミサイルを日本海に向け撃ったのは標的想定が日本なのが明らかです。EEZに着水しなかったらよい、という話ではありません。同時発射で精度をそこそこ確保できれば恐ろしい脅威です。戦後72年の今、日本の安全が一番危うくなっています。   NK Missile Tests Didn't Fail, US Military Says in Revised Report 北朝鮮ミサイルの失敗は誤報と米軍が訂正 7月28日発射された北極星-14型ICBMと言われる写真。発射地点不詳。 (Korean Central News Agency/Korea News Service via AP) Fox News | 26 Aug 2017 http://www.military.com/daily-news/2017/08/26/nk-missile-tests-didnt-fail-us-military-says-in-revised-report.html 北朝鮮が8月26日に発射した短距離ミサイル三発はすべて飛翔に成功していた。当初失敗と発表していた米軍が訂正した。 韓国統合参謀本部によれば発射地点は東海岸で155マイル飛翔した。韓米両軍が解析中だが今のところ詳細発表はない。 米太平洋軍報道官デイヴィッド・ベンハム中佐から二発が「飛翔中に故障」し三発目は「発射直後に爆発した」と発表していたが、太平洋軍は評価を見直し、ミサイル飛翔は成功だったと韓国軍評価と一致する内容になった。 韓国大統領府は国家安全保障会議を招集し、今回のミサイル発射をとりあげた。今回の発射は7月の大陸間弾道ミサイル発射以来となった。 今回の発射は米韓合同軍事演習の五日目のことで北朝鮮は演習を開戦準備の一環と非難していた。朝鮮半島では晩夏と春季にそれぞれ展開される演習で緊張が高まる。 今回の発射前に北朝鮮国営メディアは金正恩が特殊部隊の訓練視察の様子を伝えており、金正恩は部隊に「無慈悲に敵部隊を一掃し一挙にソウルを占領して半島南部へ進軍する」と訓示した。 朝鮮中央通信は「標的命中コンテスト」に軍用機、多連装ロケット発射機、推進式銃弾が投

★日本向けオスプレイ一号機が姿を現しました

早く日本の空で日本人操縦の姿を見たいです。塗装は海上自衛隊向けと思うほどのスキームになっているのは海上運用を強く意識したためでしょうか。迷彩塗装より格好いいですね。呼称はV-22になるのでしょうか。 Here Is Japan’s First V-22: The First Osprey Tilt-Rotor Aircraft For A Military Outside Of The U.S. 日本向けV-22初号機は米国外向け初のオスプレイ   By David Cenciotti Aug 26 2017 - https://theaviationist.com/2017/08/26/here-is-japans-first-v-22-the-first-osprey-tilt-rotor-aircraft-for-a-military-outside-of-the-u-s/ 日本向けV-22初号機がアマリロでエンジンテスト中に撮影された 日本向けV-22オスプレイ全17機の一号機がベルヘリコプターのアマリロ組立施設(テキサス)で初飛行準備に入っている。 日本向けV-22は米国外の軍組織が導入する初の機体となる。写真はポール・ローレンス・ブレイメンが2017年8月24日に撮影した。日本向けカモフラージュ塗装を施し、初飛行前エンジンテストをしていた。 陸上自衛隊が受領するV-22ブロックC機体は米海兵隊がMV-22として運用中の機体と同じだ。 オスプレイは災害救援活動も行う想定だが、揚陸作戦支援に投入すべく米軍(米海兵隊、米空軍)との共同作戦能力も備わる。 機体17機と関連部品装備合わせて陸上自衛隊への売却総額は30億ドルに及ぶ。導入は2015年に決まったが、沖縄での同機にはティルトローター構造のハイブリッド機として事故が多発するとの懸念で批判がついてまわっている。■ Image credit: Paul Lawrence Braymen

