The F-15X Fighter: The Missile-Hauler The Air Force Needs For A Stand-Off Fight F-15Xはミサイル多数を搭載するスタンドオフ機として米空軍に必要な機材だ。
January 14, 2019 Topic: Security Blog Brand: The Buzz Tags: F-15XRussiaChinaMilitaryTechnologyWorldA2/ad
米空軍が極秘裏にF-15C/D型の更新機材としてF-15Xを導入する案を検討中との報道は昨年7月にthe Driveが報じたが、実現すればF-22やF-35の機数不足を補うものになりそうだ。あるいは第5世代機の運航整備経費が高額のため節約作になるかも知れない。
イーグルは1970年代中頃に就役し、欧州の空でソ連機を駆逐することを目的としていた。その後、中東や中央アジアの空で活躍したが、米空軍に残る200余機ものイーグルの去就は老朽化も進む中で注目されていた。
F-35はスイスアーミーナイフのような存在でステルス性能と対地攻撃能力もあるがドッグファイト能力はF-15より近接戦では劣る。もしF-35をスタンドオフミサイル発射母機に使い、外部パイロンも使い16発を搭載するとステルス性能を失い、脆弱になる。
.F-15は疑いなく第4世代空対空戦闘機の頂上に君臨する存在だ。ボーイングはイーグル機内のエイビオニクスを改良した輸出仕様をイスラエル、サウジアラビア、カタールに輸出している。F-15X提案では空対空ミサイル22本を搭載し、F-15C/D型の後釜をねらう。F-15Xは「視程外」(BVR)戦で最良の機材となる可能性があり、中国が目指す接近阻止領域拒否戦略に対応可能だろう。アジアで戦火の幕が開けば、BVRが緒戦で重要要素となるのは間違いない。
F-15Xではパイロンを新設計しており、従来より大型の兵装を搭載可能としており、電子戦装備も一新し、電子スキャンレーダーアレイの他、新型多機能センサー「リージョンポッド」を搭載する。また時間あたり運行経費は27千ドルとラプターの35千ドルより低い。
新刊小説 Ghost Fleet では第5世代戦闘機に依存しすぎた米国が中国、ロシアと太平洋で開戦する。悪夢のようなシナリオだが米空軍は対英気済みのF-15を機体保管場から引っ張り出し、奇襲攻撃を生き延びたF-22やF-35の機数不足を補う手段とするのだ。
この想定で今から準備しておく必要がありそうだ。■
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