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アフガニスタン>F-16ブラックウィドウ部隊は常時近接航空支援を提供している

アフガニスタンでは米軍が何をしているのかほとんど知られていませんが、依然として空軍力が大きな存在になっているようです。F-16が使い勝手が良いようですね。 Black Widows fight 24/7 air war in Afghanistan By Jeff Schogol, Staff writer 11:39 a.m. EST December 5, 2015 http://www.defensenews.com/story/military/2015/12/05/black-widows-fight-247-air-war-afghanistan/76777514/ (Photo: Air Force) 国民の関心がイスラム国への戦闘に集まる中、米軍はアフガニスタンで依然として猛攻を実施している。 第421遠征戦闘機飛行隊所属のF-16がアフガニスタンで近接航空支援を米軍、アフガニスタン軍部隊に提供していると同隊指揮官マイケル・メイヤー中佐が述べている。 ユタ州ヒル空軍基地から展開するF-16各機は毎日24時間空中にあり、地上の米軍・アフガニスタン軍に山の向こうに何があるかを知らせるとともにゲリラに空爆を与えているとメイヤー中佐がAir Force Timesに語っている。 先月は米軍・アフガニスタン軍の隊列が攻撃を受けてF-16が2機支援に呼ばれたという。 「地上部隊は優勢な火力を浴びていた。こちらの戦闘機隊はすばらしい仕事をしてくれた。単なる力の誇示からエスカレートして事態の修復に努め、爆撃し、敵を無力化した」 アフガニスタンでの米軍の主な任務は訓練、助言、支援をアフガニスタン軍・警察部隊に提供することにある。ただし米軍が現地治安部隊と組んで現場に行くことはよくあるとメイヤー中佐は述べた。その場合は近接航空支援の必要があるという。 一方で米空軍のアフガニスタン任務にはテロ集団を標的とすることがあり、アルカイダは依然としてアフガニスタン国内のみならず米国にとっても脅威だとメイヤー中佐は述べたが、具体的な作戦については言及しなかった。「対テロ作戦に関与しており、今後も必要に応じてミッションを支援していくとだけ言っておきましょう」 タリバンはじめ各反抗勢力に空軍部隊はないが、米軍機に対

オーストラリア次期潜水艦選定 三カ国提案そろい2016年に諮問結果が政府へ

Submarine Bids Now in, Australian Panel Begins Evaluation By Nigel Pittaway 2:59 p.m. EST December 5, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/naval/submarines/2015/12/05/submarine-bids-now-australian-panel-begins-evaluation/76737126/ (Photo: Japanese Maritime Self Defense Force) MELBOURNE, Australia — オーストラリアがめざす総額500億オーストラリアドル(364億ドル)の次期潜水艦整備事業に三カ国より最終提案書がそろったことで、専門家諮問委員会が評価作業を開始し、来年にもその結果を政府へ提出し選定が行われることになった。 オーストラリアは最大12隻の通常型大型潜水艦をProject Sea 1000事業として調達する。オーストラリア政府はDCNS(フランス)、TKMS(ドイツ)、日本政府を競争評価手順(CEP)の対象に選定している。 「CEP作業は2月に開始され、三カ国は国防省と密接に作業しており、これまでの努力と資源投入は十分に評価に値する。そのおかげでこの段階に達した」と国防相マリーズ・ペインDefence Minister Sen. Marise Payne が声明文を発表。 「潜水艦は国防省装備の中でもっとも複雑、機微かつ高価な性能を発揮するもので、選定過程は公平かつ重要な作業だ」 提案各国は次期潜水艦建造の方針案を三通り提出する。つまりそれぞれの本国における完全建造、初期艦のみ本国でその後葉オーストラリアで建造する折衷案、さらにオーストラリア国内で全艦建造する案だ。 DCNSはバラキューダ級原子力潜水艦を通常型に変更する案を提案している。同社はフランス=オーストラリア政府間合意に基づく内容も盛り込み11月27日に最終提案を提出している。 TKMSはHDWタイプ216潜水艦を原型とした案を提案しているが、オーストラリアの要求水準に合わせるためには大幅に艦を拡大する必要がある。同社

