B-2爆撃機派遣で北朝鮮を牽制

U.S. Flies Stealth Bombers Over South Korea In Warning To North

By Reuters
aviationweek.com March 28, 2013
Credit: U.S. Air Force photo/Bobbi Zapka

米空軍はB-2ステルス爆撃機2機を先週木曜日韓国に派遣し、先回のB-52に次ぎ朝鮮半島の緊張の中で再び力の誇示を行った。

  1. 今回のフライトは北朝鮮が太平洋地区の米軍基地を攻撃すると公言したことに対する措置で、そもそもは北朝鮮が三回目の核実験を行ったことに対する制裁を米国主導で実施したことへの対応だ。
  2. 北朝鮮は韓国へも開戦の脅かしをかけつつ米国本土に核攻撃を実施するとしている。
  3. 「今 回のB-2スピリット爆撃機ミッションは509爆撃隊により実施され、米国に長距離精密攻撃能力を迅速に実施する能力がありまたその意志があることを示す もの」と在韓米軍は声明文で発表した。北朝鮮は自軍を即応体制においており、米韓軍事演習そのものを「敵意ある」意図ガルと見ている。米国によれば恒例の 演習は防衛を主眼においたものとしている。
  4. 北朝鮮は米国との休戦協定を一方的に取り消しており、米軍部隊・国連・韓国との通信ホットラインすべてを遮断している。
  5. 米軍によれば爆撃機はミズーリ州から6,500マイルを飛行し爆弾投下を実施した。今回の演習は韓国主導のもとフォウルイーグルFoal Eagle と呼称されている。
  6. 米軍からは3月15日の時点で北朝鮮の脅威として米本土への先制攻撃を行なうとの意思に対応してミサイル防衛を強化するとの発表が出ていた。
  7. 使用されている語句には刺々しいものがあるものの、北朝鮮正式には朝鮮人民民主人民共和国として知られているものの、全面戦争を開始するリスクを犯す可能性があると見る向きは皆無に近い。
  8. 南北朝鮮は1953年の休戦状態にあるが条約は取り交わしていないので、技術的には今も交戦状態にあることになる。
  9. 北朝鮮は2月に三回目の核実験を実施しており、国連による制裁条件を破った他、自らの同盟国である中国からの警告も無視している。
  10. 北朝鮮からは好戦的なメッセージが次から次へ発信されているが、韓国との共同経済地区は年間20億ドルの交易を生むこともまり、貧困にあえぐ同国としては失う余裕がないものだ。
  11. 北朝鮮としては建国の父金日成の生誕祭を4月15日に控え、その孫となる金正雲がまだ30歳であることに注意が必要だ。北朝鮮にはソビエト時代のスカッドミサイルがあり、韓国を射程に入れているが、長距離ミサイルはテストされたことがない。
  12. 北朝鮮のミサイル攻撃能力を評価したところ理論的には日本およびグアムの米軍基地を攻撃する能力はあるものの実際に長距離ミサイルのテストをしていないことも知られている。北朝鮮は2010年に韓国領土の小島を砲撃した他、韓国海軍の小艦艇を撃沈しているが、この撃沈事件の関与は認めていない。■


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