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ウクライナ戦線:サイドワインダーを大幅改装した『フランケンSAM」でウクライナ防空体制を強化せよ、西側諸国の努力

  USAF 国防総省と同盟国は、ウクライナ向けの新しい防空システムを作るためAIM-9L/Mサイドワインダーを含む、各種部品を集めている   A IM-9Mサイドワインダーを使用するアドホックな地上配備型短距離地対空ミサイルシステムは、ウクライナの防空の強化を目的としたフランケンSAMとして知られる国防総省の大規模プロジェクトの一部と伝えられている。ロイド・オースティン米国防長官は今週初め、AIM-9Mベースの防空システムの存在を初めて認め、最初の装備がまもなくウクライナ軍に納入されると述べた。 本日未明、AP通信がフランケンSAMを最初に報じた。この取り組みがいつ始まったのか不明だが、同通信によれば、このプログラムは「数カ月前に始まったが、時間の経過とともに拡大している」とのことだ。米軍は昨年、ウクライナの防空・ミサイル防衛の拡大・改善を支援する大々的な計画を発表した。 AP通信によれば、「アメリカは同盟国やパートナーから提供されたレーダーやその他の部品から、即興で新しいミサイル発射装置を作った。「このシステムはAIM-9Mサイドワインダーミサイルを発射できる」。 戦闘機から発射されるAIM-9Mサイドワインダー・ミサイル。USN ウクライナ向けのAIM-9Mが初めて公に言及されたのは、8月に行われた米国の援助パッケージの発表時だった。その時点では、ウクライナ軍がこのミサイルをどのように使用するかは不明だったが、地上発射型の防空兵器として使用する可能性は十分にあった。 注目すべきは、AIM-9Mが熱探知ミサイルであることだ。とはいえ、発射するランチャーが標的に照準を合わせるための合図としてレーダーが使われる可能性はある。AIM-9Mには照準外交戦能力や発射後のロックオン能力がないため、このバージョンのサイドワインダーは、発射前に独自のシーカーを使って脅威の熱シグネチャーを拾う必要がある。 米軍はすでに、旧式のAIM-7スパロー/RIM-7シースパロー・レーダー誘導ミサイルを、ウクライナの既存のソ連時代のブーク地対空ミサイル・システムに統合しようとていることが知られている。AP通信によれば、この作業はFrankenSAMプロジェクトの一部でもあり、最終的なAIM-9Mベースのシステムが実現すれば、幅広い見識が得られる可能性がある。 ウクライナのブーク地対空ミサイル

M1エイブラムス戦車がウクライナに到着、期待される前線投入だが、ウクライナは装甲車両の運用に戦訓から身長になっている。ロシアは早く一両を拿捕、破壊してプロパガンダ工作をねらっているはず。

  U.S. Army photo by Spc. Dustin D. Biven / 22nd Mobile Public Affairs Detachment 公約どおりM1A1エイブラムス戦車31両の第一陣がウクライナに引き渡され、反攻作戦に間もなく参加する  ウ クライナが待望していたM1エイブラムス主力戦車の最初の1両がウクライナに到着したことを、米国防総省が本誌に確認した。現時点で何両がウクライナに引き渡されたかは不明だが、ワシントンは31両のM1A1バージョンを送ることを約束しており、反攻にまもなく投入されることは確実だ。 ペンタゴンは本誌に次のような声明を出した: 「本日ゼレンスキー大統領が述べたように、全31両のエイブラムス戦車の第一陣がウクライナに到着した。エイブラムス戦車が存在するだけで、強力な抑止力となる。エイブラムス戦車を保有することで、ウクライナ軍は攻撃的な行動をより効果的に阻止できる」。 エイブラムス戦車の提供は、ウクライナの防衛と安定に対する具体的なコミットメントを意味し、外圧に直面するパートナーに対する米国の支援を強調するものである。我々は、ウクライナが戦場で成功し、国民を守るのを支援するために何ができるかに引き続き注力していく」。 2023年5月14日、ドイツのグラーフェンヴォーアで荷降ろしを待つ、ウクライナ軍の訓練用に配属された米軍のM1A1エイブラムス戦車。米陸軍撮影:Spc. Christian Carrillo 本日未明、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、Xに、毎日の更新の一環として以下の声明を投稿した: 「ウメロフ国防相からの朗報だ。ウメロフ国防相から朗報だ。エイブラムスはすでにウクライナに到着し、我が旅団を増強する準備をしている。協定を履行してくれた同盟国に感謝している!我々は新たな契約を模索し、供給地域を拡大している」。 一方、今日の『ニューヨーク・タイムズ』紙の報道は、2人の匿名米国防当局者の話を引用し、戦車は昨日ウクライナに到着し、「今後数ヶ月」 でさらに多くの戦車が送られると述べている。 現在ウクライナにあるエイブラムスの数に関して、ポリティコは以前、最初の10台が9月中旬にウクライナに到着し、残る21台も「秋の間に」ウクライナに到着する予定だと報じていた。 先週、ジョー・バイデン大統領とロイド