オーストラリア新型潜水艦建造>フランスDCNSが最終提案書を提出

日本に傾いていたアボットさんの退場でチャンスが増えたと見るフランスが動いたようです。なにしろ舌先三寸で商売を勝ち残ってきた相手なので、国内の選挙しか頭にないオーストラリア政治家なら簡単に傾きそうで心配です。逆に日本側提案がどこまで技術的に優れていても政治的に美味しい内容がなければ採択されないことになりそうですね。そうなると日本側も技術以外の要素を真剣に考えないと商戦には残れないことになりませんね。 DCNS Submits Final Bid in Australian Sub Program By Pierre Tran 12:14 p.m. EST November 30, 2015 http://www.defensenews.com/story/defense/naval/submarines/2015/11/30/dcns-submits-final-bid-australian-sub-program/76560992/ (Photo: DCNS) PARIS — フランス艦艇建造企業 DCNS は最終提案書を先週提出し、攻撃型潜水艦12隻までの調達を目指すオーストラリアのSea 1000 次世代潜水艦事業に入札し、500億オーストラリアドル(361億ドル)相当と言われる同事業に正式に参加したと同社広報が発表した。 「提案書は11月27日に提出した」と広報は述べた。DCNSの提案内容にはフランス国防省の調達部門が支援を与えている。 「提出した提案書には政府間取り決めとしてフランス国防省装備総局 Direction Générale de l’Armement (DGA)からオーストラリア政府国防省宛合意内容および提出内容の詳細記述が含まれる」. 「予定通りの提出ができ、オーストラリア政府による審査が開始されたことで一つの山を超えた」と同社は述べている。 DCNSは ティッセンクルップ・マリン・システムズ および日本の 三菱重工業 ・ 川崎重工業 共同提案と競合する形になっている。 DCNSは同社のショートフィン・バラキューダブロック1Aディーゼル電気推進潜水艦をバラクーダ級(シュフラン級)原子力攻撃潜水艦の設計をもとに提出した。採択されれば同社は2,900名の現地雇用創出を保障しているが、オーストラリアからは地元

ボーイングがC-17生産を終了しました

Boeing Ends C-17 Production in California Nov 30, 2015 Guy Norris | AviationWeek.com http://aviationweek.com/defense/boeing-ends-c-17-production-california カタール首長国空軍向けのC-17最終号機がロングビーチ(カリフォーニア州)から移動飛行に入るところ。 Greg Norris/AW&ST LOS ANGELES – ボーイング はC-17生産を終了し、ロングビーチでの航空機生産70年の歴史に幕が下りた。最終号機はカタール空軍向け納入に備え、同社のサンアントニオ事業所へ11月29日出発した。 最終号機はカタール向け4機の一部で別に一機は完成したものの買い手がない状態でテキサスで保存される。C-17の生産は279機で終了している。このうち、試作機、構造試験用機材、未納入の5機等を除くとボーイングは271機を販売しており、うち223機が米空軍向けだった。 カタール仕様のC-17 はボーイングが販売先未定のまま製造した10機「White Tales]の一部。残る機材では一機がカナダへ、またアラブ首長国連邦が追加で2機を受領し合計8機の部隊とする。さらにオーストラリアも2機を追加し、最終8機目を9月に受領している。その他の発注元には英国、クウェート、ならびに12ヶ国からなる戦略輸送能力コンソーシアム(NATO)がある。 ボーイングは引き続き同機を運用する各国向けの支援、保守管理、性能改修業務をC-17グローブマスターIII国際維持管理事業 Globemaster III Integrated Sustainment Program (GISP) として提供するが、生産にあたってきたロングビーチ工場の今後の活用方針は未定だ。ボーイングF/A-18やロッキード・マーティンのF-35の大部分がカリフォーニア州で生産されているとはいえ、C-17が同州内で量産された最後の固定翼機となっている。そのため、最終納入をもって70年に渡るロングビーチでの完成機生産の歴史に幕が降ろされたとともに、カリフォーニア州内での固定翼機の完全生産の一世紀に渡る歴史も同時に終わったことになる。■

