
米国防安全保障協力庁が1月29日付で以下発表しましたので早速お伝えします。
https://www.dsca.mil/major-arms-sales/japan-aegis-weapon-system
海外軍事装備販売制度を利用する日本向け装備売却を国務省が以下の通り承認した。
- AEGIS ウェポンシステム (AIS) 2セット
- 多任務信号処理装置(MMSP) 2セット
- 指揮統制処理装置(C2P)更新 2セット
総額21.5億ドルで、日本政府の要望により審査していたもの。
上記金額には海軍仕様無線航法装置、敵味方識別装置(IFF)2セット、グローバル指揮統制装備海上仕様(GCCS-M) 2セット、慣性航法装置2セットを含む。
米国政府は契約企業とともに垂直発射装置6組のモジュール筐体、通信装置その他関連予備部品の導入で技術、工学、補給支援、設営支援、訓練、建設工事、非公開資料、ソフトウェアを提供する。この総額を21.5億ドルとする。
とあり、イージス・アショアと直接言及していませんが、垂直発射施設の構築があるのでイージス・アショアであることは明らかです。
なお、主契約企業はLockheed Martin Rotary and Mission Systemsがイージス戦闘システムと多任務信号処理装置(コンピュータですね)、General Dynamicsが指揮統制装置更新分となっています。
国内ではすでに反対運動に火をつけようという動きが見られますので、政府には十分な説明の上、住民理解を得て事業を迅速に進めていただきたいと思います。
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。