Japan Sends Osprey Assessment Team As Investigation Clears Aircraft
aviationweek.com August 23, 2012
海兵隊によるV-22オスプレイの日本での運用開始を前に日本からの評価チームが派遣された。
- 「日 本側評価チームは当地でシミュレーターを見た後、実際にV-22に搭乗しました」と海兵隊航空副本部長ロバート・シュマイドル中将Lt. Gen. Robert E. Schmidle Jr., deputy commandant for Marine Corps aviationが説明している。
- .オスプレイが目立つ形で事故を発生させていることから日本は同機の国内配備に懸念を有しており、同中将は日本側に海兵隊による4月11日事故の調査結果を自ら説明したという。
- .同事故では2名死亡しており、調査結果では機体ならびに原材料上の問題は見つかっておらず、同機の安全性そのものに対する疑問は出ていないと同中将は先週の記者会見で発言している。
- ただし、墜落になったのは一連の事象が発生したためと明らかにしている。「同機はモロッコ国内の施設より飛来し、海兵隊員を輸送する途中だった」と説明。
- 事故当時、風は機体前方から吹いており、同機は通常は風の方向へ離陸するが、飛行場には人員、車両、構造物があるためパイロットは方向を変え、追い風で離陸して危険を低減しようとした。同機は地上25フィートで浮揚し、パイロットは機体の方向を変更した。
- 「これで追い風になり、パイロットはエンジンナセルを回転させようとしました。ナセルが前方を向いた段階で、機体は前方にピッチし、風が後方から強くなり、機体に悪影響を与え、機首が下がりました」
- 「この時点で操縦桿が十分に動かなくなり、水平安定板を十分に上げるこおtができず、機首を上げることができなくなりました。機体は地面に突っ込みました」
- 「もしナセルを急速に下げる代わりに前進速度が確保されるまでそのままなセルを保持していれば、風力を乗り越えて通常飛行が可能だったはずですが、パイロットはその時点でその考えはなかったのです」
- 「当時の状況は非常に複雑な要素がからみあっており、結果として事故発生になりました。強風が吹いており、風速は15から27ノットの間でした」
- 同機の飛行に制限が加わるのは「ナセルを移動する際の速度または機体角度は対気速度に依存する。今回の事例ではナセル移動の速度を大幅に減らす必要があり、ぜんぜん動かせないわけではないが、もっと遅くする必要がある」
- 海兵隊はシミュレータ訓練でパイロットへの教育内容の変更をすることで今回の事例のような墜落を防止しようとしている。
- .海兵隊としてはオスプレイの安全性を日本に十分強調したいところだ。■
この記事への読者コメントが面白いのでご紹介します
carloさんより
シュ マイドルによると一連の出来事が発生し墜落につながった、と言うくだりには同意できる。たしかに海兵隊員を搬送したことが事故につながった。むしろ機械構 造的な不良が墜落の原因であったらと思う。パイロットがコントロールをわずかに早くしたために、機首が地面に接触した、というよりも見栄えがよい。この点 を詳しく知るにはGoogleでV-22PUWSSを検索されたい。日本側は報道されていないV-22事故事例複数を知っている。http+//www.g2mil.com/V-22Amishaps.htm
LoSulさんより
これはこれはインターネットでしつこくV-22をこきおろしているCarlton Meyerご本人ですよね。サインをおねがいしたいところだ。サイトには沢山の人が着ているのかな
サ イドスリップでピッチアップが起こったと主張しているがちょっとヒステリー気味では。同機はその時点で追い風をうけていたのはわかっているはず。 PUWSSが発生したのは向かい風によりローターのストリームチューブが水平安定板に打ちあたったためですよ。追い風はこれを緩和する効果があったので は。このため自動制御システムは補正効果のため機首を5度下げている。パイロットはこの状況を正確に把握しており、そもそも訓練で追い風を避けるよう学ん でいる。NATOPS海軍航空訓練運用手順標準書でもこの点は明示していますよ。
あ なたはここらは全部ご存知のはず。わかっていながらパイロットの失敗を針でつつくように追い風、低高度で失敗に気づく時間的余裕がないことを強調してい る。事故当時の状況ではスピンするしかなかったのに「機首から地面に突っ込んだ」とは? いいですか、パイロット両名は前席にいて助かっているんですよ
あんたはオスプレイを貶めることに使命感を感じているようですが、CH-53の使用期間全体で300名以上が命を落としていることはご存じないの?
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