感謝祭に各地展開中の将兵へ感謝の念を素直に伝えられるアメリカ人の価値観

感謝祭というのは日本人にはいまひとつわかりにくい祭日ですが、以下のエッセイはアメリカ人の基本的価値観を理解するのに最適だと思います。わが国にもジブチやPKO活動で遠く離れた地点で任務につく自衛官の皆さんいるのですが、社会としてあまりにも冷淡な取り扱いをしていませんかね。テロとの戦いはおそらく終わらないので日本人も考え方をそろそろ変えていいのではないでしょうか。それにしてもグローバルな視点をもつ米国人に対してわれわれの見方はあまりにも偏狭ではないでしょうか。 Too Much To Be Thankful For By Sydney J. Freedberg Jr. on November 25, 2015 at 11:20 AM http://breakingdefense.com/2015/11/too-much-to-be-thankful-for/ アフガニスタン・パキカで感謝祭当日でも監視の目を怠らない陸軍兵士。 . 圧倒的多数の国民がこれだけ少数のものに感謝する事態がこれだけ長く続いた事例はない。アメリカは14年間2月14日にわたり戦争状態にある。各軍将兵は戦闘終結の兆しは見えないまま感謝祭の特別食を故郷から遠く離れた砂塵まみれた前線拠点で口にしている。 各自の尽力と犠牲に感謝する。感謝の対象となる尽力や犠牲が必要なかったらよかったのだが。 カブール南方の監視哨で間に合わせの感謝祭食事をとる173空挺旅団の兵員。2012年。 確かに米軍将兵は大規模地上戦には投入されていないが、一度は事態が安定したように見えたイラクに戻っており、アフガニスタンからも完全撤退したわけではなく、ここは米史上最長の戦闘になりそうで撤収は先が見えない。空軍と特殊部隊はシリアで戦闘中だ。マリのホテル占拠事件では二名の軍人がたまたま居合わせ人質救出を助けた。休暇中の別の二名は民間人友人とともにフランスでテロリストの列車襲撃事件を止めている。われわれはすべての関係者に感謝し祈りをささげる。 さらに実際の戦闘場面以外にも軍の活動は広がっている。米軍がNATO加盟国を支援することでロシアがヨーロッパで強攻策に出ない抑止力になっていることへ感謝。USSラッセン乗組員には中国の南シナ海領有権主張にこの三年間で初めて真正面から挑戦して

★進化し続けるイージス、ルーマニアのイージスアショア稼動開始近づく、ベースライン9、各国の動向

カタカナ表記が嫌いなためこれまで陸上イージスなどとお伝えしてきましたが、今回からイージスアショアと記すことにします。イージスはどんどん進化してきているのですね。それにしても日本がミサイル防衛の最前線基地になっていることはわれわれも改めて認識しないといけません。 Aegis Ashore in Romania Set For Dec. 31 Lightoff; BMD, SM-6 Nearing Full Fielding By: Megan Eckstein November 27, 2015 7:35 AM                         http://news.usni.org/2015/11/27/aegis-ashore-in-romania-set-for-dec-31-lightoff-bmd-sm-6-nearing-full-fielding                                     レイセオン製SM-6の米海軍イージス艦からの発射テスト。 US Navy Photo . イージス戦闘システム事業に重要な転換点が訪れそうだ。初の陸上配備イージスアショアの稼動開始、ベースライン9の配備開始、海外向け有償軍事援助(FMS)が数件進行中だ。 イージスアショア初の設置はルーマニアで12月31日に電源を入れると統合戦闘システムズを統括するジョン・ヒル海軍少将はUSNI Newsに11月24日述べた。 ヒル少将によれば同イージスシステムは認証ずみで実弾装てんの準備ができた。 「艦艇と同じ扱いをしている」と同少将は述べた。陸上設置工事はすでに検査試行が終わっており、残る機械類用スペースも完成しているという。最終検査終了後にいよいよ施設が稼動開始となる。またミサイル防衛庁が技術能力宣言(TCD)を行う予定で、これは初期作戦能力獲得(IOC)と同等とヒルは説明した。 これとは別にイージスシステム全体があたらしい段階に移行する。ペースライン9の配備が始まるためだ。ベースライン9には統合防空・ミサイル迎撃 Integrated Air and Missile Defense (IAMD) 能力が加わり、弾道ミサイル迎撃と対空戦を同時に行うことが可能となり、

