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★ 南シナ海航行の自由作戦実施後に米中海軍トップは何を話し合ったのか




中国はかねてから自国領海内の無害通航の概念を認めておらず、国内法が支配するとの世界から受け入れられない主張をしています。また面子を重んじる発想ですから今回予想より早く米海軍が行動に入ったことは相当のショックだったはずです。まず中国には自身の独自のとんでも解釈ではなく、世界基準の考え方に切り替えてもらう必要がありますね。軍トップ間の意思疎通は重要だと思います。

U.S., Chinese Navy Leaders Discuss U.S. Freedom of Navigation, South China Sea Operations

By: Sam LaGrone
October 29, 2015 3:34 PM

Adm. John Richardson attends the 10th Regional Seapower Symposium (RSS) for the Navies of the Mediterranean and Black Sea Countries in Venice, Italy on Oct, 22 2015. US Navy Photo
2015年10月22日にベニス(イタリア)で開催された第10回地中海黒海諸国シーパワーシンポジウムで講演するジョン・リチャードソン大将。. US Navy Photo

米中の海軍トップが29日に南シナ海問題をテレビ会議で協議したと海軍関係者がUSNI Newsに伝えてきた。

  1. 会議は「専門家にふさわしく前向きなもの」と関係者は評しており、海軍作戦部長ジョン・リチャードソン大将と人民解放軍海軍(PLAN)司令官吴胜利Wu Shengli大将が「航行の自由作戦、両国海軍間の関係、懸案の寄港案件、上層部交流、対話継続の重要性」を話題にしたと海軍が発表。
  2. 米側によれば呉大将からは懸念と追加説明の求めが表明されたが、リチャードソン大将へ要求はなかったという。
  3. 26日に誘導ミサイル駆逐艦USSラッセン(DDG-82) が中国が南シナ海スビ環礁上に構築した施設から12カイリ以内を航行し、航行の自由作戦を実施したことで中国の軍部と外交部の神経をいらだたせた。
  4. また作戦では中国がフィリピン、ベトナムとそれぞれ領有権を巡り対立する地点の12カイリ以内も航行している。
 Commander in Chief of the People's Liberation Army (Navy) Adm. Wu Shengli on Spet. 18, 2014. US Navy Photo
人民解放軍海軍司令官吴胜利大将。2014年9月18日撮影。 US Navy Photo

  1. 海軍および国防総省は今回ホワイトハウスの指示で実施したラッセンの航行の詳細を公表していないとニューヨークタイムズが伝えているが、これは複数筋が認めている。航行の自由作戦について海軍は声明を発表している。
  2. 「米国による航行の自由作戦はグローバルな視点で海洋関連の諸問題を踏まえて実施している。作戦実施により海洋および上空利用の権利、自由、合法性が国際法の下で各国に保障されていることをあらためて示す。航行の自由作戦は陸上地点から生まれる主権に挑戦するものではない」「合衆国は南シナ海内の領有権をめぐる意見対立に対して特定の立場をとるものではない」
  3. 米国は対立する主張の一方に組しないとしつも、中国が主権の根拠だと主張する人工島は認めていない。
  4. 27日には中国外交部報道官が今回の作戦を激しく非難する声明を発表した。.「他国とくに域外のいかなる国が面倒事を起こさないよう望む」
  5. 呉とリチャードソンは8月に初めてのテレビ会議を行っており、年末に三回目を行う予定。■


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