USAF 3-D prints metal parts to keep F-22 repair cost down USAFがF-22部品を3Dプリンターで製造し保守整備費用を削減
18 JANUARY, 2019
SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM
BY: GARRETT REIM
LOS ANGELES
Lockheed Martin F-22
USAF
米空軍がロッキード・マーティンF-22用のチタン製部品を3Dプリンターで初めて製造し、整備経費と時間の節約効果を狙った。
USAFで稼働可能なF-22は186機しかなく、いかに効率よく配備運用するかが課題だ。同機で損傷後の補修費用が悪名高いほど高額になっている。
金属ブラケット製造で3Dプリンターを使ったのはヒル空軍基地の574航空機整備中隊で整備要員は短時間で部品を入手できるようになり、発注最小単位を意識しなくても良くなる。
「F-22運用で一番難しいことが配備機数が少ないこともあり部品入手です」と574整備中隊のロバート・リューインが述べた。
ブラケットは粉体融合手法でチタン粉末をレーザーで多層構造にする工程で作成したとUSAFは説明。3Dプリントでのブラケット製造は発注から3日で完了した。プリント部品はコックピット内のキックパネルのアルミ部品と交換した。この部品は腐食が多く8割を整備中に交換しているという。
交換した部品は運用中に様子を見ながらヒルAFBに整備へ戻った際に再点検する。効果が確認されれば今後は整備中に交換される。F-22では他にも効果確認を予定している部品が5点あるとUSAFは述べている。
「複雑形状の部品も対象にすればこの基地での機体整備が60日から70日も短縮できます」(リューイン)■
コメント: 3Dプリンターは米軍で用途を広げているようです。現場で簡単に扱えるとは行かなくても従来の部品入手作業を大きく変えそうですね。前提はデジタル化ですが、我が自衛隊ではどうなっているのでしょう。今後防衛予算が厳しくなっても対応する手段の一つとなるといいですね。
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。