South Korean KA-1 light attack aircraft. (Korean Aerospace Industries photo) 北朝鮮ドローン侵入への対応中に、南朝鮮KT-1ターボプロップ武装練習機が墜落した 韓 国軍は月曜日、5年ぶりに発生した国境線超えしたドローンに対し、戦闘機や攻撃ヘリなどスクランブル発進させ、小型攻撃機が離陸時に墜落した。 AP通信によると、KA-1プロペラ軽攻撃機の乗員2人はパラシュートで安全に脱出し、合計5機の北朝鮮ドローンが韓国領空に侵入した。KA-1は韓国のKT-1訓練機を兵器化したもので、70ミリロケット弾と12.7ミリ機関銃ポッドを搭載可能。 聯合ニュースによると、事件はソウル時間の月曜日午前10時半前に、韓国軍が北朝鮮の無人機と推定される「未知の物体」数機を検知して始まった。 聯合ニュースによると、物体は京畿道の国境地帯で探知されたと、合同参謀本部関係者の話として伝えている。 聯合ニュースによると、「各機は軍事境界線を越えて飛行し、金浦、江華島、坡州地域で飛行が目撃され、民間便の(一時)停止につながった」という。AP通信は、韓国の合同参謀本部を引用し、ドローン5機のうちの1機が、首都圏北部にまで移動したことを報じた。 「APによると、軍は北朝鮮無人機を撃墜するため、威嚇射撃と戦闘機や攻撃ヘリで対応した」が 「攻撃ヘリは合わせて100発を発射したが、北朝鮮の無人機が撃墜されたかどうかは判明しなかった。国防省によると、韓国地上での民間人の被害は直ちに報告されていない」。 AP通信によると、韓国は自国領空での対応に加え、「北朝鮮ドローン飛行への対応措置として、国境付近と国境を越えて北朝鮮の主要軍事施設を撮影するため監視資産を派遣した」と合同参謀本部は述べている。合同参謀本部は詳しく説明しなかったが、AP通信によれば、「一部の観測筋は、韓国が北朝鮮内で無人機を飛ばした可能性が高いと述べている」。 ソウルが北朝鮮内の偵察活動を公に認めたことは「極めて異例で、北朝鮮の挑発に厳しく対応する尹淑烈大統領率いる保守政権の決意を反映していると思われる」とAP通信は報じている。「北朝鮮はより激しい暴言や兵器実験、その他の挑発で対応する可能性があると、一部のオブザーバーは述べている」。 月曜日の事
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