★米海軍>P-8のアジア太平洋配備を増強

米海軍では着実にP-3Cの退役が進んでいます。かつ、アジア太平洋重視の一環で相当の機材増強になりそうです。以下はその現況を伝えるものです。ご参考まで More P-8As Coming To Asia-Pacific Nov 18, 2015  Michael Fabey | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/defense/more-p-8as-coming-asia-pacific アジア太平洋に展開する第72任務部隊の機材にP-8Aポセイドンが今後数ヶ月で追加される。新型対潜哨戒・情報収集機としての同機の役割が一層増すことになる。 「機数そのものは海軍上層部が決定する」とリチャード・プレスト大佐は Aviation Week に語った。「半年ごとに割当機数が変わる。現在はP-3からP-8Aへの機種変更が進行中だ」 通常なら第7艦隊には13機ないし16機のP-8AあるいはP-3が配備される。アジア太平洋への再配置に伴い海軍はP-8Aをより多く配備する傾向にあり、海洋哨戒・偵察能力が大幅に向上している。 先回の展開日程が実施冴えたのは数ヶ月前だが、アジア太平洋ではわずかに機数合計が減少したとプレスト大佐は認めた。 「次のサイクルは来春です」「機数は増えるでしょうが大事なのは性能であり、機数ではありません」 最終的な機材配備規模は予測しにくい。 「最終機数は域内の運用要求から決定すべきものです。たえず見直しをかけており、P-8の機数が増える中で修正しています。一方でP-3の退役が進んでいます。P-3は数十年に渡り主力機でしたが、P-8は海上哨戒、偵察それぞれで高性能を発揮できます。乗員の実績には高いものがあり、もっと期待できるものがあります」 広大な第7艦隊責任海域での哨戒飛行は広範囲に及ぶ。北はオホーツク海からインド洋まで、南はオーストラリアまでカバーしていると言う。 「ミッションは一回8時間から12時間までですが、必要なら待機させて延長します。非常に動的で興奮を呼ぶ展開です」 海軍の情報収集フライト任務は域内の潜水艦作戦を主眼におくが、P-8Aは対潜戦の中心的存在であり、情報収集・監視・偵察フライトがこ

★★A-10>ISIS空爆作戦の成功で退役予定は先送りになるのか

A-10 Takes Out ISIS Oil Tankers in Latest Battlefield Success By Brendan McGarry | Monday, November 16th, 2015 6:51 pm http://www.dodbuzz.com/2015/11/16/a-10-takes-out-isis-oil-tankers-in-latest-battlefield-success/feed/ A-10攻撃機はISISの地上目標を着実に破壊している。 低速低空飛行可能な近接航空支援機サンダーボルトII、ニックネーム ワートホグはAC-130ガンシップとペアを組みシリアでISISが奪取した石油タンカー車両の一隊を破壊している。以下リチャード・シスクが伝えている。… 「パリテロ事件後の米軍の空爆の第一波としてA-10サンダーボルト編隊とAC-130が共同してシリア国内で100両以上のISIS石油ローリートラックを掃射した。これはテロリスト集団の資金源を締め上げる作戦とペンタゴンが23日発表した。… 石油輸送車両への攻撃とともに空母の投入で米軍は空爆強化を明確に示した。一方で同盟国との情報共有はパリ襲撃事件以来強化されている。ただしオバマ大統領は戦略そのものに変更はないとしている。 「ISILはイラク、シリア国民から石油を盗みとっている」と、一日百万ドル相当だという財務省試算を海軍大佐ジェフ・デイヴィスが紹介した。ISISが実効支配する石油関連施設および供給ネットワークを攻撃することで「テロ活動の資金源を分断している、と述べた。 冷戦時代のガンシップが戦場で今でも有効性を証明していることで、空軍が同機退役の動きを止めたのは驚くべきことではない。空軍は同機の完全退役を「数年間」遅らせる方策を探るだろう。 「ハーバート・『ホーク』・カーライル大将、航空戦闘軍団司令官、はF-35ライトニングIIの生産が伸びないことに加えA-10への需要が増えていることから、A-10は当初予定より長く供用されることになろうと語った。 「退役予定を先送りすることになるのではないか」と同大将は防衛関連記者との朝食会で24日話している。「最終的には機体を第一線から退ける日がくる。だが今の段

