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まだまだ現役、B-52の現状と今後の改修の方向性

まだまだB-52は供用されそうですね。エンジン換装が実現すれば一層その効果を発揮するでしょう。良い投資だったことになりますね。 Why America's Enemies Still Fear the B-52 Bomber Sebastien Roblin October 2, 2016 http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/why-americas-enemies-still-fear-the-b-52-bomber-17899?page=show 9月26日、大統領候補討論会でドナルド・トランプはヒラリー・クリントンから核戦力について聞かれこう答えた。 「ロシアの戦力増強で装備は近代化している。それに対し米国は新型装備配備が遅れている。 「先日の晩にB-52が飛んでいるを見たが皆さんの父親より古い機体で祖父の世代が操縦していた。このようにほかの国に追いついていない」 つまりB-52は老朽機で米空軍が世界から特にロシアから大幅に遅れを取っていると言いたかったのだろう。 でも本当に古い機体なのでは? B-52ストラトフォートレスの初飛行は1952年で生産は1962年まで続いた。現在運用中のB-52H合計76機より高齢のパイロットは皆無に近い。トランプ発言は「祖父」というところまでは正確であり、B-52乗員の中には三世代続けて同機に搭乗員という家族がすくなくとも一組存在する。 その機体が今でも有益なのかが疑問となっているわけだ。 BUFFのニックネームが付くB-52は当初は核爆弾を上空から投下してソ連を攻撃するのが役目だった。だが地対空ミサイル、空対空ミサイルの登場で想定した任務は1960年代末に自殺行為となり、今でも同じだ。 では何に使うのか、米空軍がまだ運用しているのはなぜか。 B-52は湾岸戦争以降ほぼすべての戦役に投入されている。その理由は何か。 B-52には二つの大きな利点がある。大量の爆弾、ミサイルを搭載できること、遠距離に運べることだ。空中給油なしでも8,800マイルを飛べる。また性能向上用のスペースは機内に豊富にある。 同機は爆弾、ミサイルの長距離配達トラックということか。 防空体制を整備されあt標的にはどうするか。AG

B-1Bにちょっかいを出すと痛い目にあうぞ 北朝鮮を睨むランサーの韓国臨時派遣飛行

なるほどB-1Bでも中国、ロシアへの侵攻は不可能になっているわけですか。でも北朝鮮なら可能なのですね。そうなれば北朝鮮もグアムを狙ってくるはずで、グアムのミサイル防衛はどうなっていましたかね。 We go to war so you don’t have to 韓国オサン基地上空を飛行する B-1B ランサー。Sept. 21, 2016. U.S. Air Force photo It’s Still a Bad Idea to Mess With the B-1B Bomber The Lancer shows off near North Korea by DAVE MAJUMDAR https://warisboring.com/its-still-a-bad-idea-to-mess-with-the-b-1b-bomber-1d9dadb7923b#.eho9lwpw6 ロックウェル・インターナショナルB-1Bランサー戦略爆撃機一機がオサン空軍基地(韓国)に着陸した。ペンタゴンは同機の臨時派遣は韓国防衛の意思を核をちらつかせる北朝鮮に示すものだ。 「米韓のつながりは鉄並に堅く、北朝鮮の強硬な態度が出てもコミットメントが揺らぐことはありません」とトーマス・バーゲソン中将(第7空軍司令官)は語る。 B-1Bはグアムのアンダーセン基地から9月21日、北朝鮮が新型潜水艦発射ミサイルのテストに成功したあと韓国に飛来した。 B-1B一機が9月13日に韓国上空を飛行したが着陸はしていない。 韓国空軍作戦司令官リー・ワン・クエン中将は「韓半島は深刻な安全保障上の危機状態にあり、その原因は北朝鮮が五回目の核実験、SLBM発射、弾道ミサイル発射で、国際社会の懸念を招いている」との声明を発表している。「韓米空軍部隊は状況の変化を意識し密接に情報交換し運用能力を高めている。敵が再度挑発してくれば合同空軍部隊は迅速に対応し、敵の戦闘意欲と能力を排除する」 北朝鮮との国境線付近を韓国空軍F-15Kスラムイーグル二機編隊と飛行するB-1B Sept. 21, 2016. South Korean air force photo B-1Aは1970年代に高高度をマッハ2で飛行する戦略核爆撃機として構想された。しかし当時

