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速報 日米韓ミサイル防衛海軍演習が本日から15日にかけて現在展開中

以下米海軍第7艦隊司令部が発表した声明文です。 U.S., Japan and Korea navies conduct trilateral missile defense informational link exercise By Commander, U.S. Seventh Fleet Public Affairs Office | March 13, 2017 http://www.c7f.navy.mil/Media/News/Display/Article/1111796/us-japan-and-korea-navies-conduct-trilateral-missile-defense-informational-link/ USSジョン・ポール・ジョーンズ (DDG 53), USSシャウプ (DDG 86), JS ちょうかいi (DDG 176), ROKS 世宗大王 (DDG 991) and ROKS 姜邯贊 (DDH 979) がExercise Pacific Dragon 2016で隊列を組んで航行中している。Pacific Dragonは三カ国による弾道ミサイル防衛演習で二年毎に開催され戦術面、技術面の各国間調整が主眼。 YOKOSUKA, Japan -- 米海軍、韓国海軍、海上自衛隊の艦船が共同ミサイル警告情報連携演習(LINKEX)は3月14日から15日にかけて朝鮮半島東方および日本北方の海域で展開し、通信・相互運用能力および連携体制を米第七艦隊責任区域内で確認する。 演習では戦術データ・リンクにより通信情報その他データを各艦の間で共有する。戦術能力の向上、自艦防御態勢の向上、連携関係の強化、ならびに状況認識能力の引き上げを狙う。   米側からUSSカーティス・ウィルバー(DDG 54)、韓国海軍世宗大王(DDG-991)、自衛隊からJSきりしま(DDG-174)が参加する。 米第7艦隊は米国の権益を支えるべくインドアジア太平洋地区を作戦海域とし前方配備海軍作戦を展開する。米海軍艦隊として最大規模の第7艦隊はその他35カ国と協力して海洋パートナーシップを構築しており、海洋安全保障を維持し、地域の安定を確保し紛争を未然に防いでいる。■

★空母打撃群を再編せよ、CSBA提言に注目

先日のF-14の話題はここから来ていたのですね。ブライアン・クラークは元海軍士官の研究員ですね。ここではふたつの艦隊構想Deterrent ForceとManoeuvre Force(空母打撃群あらため)があり後者を機動部隊と訳しています。これまでに大戦中の帝国海軍の機動部隊に対し米海軍のTask Forceも機動部隊とされてきましたが、今後は区別が必要ですね。 US think-tank calls for stealthy, carrier-based UCAV 28 FEBRUARY, 2017 SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM BY: STEPHEN TRIMBLE WASHINGTONDC https://www.flightglobal.com/news/articles/us-think-tank-calls-for-stealthy-carrier-based-ucav-434654/ 米有力シンクタンクが海軍攻撃部隊の将来構想を発表し、各群を空母二隻、支援艦、110機で構成するとしている。機材では無人航空機(UAS)、有人機を組み合わせ空対空ミッションを重視するとしている。 2月28日に戦略予算評価センター(CSBA)が発表した報告書にはジョン・マケイン上院議員(軍事委員会委員長)が賛同している他、トランプ政権共和党指導層も注目している。 ブライアン・クラークよびピーター・ヘインズが中心となったCSBA分析では現行の空母打撃群が2030年までに適切でなくなり、高度装備を有する敵勢力との戦闘では数日しか持続できなくなるとする。 そのため、報告書は「米海軍力復興」 “Restoring American Seapower” と題し、新発想の「機動部隊」“manoeuvre force” として空母打撃群二個を単一部隊に再編し、運用機数を現在の60機から110機に増やすと提唱。合同部隊は航空作戦を高度な敵相手でも継続実施しつつ十分な防御力をで敵の長距離対艦ミサイルにも対抗できるとする。 報告書の想定シナリオでは奇襲攻撃を受ける想定で、ロッキード・マーティンF-35Cを配備した 空母が一隻の場合の場合、戦闘二日目までに戦域を撤退することになるが機動部隊が救援に駆け

