USAF ISR Chief Calls For Procurement Changes aviationweek.com Aug 3, 2010 デイビッド・デプチュラ空軍中将・空軍副参謀長(情報収集・監視・偵察担当)は装備調達のスピードを上げて、前線指揮官のニーズに呼応すべきと発言。 取得が早くなると次世代無人機システム(UAS)の配備がまず恩恵を受ける。 ペンタゴンの現在の装備調達は要求内容作成・精査の長いプロセスである共用能力統合開発システム(JCIDS)を経ないと購入ができない仕組みになってい る。JCIDSの承認に数ヵ年かかり、その後やっと契約者を選定して設計が始まる。 デ プチュラ中将は退役前の記者会見で「JCIDSそのものは善意」で要求性能を実現する手段として構築されたと解説。しかし非正規戦闘と技術が急速に変化す る現在の状況では「そんなに待つ余裕がない」(同中将)。空軍の最新型ISR装備にはプレデター無人航空機、MC-12Wプロジェクト・リバティー有人情 報収集機があり、双方ともにライトパターソン空軍基地(オハイオ州)のビッグ・サファリ事務局が開発・導入をまとめた。この事務局は求められる性能水準を 迅速に実現し、伝統的な調達手順の制約を回避することで知られている。 グローバルホークは従来型の調達方法で導入をしており、コスト上昇に悩まされている。ペンタゴン関係者の言によると国防長官官房は費用がこのまま上昇し続けると上院決議の内容に反する事態に陥るのを懸念している。 デ プチュラ中将はビッグ・サファリ方式を「例外措置ではなく標準方式に」すべきと考える。例として次世代UASの実戦配備は最短で2020年で、かつ調達手 続きが適正に行われ、実際の製作が即座に開始された場合だという。「アルカイダにはJCIDS手順はない」と同中将は新型装備の第一線配備が一刻も早く必 要であることに注意を喚起している。前線に一刻も早く新しい装備を届けるためには調達手順を簡素化するしかない。 同 中将は次世代の攻撃・ISR用の無人機開発が高価になるという国防関係者の主張に反論している。次世代爆撃機の呼称もある同機の機能には自動再目標捕捉が あると同中将はほのめかしている。このためジャミングの対象になる再確認用の通信のやり取りが
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