★中国がジブチに軍事拠点を構築する

ジブチに自衛隊の基地があることは案外知られていない気がします。対テロ、海賊対策は相当期間続くはずなのでP-3C用のハンガーなどを構築したのですが、中国も同国に施設を作る動きを示してきました。ジブチというのは懐が深い国なのか、海外勢力の拠点づくりをむしろ歓迎しているようですね。 U.S. AFRICOM Commander Confirms Chinese Logistics Base in Djibouti By: Sam LaGrone November 25, 2015 3:25 PM http://news.usni.org/2015/11/25/u-s-africom-commander-confirms-chinese-logistics-base-in-djibouti 米アフリカ司令部トップが中国が前線軍事基地をジブチで建設中と認めた。完成すれば、フランス、日本、米国に加わる。米陸軍デイヴィッド・ロドリゲス大将は中国が前線兵站ハブ施設をヨーロッパと南東アジアを結ぶ活発な国際航路に臨む同国内地点に建設中であると報道陣に語った。 「完成すれば中国基地としてアフリカ初となる」と述べたと The Hill newspaper  が伝えている。 同大将によれば中国はジブチ政府から10年間有効の租借権を得て、施設構築をはじめたが詳細は不明だ。 数ヶ月に渡り中国がアフリカにおける拠点を求めているとの報道が続いていた。 イスマイル・オマー・グェレ大統領President Ismaïl Omar Guellehも中国が他国に続き、同国内に軍事プレゼンスを置きたい意向を示してきたと今年早々に紹介している。 「フランスは相当前から駐留しており、アメリカもジブチの地理的条件が対テロ作戦実施にかなっていると理解している」と大統領はAFP通信に語っている。「日本も海賊対策の拠点を求め、今度は中国が自国権益の保護を求めてきたが、すべて歓迎する」 人民解放軍海軍(PLAN)はソマリア沖で海賊対策国際パトロールに参画中だ。 「ジブチはPLANがこの数年実施しているアフリカの角沖合での海賊対策で重要な要で、中国海軍艦艇は2008年以来ジブチ・オボックObock港

★Su-24撃墜事件は今後どんな影響を与えるのか

今回の撃墜はトルコとしては忍耐を試された格好ですが、NATO軍という文脈で見ないと事実が見えなくなりますね。禍を持って福となるのか、それともロシアが突っぱねるのか、この数日が注目でしょう。陸上選手のドーピング問題でもロシアは当初西側の勝手な理屈だと反発していましたし、エジプトでのロシア旅客機墜落事件でも西側による爆弾テロ説を露骨に退けていましたが、結果は皆さんご承知のとおりです。 Analysis: Implications of Turkish Shoot Down of Russian Warplane By: Cmdr. Daniel Dolan, USN (Retired) November 24, 2015 2:19 PM • Updated: November 24, 2015 3:08 PM http://news.usni.org/2015/11/24/analysis-implications-of-turkish-shoot-down-of-russian-warplane トルコ空軍により撃墜されたロシアのSu-24フェンサー。Nov. 24, 2015. シリア国内の戦闘が24日火曜日新しい曲面に入った。トルコ空軍ロッキード・マーティンF-16 がロシア空軍スホイSu-24フェンサー戦闘爆撃機一機を撃墜したとの報道が入ったためだ。フェンサーは搭載能力が高く、友邦関係にあるバシャ・アルーアサド政権の支援にロシア軍は好んで投入している。同機は撃墜前にトルコ国境付近の目標を爆撃していたと伝えられている。 少なくとも3つの点は確実だ。問題のフェンサーは少なくとも10回にわたりトルコ航空管制官から同国空域を退去するよう警告を受けている。トルコ側はばレーダー画面を公表し、同機がトルコ領空に侵入していた証拠を見せる用意があるという。またロシア機はシリア国内のラタキア地方の北東部トルクメン居住地を攻撃していた。 ロシアとトルコは緊張を高めていた。先月はトルコ空軍F-16がロシアのMiG-29戦闘機をインターセプトしている。同機はトルコ領空に侵入していた。また先週もBBC報道によればトルコ外務省がロシア大使を呼び、ロシア