★★米空母の「軽」空母構想は実現するか

CSBA報告書を米海軍が前向きに捉えているようです。予想と違っていますね。新しい考え方を取りいれる態度がある海軍には将来性が感じられます。ただ報告書では財源を触れているのでしょうか。フォード級CVNの追加建造、コロンビア級新型ミサイル原潜と大型案件が控える中でCVL建造が簡単にできるでしょうか。そこで、艦体は日本が建造し、搭載航空部隊は米側が担当する案はいかがでしょうか。(英海軍の新型空母の例あり)現行のいずも級より相当大きくなりますが、日本にも有益な技術的進歩を実現する機会になりませんかね。 Will the U.S. Navy Build 'Light' Aircraft Carriers (Armed with Stealth Fighters)? Dave Majumdar February 11, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/will-the-us-navy-build-light-aircraft-carriers-armed-stealth-19413 CSBA(戦略予算評価センター)がまとめた将来の海軍戦力整備案はCVN超大型空母12隻体制の維持とともに新たにCVL軽空母の開発をすすめるべきと提言している。新型空母が実用化するまでは現在の大型揚陸強襲艦をかわりに利用するとする。 「4万から6万トン規模の小型通常動力CVLを想定し、ARG揚陸即応集団の一部として抑止効果戦力を形成することを提言したい」とCSBA報告は言及。「CVLは兵力投射効果および制海能力を提供し、小規模交戦、攻撃、CASを戦闘初期段階で行い、CVNにはハイエンド交戦を複数艦で行わせる前方攻撃部隊あるいは北部ヨーロッパ抑止部隊に専念させる」 構想中の新型通常動力空母は第二次大戦時に生まれたミッドウェー級に匹敵する規模で、相当の航空戦力を運用するだろう。「当初は既存のLHA/LHD揚陸強襲艦をCVLとして運用し、F-35Bを20機から25機搭載する。各艦が耐用年数が終りを迎える頃に専用に建造したCVLが登場しカタパルトと拘束ギアを搭載する」(CSBA報告書) CVL搭載の航空部隊は現在の海兵隊航空戦闘部隊を発展させればよい。「CVL航空部隊には

米海軍の艦載UAVの方向性はどうなっているのか

ペンタゴンと海軍の構想が噛み合わず、結局攻撃機になるはずだった無人機が給油機になりましたが、海軍はこれには満足せず、かつてのUCLASSの機能縮小版を期待しているということですか。一機種で全てを期待すると大変なことになるのはわかっているはずで、本当は専用機材を整備したいが懐事情からそうはいかないのでしょうね。中途半端な機体にならないよう祈るばかりです。ペイロードを期待すれば既存型機体、ステルスを重視すれば全翼機でしょうかね。期待しましょう。 Navy Moves Ahead On Carrier-based Drone Feb 7, 2017 Lara Seligman | Aviation Week & Space Technology http://aviationweek.com/defense/us-navy-moves-ahead-carrier-based-drone 米海軍はX-47B無人戦闘航空システムを空母ジョージ・H・W・ブッシュで2013年に実証している。 Credit: U.S. Navy 高性能装備を敵対勢力が開発中のため米空母は敵海岸線からさらに遠い地点からの運用を迫られるとして、米海軍は無人給油機を空母に配備し航空隊の飛行距離を伸ばそうとしている。 海軍はUAVの空母運用を模索して構想は何度となく途中で変更されてきた。偵察攻撃用だったはずのUAVが結局給油機に落ち着いた。 ペンタゴンは同機の実現にやっと動きはじめそうだ。これまで空母運用空中給油システム(CBARS)またはMQ-25の主任務を空母航空隊への空中給油と想定してきた。ここに来て海軍関係者からCBARSに同時に情報収集監視偵察(ISR)も副次ミッションとして盛り込みたいとの発言が出てきた。 「同機は将来の空母航空隊に不可欠な要素となり、空母の作戦能力を引き上げる効果を生む」とMQ-25開発を担当するボー・デュアルテ大佐が言う。 その目標に向けて、海軍は4社に昨年契約を交付している。 ボーイング 、 ロッキード・マーティン 、 ノースロップ・グラマン 、 ジェネラル・アトミックス に構想案取りまとめを発注しており、その先の技術製造開発段階の提案要求(RFP)への対応を期待する。RFPは今夏にも出て契約決定は201

★★米海軍の将来戦力構成でCSBAが抜本的改革案を提言

どこでも海軍は保守的な組織で思考方法もともすれ固まりがちです(以前は大艦巨砲主義、今は巨大空母第一主義でしょうか)トランプ政権で これまでの縮み志向から一気に拡大するチャンスが来た米海軍ですが戦力編成に悩んでいるようです。そこでシンクタンクCSBAが思い切った提言を議会に提出したようです。果たして海軍の本流思考にはどう受け止められるのでしょうか。 Big Wars, Small Ships: CSBA’s Alternative Navy By SYDNEY J. FREEDBERG JR. o n February 09, 2017 at 12:16 PM http://breakingdefense.com/2017/02/big-wars-small-ships-csbas-alternative-navy/ CSBAはスウェーデンのヴィスビ級に類似したコルベット艦40隻の導入を提言。 WASHINGTON: 米海軍には小規模艦船を多数整備した大規模艦隊が必要なのであり、戦力構造検討結果とは違う形にすべきだと議会委託の戦略予算評価センター(CSBA)が独自の検討内容を発表した。 CSBAも海軍には対テロ作戦やプレゼンス示威から大規模戦闘の抑止任務(必要なら戦闘する)への切り替えが必要だとの米海軍の主張では同じだ。ともに攻撃潜水艦を現行55隻から66隻に増やし、ミサイル潜水艦12隻の整備が必要とまでは共通している。ただしCSBA提言では水上艦艇で内容が大きく異なっており、内容は上院軍事委員会委員長ジョン・マケイン議員の私案に近い。 「戦闘部隊」を構成できるのが大型艦だけと定義すると、CSBA案は340隻で海軍案(355隻)より僅かに少ない。(現在の戦闘部隊は274隻で構成)だが小排水量の哨戒艇まで入れると海軍案の368隻に対し、CSBA案は382隻になる。DARPAが開発中のシーハンターのような無人艦艇も入れるとCSBA構想は更に増えて462隻になる。海軍案ではこの種の艦艇はまったく入っていない。 分野別でCSBA提言ではいろいろな違いがある。 航空母艦 :海軍CSBAともに原子力空母12隻が必要だと一致している(現在は11隻)が、CSBAはスーパー空母をより小型の通常動力「軽空母」(CVL)10隻で補完

