インドのSLBM開発状況で進展が見られました

India Flies Submarine-Launched Ballistic Missile

aviationweek.com January 29, 2013


インドが原子力潜水艦による弾道ミサイル運用に一歩近づいた。ベンガル湾に潜水させた試験プラットフォームから中距離ミサイルの水中発射に成功したのだ。
  1. 全長10メートルの同ミサイルは約50メートルの水深から1月27日に発射されたと、国防研究開発機構 Defense Research and Development Organization長官V.K.サラスワットV.K. Saraswatが発表した。
  2. 「同ミサイルは最長射程をテストし、ミッションの要求水準全てを満たしていると判定した」とサラスワット長官は言う。ミサイルは高度12マイルに上昇し、434マイルを飛翔してベンガル湾に落下した。
  3. その過程は全てレーダー観測されており、軌道および落下は全て予測どおりであったと同長官は言う。
  4. インド開発の潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)はK-15の名称でこれまで十数回の発射に成功していると言う。「今回はSLBMとしての最終段階公試」とし、同SLBMを国産ミサイル原潜アリハントINS Arihantへ搭載する作業がまもなく開始される、と同長官は語る。
  5. 技術科学スタッフの発言をまとめると、最大12発の核ミサイル(重量6トン)がアリハントに搭載される。アリハントは80メガワット級の原子炉を動力源に、ウラニウムのほかに軽水を冷却減速材に使う。同原潜の公試は6月に開始予定。
  6. 今回の実験成功でインドは核ミサイルを、空中、地上、海中から運用できるエリート国家の仲間入りをするとインド科学技術陣は見ている。
  7. 国防研究開発機構でSLBM開発の中心となったA.K.チャクラバーティA.K. Chakrabartyによると次の大きな課題はアリハントにj今後数ヶ月以内に搭載したあとでの同ミサイルのテストだという。
  8. 「ミサイルシステム開発は絶えず進行していきます。実施すべきテスト項目は多数あります。いまのところ順調に推移しており、成功を重ねることでウェポンシステムとしての運用が早期に実現するでしょう」(チャクラバーティ)
  9. 国防相A.K.アントニー A.K. Antonyは昨年5月にアリハントの就役は2013年上半期になるとインド国会へ対し報告している。
  10. これが実現するとインドも核の三本柱を完成できる。インド核装備のほかの柱にはアグニミサイル(射程3,106マイル)およびミラージュ2000、Su-30MKI、Mi-29の各核運用戦闘機がある。
  11. インド技術陣はSLBMの次期モデルとしてK-5を開発中で、その射程は1,864マイルを想定している。

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