French Need A400M, Due This Year

aviationweek.com January 21, 2013
マリ武力介入が続く中、フランス空軍は地上軍支援の空輸能力を試されている。
読者からのコメント
123xyzさん
もしフランスが戦略空輸能力共同整備に参加していたら英空軍C-17の代わりにハンガリー駐留のC-17を利用可能だっただろう。A400Mの納入開始があってもフランスにすぐ役立つことはないだろうが、アフリカの紛争もベトナムのように長期化するのではないか。そうであれば他国の援助も当てにできるはず。
LMPさん
カナダもC-17を一機提供していることを記事は触れていないぞ
chaleteさん
A400M開発の歴史は過誤の連続で、A380と787をあわせたよりよりたちが悪い。さらにその機体単価は220百万ドルで性能が高くより機敏なC-17より高いのだ。
aviationweek.com January 21, 2013
マリ武力介入が続く中、フランス空軍は地上軍支援の空輸能力を試されている。
- フランスが運用中のC-160 トランザール、C-130ハーキュリーズ、
エアバスA340の各輸送機は戦略級兵員物資輸送の任務がある。フランソワ・ オランド大統領により1月11日にアルカイダ支援の武装勢力によ るマリ占領を防止する国際協調実施案が提案されたが実施は非 常に緩慢な一方、 偵察によると同国の首都バマコに向け大量の部隊移動が判明して いる。 -
Operation Servalと命名された今回の作戦はフランス陸軍200名の地
上部隊でマリ陸軍への支援開始と言う形で発動となった。 同時に空爆により反乱軍が占拠する同国北部および砂漠地帯( およそフランス全土の面積に匹敵)の各拠点を攻撃している。 空爆の初期段階にはガゼルヘリコプター・ガンシップにHOT( 長距離対戦車)ミサイルと20-mm 砲を搭載した機体およびダッソー・ ミラージュ2000DとミラージュF1- CR偵察機にボーイングKC-135給油機を投入。 1月13日には羅ファール戦闘機4機を派遣し、 マリ北西部を空爆させ、 チャド国内のフランスが運用するジャメナN' Djamena空軍基地に配備した。 - 数日間に及ぶ空爆でも武装勢力の地上進行を食い止めることができ
ず、Operation Servalは規模を拡大し地上兵力を2, 500名に増強すると国防相ジャン・イブ・ルドリアンJean- Yves Le Drianから発表があった。 - それに先立って同国防相からフランスが同盟国各国に対して戦略空
輸活動の強化を要請していることが明らかになったが、 それに呼応したのは英国のみで2機のC- 17が1月13日に大型装備補給品を輸送した。 英国はOperation Newcombeと呼称し、英軍機も同地域内で活動中。ただし、 C- 17の一機は未公表の技術的問題によりフランス国内で飛行できな い状態になっている。 - ルドリアン国防相によると「具体的な軍事支援」
に部隊を動員している諸国はベルギー、カナダ、ドイツ、 イタリア、ポーランド、英国、米国の各国だという。 - 「空輸はフランスが整備を急ぐ必要のある分野です」
と見るとのはアラン・ドュパ( パリ在住の航空宇宙国防コンサルタント)で、 A400Mが利用可能となれば」状況は大きく変わるはず」 と言う。 - フランスはA400Mを50機発注しており、
今年から納入を開始し、同機を受領する初の国となる。 エアバスミリタリーは昨年11月に同機のフランス向け納入を予定 していたが、 2009年に開発工程が大幅に遅れたことで発生した計画の大幅修 正のあおりを受けていたのだ。 - 昨年9月に納入第一号機は今年第二四半期に先送りとされ、
この際はエンジンの改修が必要なためだった。 機能信頼性公試が12月に実施され、 同機は今年になり再飛行を予定している。 エアバスミリタリーは2013年中に計4機のA400Mを納入す る予定で、このうち3機がフランス向けだ。( 残る1機はトルコへ) - 昨年10月にフランス政府がマリ介入の可能性をほのめかしていた
際には空軍の戦略空輸能力の準備態勢を疑問視する声が議会に見ら れた。 - 「A400Mはどこにあるのか」
と議員がフランスの国防装備調達庁(DGA)長官ローラン・ コレビヨンLaurent Collet- Billonを問い詰める光景が国防委員会で見られた。「 納入を前倒しで実施できないのか、 あるいは旧型トランザールの耐用年数を延長する次善策はないのか 」 - これに対しコレビヨン長官の回答は空軍の乗員訓練開始は6月以前
で実践能力開発の予定も同時だとするもの。 - 「A400Mの調達機数を増やすことがよいと考えます。
もし予算があれば、ですが、 今回はこれは実現できそうもありません」 とも同長官は回答している。「 空輸補給能力と地上介入作戦はトレードオフ関係なのです」 - オランド大統領の就任は昨年5月で、
それ以来のフランス政府は財政難の中で国防上の優先課題の見直し をしている。 今後数週間で新戦略案と実施法案が成立する見込みだ。 軍は既に2011年から13年にかけて約10% の予算削減になっており、 新型多目的空中給油輸送機で使用年数50年になる現行給油機の代 替とする計画などが遅れる結果になっている。 新型給油機の就役は2017年の見込みになっている。■
読者からのコメント
123xyzさん
もしフランスが戦略空輸能力共同整備に参加していたら英空軍C-
LMPさん
カナダもC-17を一機提供していることを記事は触れていないぞ
chaleteさん
A400M開発の歴史は過誤の連続で、
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