What will replace the F-15E Strike Eagle?
DEW Line, FlightGlobal http://www.flightglobal.com/blogs/the-dewline/By Dave Majumdar on December 17, 2012 12:54 AM
米空軍はF-15Eストライクイーグル多目的戦闘機を2030年代まで運用したいと考えているが、その後継機種については明確な案はないようだ。
- ストライクイーグルは米空軍の運用する機材の中では最優秀な多目的戦闘攻撃機であるといえる。航続距離、ペイロード、運用ミッションの幅広さでF-15Eの右に出る機体はない。ロッキード・マーティンF-22ラプターはF-15Cの後継機種として企画されているが、ストライクイーグルは対象外だ。ロッキードF-35はフェアチャイルド・リパブリックA-10とロッキードF-16の代替機として想定されているが、結局ストライクイーグルの航続距離やペイロードに匹敵する性能はない。2030年代までに米空軍はF-15Eのミッションを代行できる機材の配備に迫られる。
- 業 界筋ではF-35派生型がF-15E後継機種になるとの観測が強い。F-35の航続距離を伸ばすことは可能だ。すでにその検討も進んでいる。特に空軍研究 所が進める適応型エンジンテクノロジー開発Adaptive Engine Technology Development (AETD)の成果としてエンジンの燃料消費がプラットアンドホイットニーのF135エンジンより35%以上改善されればその効果は大きい。F-35複座型の開発も可能だろう。また同機のペイロードを増加させる選択肢もある。
- し かし、そこまで自信を持てないアナリストがいることも事実だ。F-35改修は大掛かりな投資になると見ている。FB-22開発案ではラプターを大幅に再設 計することで可能としていた。ただし、実現していたとしてFB-22の航続距離がどうなっていたか疑問だ。F-22のアキレス腱は航続距離だ。おそらく F-16をわずかに上回る程度だっただろう。別の例はボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネットで、原型のA型からD型までと比較すると全く新しい 機体になっている。
- 第六世代機とする選択肢もある。米空軍と米海軍はそれぞれF-X、F/A-XXと呼称する機体の形状を検討を開始している。他の選択肢は無人機を有人機で 運ぶもので、その母機として長距離打撃爆撃機 Long Range Strike Bomber (LRS-B)が想定され、これは接近阻止領域侵入拒否の環境への対応となる。
- ど の案にせよ2010年代末までに真剣に検討する必要があり、新型機の開発、就役に長期間の日程が必要であることを考慮すべきだ。とはいえ、米空軍にとって 各種の開発計画があり資源の取り合いになる中では、LRS-Bの配備機数を増やして一部任務を肩代わりさせる案が必要だろう。LRS-Bが現行想定の 80-100機程度が250-300機規模に拡大されれば、現有の爆撃機部隊全てに加えF-15Eの代替も視野に入ってくる。
- それでも予想外の事態はありうる。米空軍がグルームレイクでどんな機材を開発しても敵領土の奥深くへ侵入する役割を部分的に埋めるだけにおわるだろう。しかもこれは深侵攻型攻撃・ISR機材が本当に存在すると仮定してのことだ。レキシントン研究所Lexington Instituteのダン・ゴアDan Goureが指摘するように闇の世界で開発中の機材には極端なハイテクが応用される代わりに極端なまで高価な買い物extremely expensive boutique itemsになる。そうなるとこのシナリオは成立しないと見るのが妥当だ。
- どちらにせよストライクイーグル後継機種開発の計画では一定数の機材を生産する必要がある。米空軍がてがける各計画では想定を大幅に下回る機数しか調達で きない傾向、しかも25年も後になってやっと出てくるしくみのようだ。このままだと米空軍の第一線機材は危険なほど縮小しそうで、敵方が性能向上した機材 を揃えるのに対しわが方は旧式機で対応する事態になりかねない。■
日本のF3はどうだろうか
返信削除共同開発プラス双方で採用
開発妨害リスク回避対策にもなる
F3が搭載予定の対艦ミサイルはサイズ的には不明なれどそれを爆弾層に4発詰めるなら構造次第でどんな空対地兵器も搭載できるのではないだろうかMOPやバンカーバスター等