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中国が新型ステルス爆撃機二形式を開発中と判明、とくにJH-XX戦闘爆撃機が要注意

Intel Report Confirms China Developing Stealthy Tactical Bomber In Addition To Strategic Bomber 米情報機関が確認 中国はステルス戦術爆撃機を戦略爆撃機と並行開発中 News of China's development of a long-range stealth fighter bomber is a punch to the gut to those who long championed a similar concept for the USAF. 中国が進める長距離ステルス戦闘爆撃機開発は米空軍の独壇場を奪いかねない BY TYLER ROGOWAY AND JOSEPH TREVITHICK JANUARY 16, 2019 http://www.thedrive.com/the-war-zone/25989/intel-report-confirms-china-developing-stealthy-regional-bomber-in-addition-to-strategic-bomber CHINESE INTERNET 米 情報機関が中国のステルス爆撃機は一種類のみでなく二形式が開発中であると初めて公表した。H-20ステルス重爆撃機では以前も報道があったが、あらたに小型で地域内作戦に特化したステルス爆撃機JH-XXの存在が明らかになった。 国防情報局(DIA)がまとめた最新の中国軍事力の報告書が1月15日公開された。冷戦時のソ連軍事力報告にならいDIAは中国に特化した報告書を2017年から刊行している。今回は2018年11月現在の情報をもとにまとめた。 「PLAAF(人民解放軍空軍)が新型中距離及び長距離ステルス爆撃機を開発中で域内外の標的の攻撃を狙っている」と報告書別冊で解説している。「新型爆撃機ではステルス技術が中心で、2025年までに初期作戦能力を獲得するだろう」 報告書では情報はごくわずかで、名称にも触れていない。「新型爆撃機各型は全面的に現状の爆撃機の性能を上回り、第5世代戦闘機技術を盛り込んでいる」とだけ述べている。 報告書では名称に触れていないが、「長距離ステルス爆撃機」

最新の強襲揚陸艦USSアメリカが佐世保へ。ワスプは本国回航。F-35B運用能力高まる。

USS America Will Head to Japan to Serve as Next Forward-Deployed Amphibious Flagship USSアメリカが日本へ移動し前方配備揚陸部隊旗艦へ 。  By: Megan Eckstein January 17, 2019 10:09 AM https://news.usni.org/2019/01/17/uss-america-to-japan 強襲揚陸艦USSアメリカ (LHA 6) と誘導ミサイル駆逐艦USS Hopper (DDG 70) がアラビア湾内を遊弋した。 Nov. 28, 2017. US Navy photo. 米 海軍最新の強襲揚陸艦が最古参艦に交代し太平洋の前方配備艦となる。 USNI NewsはUSSワスプ(LHD-1)が今年後半に米本土東海岸へ戻ると以前伝えている。同艦は2018年1月に日本へ移動し米第7艦隊担当杭域の揚陸部隊旗艦となっていた。このたび米水上艦部隊司令官がUSSアメリカ(LHA-6)がその座を交替すると明らかにした。 「(ワスプ)は保守整備のため本国へ戻す。アメリカを代わりに派遣する」とリチャード・ブラウン中将(水上部隊司令官兼太平洋地区水上艦部隊司令官)が1月11日に報道陣に明らかにした。 別の筋からもUSNI Newsはアメリカ派遣を確認した。 ただし海軍当局は同艦の移動時期や日本での受入れ体制整備の状況について回答していない。 VMFA121のF-35B ライトニングIIがUSSワスプへ着艦している。 March 5, 2018. US Navy Photo 海軍は強襲揚陸艦9隻を運用中で内8隻がワスプ級LHDでアメリカ級では二番艦USSトリポリ(LHA-7)が今秋就役しフロリダ州ペンサコーラに配属される。 ワスプとUSSエセックス(LHD-2)が艦齢が一番高く、ともに海兵隊所属のF-35B運用が可能だ。ワスプがFDNF艦として日本にあり、海兵隊戦闘攻撃飛行隊(VMFA)121を、エセックスが中東でVMFA-211を搭載している。 最新のアメリカとトリポリは航空機運用能力を強化し、航空燃料貯蔵量を増やし、機体整備の便を高めている。