ウクライナへF-16供与が決まったが、実戦化までどうするのか、戦場に登場したらどんな変化を生むのか

  F-16 Block 70. Image Credit: Lockheed Martin. ウクライナにF-16戦闘機を送ればあらたに2つの問いが出る: F-16戦闘機がキーウで実戦化するまで何をすべきか、紛争にどんな影響が生まれるのか   ウ クライナからの第4世代戦闘機の供与要請に抵抗してきたバイデン政権が、欧米同盟国によるウクライナへのF-16供与計画を明らかにした。ウクライナ空軍パイロットが米空軍の訓練を受けた後(防衛専門家によると、このプロセスは楽観的に考えても約4カ月かかる)、オランダが戦闘機の最初の供給国になると伝えられている。 欧米がウクライナ軍への高価かつパラダイムを変えそうなツールや能力の提供を拒否した後、それを正当化する明確な戦略的きっかけもなく突然考えを変える事例が続いている。一見すると、米国とパートナー諸国は、非公開情報をもとに意思決定をしているようだ。これは合理的な推論だが、ロシアの侵略からウクライナの防衛を支援し続けるバイデン大統領府の効力を弱めているのも事実だ。ウクライナがこの紛争を終結させる方法について、ワシントンやNATOに一貫した戦略がない。  F-16をウクライナに送ることで、簡単に答えの出ない2つの疑問が生まれる: F-16戦闘機がキーウの在庫になるまでに何をすべきか、そしてこの紛争で次に何が起こるのか。 ウクライナへのF-16: さて、どうする? F-16供与は、ウクライナが待ち望んでいた反攻作戦に何の影響も与えないことは明らかだ。ゼレンスキー大統領によれば、天候、訓練、そして「ウクライナ人の犠牲増加を防ぐ、西側の武器が不足している」ことを理由に、反攻は延期されていた。ウクライナは、戦術的な成功を収めるため500億ドル以上の軍事援助を受けている。長距離砲、主力戦車、高性能ミサイルなどは、最も価値のある資産の一つだ。  ウクライナの春がぬかるんだことが、反攻を遅らせた主な原因だ。しかし、ロシアは、バフムート、セヴァストポリ、ケルソンといった支配地域を強化するためなら費用を惜しまない。  ウクライナに最新鋭の戦闘機を提供することで、モスクワに脅威を与えることは有益だ。F-16の到着は、残忍な砲撃で紛争線が固まりつつある今、ウクライナにとって突然の決定的な変化をもたらす。しかし、航空機が到着するまでの具体的なスケジュールは未

ストライカー歩兵輸送車両もウクライナへ。ペンタゴンが20日会議前に25億ドル追加支援策を発表。

  Pearson Engineering ウクライナへの米軍の追加支援は装甲車、防空装備、砲弾などが満載の25億ドル 米 国防総省は、ウクライナへの新たな軍事支援として、25億ドル(約3000億円)規模の支援を発表した。中には、これまでの米国支援になかった8x8装輪装甲車ストライカーと、同車両向け地雷除去ローラーも含む。さらにブラッドレー戦闘車、アヴェンジャー防空システム、その他ミサイルや砲弾も含まれる。  新しい支援策は、"Presidential Drawdown "と呼ばれる。ジョー・バイデン大統領は、米軍の在庫からストレートに「ドローダウン」て友好国に援助を行う権限を持つ。  ペンタゴン発表のパッケージは次の通りである。 国家改良型地対空ミサイルシステム(NASAMS)用追加弾。 アベンジャー防空システム8基   ブラッドレー歩兵戦闘車(IFV)59台、TOW対戦車ミサイル590発、25mm弾薬29万5千発。 ストライカー装甲兵員輸送車(APC)90台、地雷ローラー20台。 地雷抵抗性待ち伏せ防護車(MRAP)53台。 高機動多目的車(HMMWV)350台。 155mm砲弾20,000発。 精密誘導式155mm砲弾約600発。 105mm砲弾 95,000発 120mm迫撃砲弾約11,800発。 高機動砲ロケットシステム(HIMARS)用追加弾薬。 弾薬支援車12台 コマンドポスト車両6台 兵器牽引用戦術車22台 高速対レーダーミサイル(HARM)。 対人ロケット弾 約2,000発 300万発以上の小火器弾。 障害物除去のための解体装置。 クレイモア対人弾 暗視装置 予備品およびその他の現地装備  ストライカーが初めて、しかも90台含まれていることが注目される。米国当局がストライカーを米国の次期支援策に加えることを検討しているとの報道が1週間以上前に出ていた。  ウクライナが受け取ることになるストライカーの型式はまだ正確にはわからない。国防総省が「装甲兵員輸送車」と表現していることから、少なくとも一部車両は基本的な歩兵輸送車(ICV)仕様と思われるが、ICVは2人の乗員と9人以上の兵士を収容できるスペースを持ち、通常、車体上部の遠隔操作マウントに50口径機関銃または40mm自動擲弾筒を装備する。 ストライカー歩兵輸送車(ICV)。 Ch