歴史に残る機体(14)ダグラスA-4スカイホーク

小型で使い勝手が良かったのでしょうね。ただし電子装備などの拡張スペースが足りず後年は苦しい対応もあったようですが、費用対効果の高い機体だったようです。   How the A-4 Skyhawk Ruled the Skies 空を制したA-4スカイホークの歴史   Sebastien Roblin August 20, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/how-the-4-skyhawk-ruled-the-skies-21967?page=show 今日のジェット戦闘機では大型化、複雑化の代償で価格が上昇気味だ。一方で合理的な価格ながら歴史に残った機材もある。その例がA-4スカイホークで使い勝手の良い小型機でいながら大量の搭載能力を発揮し米航空機史に残る機材となり、同様にイスラエル、アルゼンチンにも意義深い機材になった。 1952年、ダグラス航空機のエド・ハイネマン技師が米海軍のAD1スカイレイダー後継機を検討していた。ピストン戦闘爆撃機として空前の大きさの機材の後継機が逆に最も小型かつ軽量のジェット機として提案された。ハイネマンはあらゆる角度からスカイホークの重量と複雑度を削り、生まれたのは全長12メートル空虚重量僅か5トンの機体だった。主翼はデルタ形状だが小型で翼幅8メートルを切り、空母搭載で折りたたむ必要がない。小型化に加え短距離離着陸性能が実現し、スカイホークは1956年の供用開始からその使い勝手の良さを発揮し、とくに飛行甲板が短い通常型空母で多用された。 エンジンはJ65ターボジェットで、スカイホークは敏捷性はあるが最大速度も毎時670マイル程度と高速機でなかった。初期型はレーダーがなく、敵戦闘機に熱追尾式サイドワインダーミサイルと20ミリ機関砲二門で対抗した。だがスカイホークの任務は対地攻撃でそのためハードポイント三か所で合計8千から10千ポンドの兵装を吊り下げ、核兵器にも対応していた。 安価ながら信頼性に富み、効果が高い機材で海軍、海兵隊が大量発注し、生産は各型式あわせ2,500機に上った。1960年代初めには各空母にスカイホーク攻撃飛行隊が少なくとも二個搭載され、初の原子力空母には四個飛行隊があった。エイビオニクスを改良し、空中給油能力

米、中、露の爆撃機が日本周囲を飛行する特異な日になった8月24日

8月23日から24日にかけて特異な飛行が日本・韓国周囲で発生してたことが分かりました。これが「特異」なのかこれからも発生するのかが問題でさらに朝鮮半島情勢も加味するとその意図を正確に理解していかねばなりませんね。航空自衛隊のスクランブル回数もこれでは増えるばかりです。大丈夫でしょうか。 U.S., Chinese And Russian Bombers Each Flew Air Patrols Over East China, Sea Of Japan Close To The Korean Peninsula In Last 24 Hours 米、中、露三国の爆撃が24時間以内に東シナ海、日本海上空から朝鮮半島付近まで飛行していた   Aug 24 2017 - 0 Comments By David Cenciotti https://theaviationist.com/2017/08/24/u-s-chinese-and-russian-bombers-each-flew-air-patrols-over-east-china-sea-of-japan-close-to-the-korean-peninsula-in-last-24-hours/   8月24日にはロシアのTu-95ベア編隊も韓国領空近くへ進出していた。 Tu-95MS戦略爆撃機二機が韓国の防空識別圏に侵入し、韓国空軍戦闘機がスクランブルし「侵入機」を数マイル離れた地点から追尾した。この出来事はロシアが朝鮮半島に接近飛行すること自体がまれなため注目される。 一般的にADIZは「陸上あるいは海上の空域で国家安全保障の観点から民間機の識別、位置情報および管制を行う場所」とされる。 ADIZは領土の先にまで設定されるので該当国は敵意ある航空機への対応時間で余裕が生まれる。許可なく識別圏内を飛行する機体は脅威対象と認定され敵機の扱われることとなり、戦闘機による迎撃対象となりVIDすんわち視覚上の識別を受けることになる。 「ロシア機編隊は昨日午前、韓国防空識別圏に侵入し韓国空軍機が緊急発進した」と韓国聯合通信が軍関係者の発言を伝えている。ただしロシア機は韓国領空を侵犯していないと空軍は説明。 ロシア国防省によればベア編隊はスホイSu