F-22部品を3Dプリンターで製造し、納期費用の大幅削減に成功 米空軍

USAF 3-D prints metal parts to keep F-22 repair cost down USAFがF-22部品を3Dプリンターで製造し保守整備費用を削減 18 JANUARY, 2019 SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM BY: GARRETT REIM LOS ANGELES https://www.flightglobal.com/news/articles/usaf-3-d-prints-metal-parts-to-keep-f-22-repair-cost-455133/ Lockheed Martin F-22 USAF 米 空軍が ロッキード・マーティン F-22用のチタン製部品を3Dプリンターで初めて製造し、整備経費と時間の節約効果を狙った。 USAFで稼働可能なF-22は186機しかなく、いかに効率よく配備運用するかが課題だ。同機で損傷後の補修費用が悪名高いほど高額になっている。 金属ブラケット製造で3Dプリンターを使ったのはヒル空軍基地の574航空機整備中隊で整備要員は短時間で部品を入手できるようになり、発注最小単位を意識しなくても良くなる。 「F-22運用で一番難しいことが配備機数が少ないこともあり部品入手です」と574整備中隊のロバート・リューインが述べた。 ブラケットは粉体融合手法でチタン粉末をレーザーで多層構造にする工程で作成したとUSAFは説明。3Dプリントでのブラケット製造は発注から3日で完了した。プリント部品はコックピット内のキックパネルのアルミ部品と交換した。この部品は腐食が多く8割を整備中に交換しているという。 交換した部品は運用中に様子を見ながらヒルAFBに整備へ戻った際に再点検する。効果が確認されれば今後は整備中に交換される。F-22では他にも効果確認を予定している部品が5点あるとUSAFは述べている。 「複雑形状の部品も対象にすればこの基地での機体整備が60日から70日も短縮できます」(リューイン)■ コメント:  3Dプリンターは米軍で用途を広げているようです。現場で簡単に扱えるとは行かなくても従来の部品入手作業を大きく変えそうですね。前提はデジタル化ですが、我が自衛隊ではどうなっているのでしょう。今後防

★三菱重工でのF-35生産は終了へ。輸入機調達へ舵を切る日本の防衛政策

Japan to cease in-country assembly of F-35 jets 日本はF-35の国内生産を終了させる By: Mike Yeo   https://www.defensenews.com/industry/2019/01/17/japan-to-cease-in-country-assembly-of-f-35-jets/ ルーク空軍基地(アリゾナ州)で初の単独飛行前にコックピットを点検する航空自衛隊の中野二佐。 (Tech. Sgt. Louis Vega Jr./U.S. Air Force) 日 本は ロッキード・マーティン F-35の次期ロットから国内最終生産ラインを利用しない。 これは防衛装備庁広報官がDefense Newsに語ったもので、2019年度分契約から海外生産機材輸入に切り替える。 同広報官は国内生産中止の背景について防衛省へ照会してほしいとあったので同省に問合わせたがまだ回答がない。 最新の防衛大綱及び防衛力整備五カ年計画では「高性能装備を可能な限り妥当な価格で調達する」とあり、「価格効果が悪い事業は見直しまたは中止する」ともある。 日本政府は防衛予算案を承認済みで、2019年度にF-35A6機を612.35百万ドルで調達する。 さらに366.12百万ドルを「その他関連経費」としてF-35関連の整備保守用装備品含む形で計上している。 日本は2013年から最終生産点検施設FACOでF-35Aを組立中。防衛装備庁によればFACO( 三菱重工業 が運用)は契約済み機材が生産完了する2022年度まで使用される。 日本は国内産業基盤の維持に苦慮しており、防衛大綱でも「低生産量ゆえの高コスト体質や国際競争力の欠如という課題」の克服の必要を訴えている。 日本政府の予算関連資料ではF-35A24機を機体単価平均144.2百万ドルで購入するとあるが価格は低下傾向にあり、2018年度分は119.7百万ドルだ。ただし共に現時点の為替レートによるもの。 当初発注のF-35A42機に加え、日本は追加調達で105機を想定し、うち42機をF-35B短距離離陸垂直着陸型とする。防衛整備案ではまず45機を今後5年で調達し、F-35Bは18機となる。■ コメント:

レーザー兵器開発、実用化はどこまで進んでいるのか 意外に早く戦闘機搭載になるかも知れない

Imagine This: Air Force Fighters Like the F-35 and F-22 Armed with Lasers 戦闘機へのレーザー兵器搭載が間もなく現実になる by Kris Osborn January 18, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-22 F-35 Lasers Military Technology World https://nationalinterest.org/blog/buzz/imagine-air-force-fighters-f-35-and-f-22-armed-lasers-41822 米 空軍は航空戦の戦略、戦術、作戦構想を書き換えるレーザー兵器の急速な実用化を目指している。レーザー技術は近代戦の様相を一変し戦闘機による攻撃効果を引き上げる存在だ。 空軍は早ければ2020年代にも航空機でのレーザー兵器運用を目指し、電源確保以外に装備統合をしつつ技術の急速な進歩に対応する。 レーザーで光速で攻撃精度が上がるだけでなく欲しい効果に合わせ拡大縮小、つまり完全破壊から部分損傷あるいは限定効果まで脅威に応じた対応が可能となる。 「レーザーにより戦闘部隊は状況に対応して柔軟、迅速かつ精密な標的攻撃が可能になります」と空軍研究本部(AFRL)広報エバ・ブレイロックがWarror Mavenに書面で伝えている。 空軍研究本部はカートランド空軍基地でレーザー兵器を開発中で、地上発射テストは実施済みで空中発射実証の準備に入った。まずレーザーポッド装着の戦闘機から地上で発射し機体装備との整合性を確認する。 ARFLの主要プロジェクトには空対空兵器としてSHIIELD自機防御用高エネルギーレーザー実証装置があり、地上発射型の実証レーザー兵器システムもある。AFRLは ロッキード・マーティン とSHIELDに取り組み、実用レベルのレーザーで数年以内の実現を目指している。 半導体レーザーは電源のみに依存し、特定の化学製品は必要ない。高熱で標的の機能を喪失させたり燃焼させる。 レーザー兵器が実用化されれば戦闘機パイロットの戦術で新しい可能性が広がる。例えば複数標的を同時にねらうとか再照準がすぐ

1月15日、嘉手納基地滑走路にF-15が滑走路両端から緊急着陸した

Two F-15s make emergency arrested landings within minutes of each other on Okinawa 沖縄でF-15の2機がわずか数分の差で滑走路に両側から緊急着陸した An aerial view of Kadena Air Base, Okinawa, shows the north and south runways. COURTESY OF GOOGLE EARTH By CARLOS M. VAZQUEZ II AND AYA ICHIHASHI | STARS AND STRIPESPublished: January 17, 2019 https://www.stripes.com/two-f-15s-make-emergency-arrested-landings-within-minutes-of-each-other-on-okinawa-1.564831 安 全上の問題のためF-15の2機が同じ滑走路に反対方向から着陸する事態が発生した。 両機とも嘉手納基地に1月15日午前10:30ごろ安全に着陸したが、緊急車両が待機する中でのことだったと沖縄防衛局が発表。 両機は拘束フックによる着陸で、南滑走路両端に設置した鋼鉄索をテイルフックで捉えたと現地紙沖縄タイムズが伝えている。南滑走路は1月8日以降工事のため閉鎖中だ。 一機は降着装置に異常があり、もう一機は油圧で問題があったが両機とも安全に着陸したと17日に18航空団が発表した。 両機は格納庫まで牽引され移動したと沖縄タイムズは伝えている。滑走路は午前11:20に通常運用に戻った。 一時的にせよ滑走路が閉鎖されたためその他機材は普天間海兵隊航空基地に着陸地を変更した。 今回の事案の前日に三沢航空基地を離陸したF-16Dファイティングファルコンが機内密封度に問題があり青森県の地方空港に緊急着陸する事態が発生していた。■ コメント  軍用機と民間機で基準が違いますし、そもそも用途後外から設計が全く異なるのですが、今回の事案はその中でも極めて異例だったようです。しかし、これを材料に「軍用機の危険」を訴える勢力の狙いが「基地の全廃」「安保体制の廃止」にある

日本海上空でロシア戦闘爆撃機Su-34フルバックが空中衝突 追加情報あり

Su-34 / Wikicommons ロシア軍のSu-34戦闘爆撃機2機が18日、日本海上空で空中衝突し墜落した模様。情報が錯綜しています。 国営TASS通信は「うち一機の乗員は脱出した」との消息筋情報を伝えており、「両機の乗員の消息は不明」とのことです。 別の消息筋は両機の乗員が機外脱出し「パラシュートふたつを視認している」と伝えています。 これも国営のRIAノーボスチ通信は国防省の話として非武装のSu-34が空中で接触し、両機のパイロットは機外脱出したと伝えています。また国防省はAn-12が1機、Mi-8ヘリコプター2機が救難捜索に離陸したとも述べ、墜落地点はロシア沿海州に近い地点と思われます。 事実関係が明らかになればこの項を続けます。 READ ALSO Su-34 co-pilot rescued — Defense Ministry その後TASSによれば、機外脱出した一名(副パイロット)の生存は確認、二番目三番目の遺体を回収、四番目の搭乗員の生死は不明です。 衝突当時はやはり訓練中で、発生場所は沿海州沖合35キロ地点の日本海。航空機、船舶に民間も加わり捜索はまだ継続しています。捜索にはTu-142哨戒機も加わっています。 (18日現在) 事故発生は18日午前だったようです。