★B-21の名称はレイダーに決定、有人運用が基本となる

ドゥーリットル爆撃隊の生存者はついに一人になり、命名式に参加できたようです。レイダーとは空軍にとって、米国人にとって特別の意味があるようです。 Air Force Wants to Keep ‘Man in the Loop’ with B-21 Raider Image via U.S. Air Force POSTED BY: HOPE HODGE SECK SEPTEMBER 19, 2016 http://www.defensetech.org/2016/09/19/air-force-wants-to-keep-man-in-the-loop-with-b-21-raider/ B-21が選択的に有人操縦機になるとの観測は誤りだったようだ。 空軍長官デボラ・リー・ジェイムズが新型機の呼称をレイダー  Raider と発表したのと同日に空軍グローバルストライク軍団司令官が同機にはパイロットを無期限に登場させると発言している。 「有人機として運用する」とロビン・ランド大将は空軍協会年次大会の席上で19日発言した。 ランド大将は単価550百万ドルの長距離戦略爆撃機は無人運用の支援機材と運用するとも発言したが、レイダーの無人運行も将来的には可能性があるものの、有人運用の利点を強調した。「ヒトが介在している方がいい。パイロットとして女性もいいね。とくにこの機は核運用もしますから」 一方で空軍迅速戦力整備室のランドール・ウォルデンは将来の変更の可能性は残してあると発言。「無人機運用の基本的な要求内容はすでに出ている。問題は実現するタイミングです」 同機は老朽化進むB-52やB-1の交替が期待され、空軍は初期作戦能力獲得を2020年代中頃と見ている。 名称のレイダーは第二次大戦中のドーリットル東京爆撃隊にちなむもの。ジェイムズ・ドーリットル中佐以下の各機は1942年に東京他で工場、軍事施設攻撃を真珠湾攻撃の後で実施した。■

★米空軍>B-21主要装備生産にあたる7社を公表

Pratt & Whitney, BAE Among Major B-21 Contractors Lara Seligman , Defense News 5:44 p.m. EST March 7, 2016 http://www.defensenews.com/story/breaking-news/2016/03/07/pratt-whitney-bae-among-major-b-21-contractors/81454014/ WASHINGTON —米空軍は ノースロップ・グラマン が進める次世代爆撃機B-21の大手契約企業7社を公表した。このうちエンジン製作は プラットアンドホイットニー と判明した。 空軍長官デボラ・リー・ジェイムズが報道陣に大手契約企業リストを3月7日にペンタゴンで見せた。予想通り、エンジンはプラットアンドホイットニーで同社コネティカット州イーストハートフォード工場が生産する。B-2エンジンのF118は GEエイヴィエーション が担当していたので新しい展開となった。 残る6社は BAEシステムズ 、 GKNエアロスペース (ミズーリ州セントルイス)、 ジャニッキインダストリーズ (ワシントン州)、 オービタルATK (ユタ州、オハイオ州)、 ロックウェルコリンズ (アイオワ州)、 スピリットエアロシステムズ (カンザス州)で「機体構造またはミッションシステムズ」にあたる。 ただしジェイムズ長官は各社がどこを担当するか明らかにしていない。 空軍が企業名を公表することにした背景に透明性を上げて多額の予算を必要な同機開発へ支持をとりつけるのが目的があるとジェイムズ長官も認める。B-21にはその他事業やペンタゴン案件との中で予算確保する難題が待っており、とくに議会との関係が重要だ。今月初めには有力議員のジョン・マケイン上院軍事委員会委員長が同機事業を阻止する意向を発表していた。 「B-2はあまりにも長い間秘密扱いのままで詳細情報の多くが秘匿扱いになったままだった」とジェイムズ長官は述べた。「B-21ではそれを改め、より透明性を今後も示していく」■

