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新型爆撃機構想に名乗りを挙げないノースロップ・グラマンの目論見は何か


Northrop Grumman Mum On Bomber Bid

By Bill Sweetman william.sweetman@aviationweek.com
Source: AWIN First

aviationweek.com October 25, 2013
Credit: USAF

ノースロップ・グラマンは米空軍向け長距離打撃機構想の爆撃機型提案に参加するのか態度をはっきりさせていない。
  1. ボーイングロッキード・マーティンからは先に両社がチームを組み契約獲得を目指すとの発表があり、ボーイングが主契約社となるとしている。
  2. 「ノースロップ・グラマンは長距離打撃機爆撃機型は国家安全保障、米空軍の戦力投射の双方で不可欠な存在と見ております」と同社は声明を発表。「当社として他社の事業取り組み姿勢についてコメントはいたしませんし、現時点で同構想にこれ以上のコメントもしません」
  3. 同社のこの構えは驚きの反応を呼んでいる。なぜならノースロップはこれまで10年間以上にわたり空軍向け次期爆撃機の製造を現行のB-2開発の知見をもとに実施すると公言してきたからだ。同社はこの文脈で先月の空軍協会大会でもB-2開発の経緯を紹介する図書を公開している。ただ、同社は空軍向け空中給油機選定でもエアバスA330長年にわたり相当額を投資した挙句に最後になって辞退している。
  4. 仮に同社が競作に参加しないこととなるとペンタゴンは微妙な立場になり、総額600億ドルの案件を単独企業の指名契約にまかせることになり、特に議会から詮索を招くことは必至だ。
  5. 業界筋にはノースロップ・グラマンはペンタゴンに圧力をかけて予算規模を増やそうとしているのではと見る向きがある。ペンタゴンでは固定価格制を取らない開発対象分野は政府から見てリスクありと判定される範囲に限定されるとしており、奨励金は目で見える成果を対象にし、紙の上での達成報告は相手にしないとする。ペンタゴン交換は「あるべきコスト」の考えで開発を監督するとし、開発室への予算提供を管理するという。
  6. もうひとつの見方としてノースロップ・グラマンは一部報道にあるようにロッキード・マーティンがLRSーB仕様の実証機を製作中とすれば、自社の立場を見極めようとしているのかもしれない。これと同じことがステルス機開発の初期にもあり、ノースロップが1979年に後にB-2となる機体の開発参入を断ったのは要求性能がロッキードに有利になっていないことが確認できないためとしていた。当時ロッキードはハブブルーステルス試作機をすでに飛行させており、F-117契約も獲得していた。■


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