予算不足がここまでひどいとは:米海軍ホーネット多数が飛行不能状態に

海軍拡張を主張するトランプ政権も足元がこんな状態ではびっくりするでしょう。オバマ政権に非を求める代わりにビジネスライクな予算編成、執行体制を考えてもらいたいものです。米軍組織は予算確保のために惨状を訴えることが多いとは言え、今回は本当に深刻なようです。これは米国に挑戦しようとする国にとっては願ってもない機会になるでしょう。 Grounded: Nearly two-thirds of US Navy’s strike fighters can’t fly  Congress’ inability to pass a budget is hurting the fleet, leaders say By: Christopher P. Cavas, February 6, 2017   (Photo Credit: MC2 Brooks Patton/US Navy) http://www.defensenews.com/articles/grounded-nearly-two-thirds-of-us-navys-strike-fighters-cant-fly WASHINGTON — 米海軍のF/A-18ホーネット及びスーパーホーネット打撃戦闘機は先頭に立って敵を切り込む機材、空母打撃群の攻撃手段の中心だ。だが 機体の 三分の二近くが飛行不能状態にある。飛べないのは整備の理由もあるが補給処からの部品を待っているためだ。 海軍航空機材の半分以上が飛行できない。主な理由は補修整備の予算がないためだ。 さらに艦艇の修繕費も不足している中、仕事は増えるばかりだ。大型修理保全活動が先送りされたり見送られている。これでは必要な場面で艦艇が威力を発揮できない。空母には三年にも渡る大規模整備が必要で、潜水艦も四年ほど作戦投入できなくなるのは普通だ。その中でボイシーは潜航証明が撮れず、造船所の作業日程があかないと作戦に投入できない。 海軍上層部はもっと予算がないと同じ状況が今年末までに少なくとも潜水艦五隻で発生すると述べている。 乗組員や家族の勤務先変更に伴う移転費用が確保できておらず、440百万ドルが足りないとする。また陸上施設の15パーセントが劣悪な状態で、修繕・差し替え・廃棄が必要だとする。 このような暗い状況を上層部が

★★★米海軍でF-14(の機能)が改めて必要とされる理由

そもそも一機種ですべてをこなすことに無理があるのであってこれまで機種の絞込をしてきた米海軍ですが今後再び高性能の専用機材複数を揃える方向にむかわないともかぎりません。21世紀の米軍部隊は海外基地も縮小するので空母打撃群に期待するところがふえるはずです。ソ連の米空母攻撃構想と中国のA2ADは違う気がするのですがどうでしょう。 Forget the F-35: Why America's Military Misses the F-14 Tomcat Dave Majumdar February 6, 2017 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/forget-the-f-35-why-americas-military-misses-the-f-14-tomcat-19347 空母搭載機に長距離攻撃能力が必要だとワシントンでよく議論に上るが、制空能力の向上が米海軍に必要なことは軽視されがちだ。 米海軍は グラマン F-14トムキャットが2006年に全機退役後に空対空専用機材は保有しない状態が続いている。だがトムキャットでさえ最後の数年間は地上攻撃任務に転用されていた。ソ連の脅威が消えたためだった。だが今や空母に新しい脅威が現れており、敵側も新型戦闘機を配備してきたことで ボーイング F/A-18E/Fスーパーホーネットおよび ロッキード・マーティン F-35C共用打撃戦闘機も安閑としていられなくなっており、軽視されてきた海軍の防空任務が特に西太平洋で再び注目を集めつつある。 「航空優勢確保用の戦闘機の新型が必要だ」とハドソン研究所は「槍先を鋭くする:空母、統合部隊、ハイエンド紛争」との表題の報告書を刊行した。著者はセス・クロプシー、ブライアン・マグラス、ティモシー・A・ワトソンといったNational Interestにおなじみの研究員だ。「統合運用部隊には空母搭載戦闘機の支援が必要であることを鑑みれば、この機能の有無は死活的だ」 報告書ではスーパーホーネット、F-35Cともに敵の新型第五世代機からの挑戦に対抗できないとし、ロシアの スホイ T-50 PAK-FA、 成都 J-20を例示している。現行のSu-30SM、Su-35Sや中国のJ-11