ご参考)これが米空軍が2月26日に発表したB-21を紹介する声明文

Air Force reveals B-21 Long Range Strike Bomber By Mike Martin, Secretary of the Air Force Public Affairs / Published February 26, 2016 http://www.af.mil/News/ArticleDisplay/tabid/223/Article/673784/air-force-reveals-b-21-long-range-strike-bomber.aspx (U.S. Air Force graphic) WASHINGTON (AFNS) -- 空軍長官デボラ・リー・ジェイムズが2月26日空軍協会主催のシンポジウム(フロリダ州オーランド)で長距離打撃爆撃機の完成予想図を初公開し、制式名称はB-21と公表した。 「この機体は将来の空軍力の象徴であり、空軍隊員の声を重視する。愛称案を隊員から広く募集し、秋の空軍協会行事で名称を発表する」 現時点で試作機は存在しないが、完成予想図は初期設計検討案をもとにしている。B-21の名称は21世紀で最初に生まれる爆撃機を意味する。 今回の発表はジェイムズ長官が空軍参謀総長マーク・A・ウェルシュ三世大将とともに2017年度予算案を上院に提出した数週間後に行われ、機材の更新が空軍にとって最優先事項であることを改めて強調している。 「これまで50年間米国を偉大な国にしてきた機材や装備があり、次の50年間でも新装備が米国を偉大にする」とウェルシュ参謀総長は議会公聴会で2月10日に証言している。「この他の装備でも性能改修または新規開発で現今並びに将来の脅威に対応する必要があり...このため旧式装備は処分し新型装備に切り替えるのが唯一の方策だ」 ジェイムズ長官はB-21は将来の高度脅威内容にも対応可能で、空軍に米本土から発進して世界中のいかなる地点を空爆できると発表。またB-2の外観と類似しているのは「B-21は要求性能水準から構想されており、実用化済みで成熟した技術の利用を前提にしています」ためと説明。 同機事業は技術および生産の開発段階に入っており、初期作戦能力獲得は2020年代中頃の想定。 空軍関係者は、現役隊員、州軍隊員、予備役、民間人

★速報 LRS-B制式名は B-21、 米空軍が発表

US Air Force Unveils New B-21 Bomber By Lara Seligman, Defense News 9:57 a.m. EST February 26, 2016 http://www.defensenews.com/story/breaking-news/2016/02/26/b-21-bomber-air-force-lrsb/80976160/ (Photo: Courtesy of Ann Stefanek, US Air Force Pentagon) ORLANDO, Fla. — 米空軍長官が新型長距離打撃爆撃機の完成予想図を初公開し、制式名称はB-21だと発表した。 2月26日、空軍協会主催の航空戦シンポジウムの席上でデボラ・りー・ジェイムズ長官が次世代爆撃機予想図を披露し制式名称がB-21だと発表した。 ただし愛称は未定で、長官は空軍隊員に提案を求めた。 「これが機体の完成予想図で制式名も決まりましたがまだ名称がありません」とジェイムズは紹介し、「空軍隊員の皆さんにB-21の一番ぴったりする愛称案を提案してもらいたい」と述べた。「試作機も完成しておらず、本日公開した完成想像図は初期設計概念図を基にしている」と空軍は声明を発表。制式名の由来はLRS-Bが21世紀で初めての爆撃機になるためと声明で解説している。 ジェイムズ長官はB-21が同じノースロップが製造したB-2に酷似している理由にも触れている。 「B-21の設計は要求性能の実現のため最初から既存かつ成熟した技術内容を活用することに主眼を置いていた」 ジェイムズ長官発表を受けてノースロップ・グラマンの広報はB-21爆撃機が与える将来への意義を強調し。 「ノースロップ・グラマンは誇りをもってB-21爆撃機製造の主契約企業を務めます。米空軍と連携し、我が国の安全保障で死活的な性能の実現に努めます。ご質問は空軍あてにお願いします」 米空軍はB-21に関し技術開発、製造準備、開発業務での契約をノースロップへ昨年10月27日付で交付していた。配備開始は2020年代中頃と見込んでいる。■