★米海軍の次期戦略ミサイル潜水艦コロンビア級はこんな姿になる

米ミサイル原潜は核抑止力の重要な要素で一度も居場所を探知されたことがないと言われています。その任務は重要ですが攻撃型潜水艦の乗員とは決定的にメンタリティが違うはずです。40年間も供用できるのであればいい買い物でしょうが、その裏にはこれまでの稼働実績からの原子炉関係の技術が相当進歩していることが伺えます。こればかりは日本にはほぼ永遠に手に入らない分野ですね。 Navy Builds New Nuclear Missile Submarine Tubes KRIS OSBORN Wednesday at 1:45 AM http://www.scout.com/military/warrior/story/1693291-most-read-2016-new-navy-columbia-submarines オハイオ級核ミサイル潜水艦の後継艦は2080年代まで供用される。その役目は米本土への大量第一撃核攻撃を未然に防止することにある。 海軍は新型核弾道ミサイル搭載潜水艦SSBNの初期建造と試作を開始しており、海中に大量の抑止力を展開し世界平和を維持する姿勢を堅持する。 オハイオ級後継艦(ORP)建造事業は2021年に建造開始の予定。要求性能・技術仕様の準備、初期試作作業はすでにジェネラル・ダイナミクスのエレクトリック・ボート事業部が着手している。 全長560フィートで16発のトライデントIID5ミサイルを搭載する44フィート長の発射管を備えたORPはステルスとハイテクの核抑止力として世界の海中で哨戒する設定だ。 「供用期間を42年に設定し、2080年代まで運用することで生存性が高く信頼性の高い抑止力が実現します」とデイヴィッド・ゴギンス大佐オハイオ級後継艦建造事業主管は2016年のScout Warrior取材に発言していた。 この新型潜水艦はコロンビア級と命名され一号艦は2028年に完成し、実戦哨戒航海は2031年に開始すると大佐は述べている。最終的に12隻を建造運用し、供用は2040年代から2080年代に及ぶ。 戦略核抑止体制の維持 海軍の説明ではオハイオ級後継艦の任務はあくまでも核抑止力だという。詳細設計は2017年に完了する予定だ。新型潜水艦は核戦争の場合に第二次攻撃(報復核攻撃

★米海軍の「極秘」潜水艦にロシアが神経を尖らせる理由がある

結局三隻しか建造されなかったシーウルフ級は特別な存在のようです。その任務内容が明らかになることは多分ないでしょうが、相当重要な任務についているようです。北極海での活動用に特別に改装されているようです。 The 'Secret' Submarines the U.S. Navy Doesn't Want to Talk About (And Russia Fears) 海上公試中のUSS Seawolf Wikimedia Commons/Public domain. David Axe November 19, 2016 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/the-secret-submarines-the-us-navy-doesnt-want-talk-about-18463 2013年8月、米海軍の攻撃型原子力潜水艦USSシーウルフがワシントン州ブレマートンを出港し、1997年就役以来五回目あるいは六回目の任務についた。 一ヶ月後、第六艦隊がノルウェー駐在米大使がハアコンスベルン軍港に寄港中のシーウルフを視察する写真をFlickr上に公開した。ワシントン州から数千マイルの距離だ。 同艦は北極海を潜行してノルウェーに着いたのだ。 沈黙の部隊 米海軍は潜水艦部隊について口を閉ざしている。潜水艦の最大の利点はステルスだ。70隻ほどの潜水艦部隊でシーウルフは姉妹艦コネチカット、ジミー・カーターとともに特に秘匿性が高い。 シーウルフ級各艦をグーグル検索しても何もわからない。 シーウルフの公式ホームページは閉鎖されている。シーウルフの外観写真は2009年時以来見られない。 シーウルフ及び姉妹艦は特別な存在だ。新型で大型高速で重武装の同級は他の攻撃型潜水艦と一線を画し、一隻およそ30億ドルの費用がかかっているが数億ドル相当の特別装備が搭載されワシントン州で特別戦隊に編入されている。 一回航海に出ると数ヶ月帰港せず、しかも出動の公表は一切ない。シーウルフ乗組員の配偶者は同艦の動きは「全く予想できない」と表現している。 一方で同級の秘密ミッションは成功を収めている。2007年にシーウル