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LRS-B>ボーイング等の抗議により開発業務もストップ これでいいのか?



どうしても納得がいかないボーイング=ロッキード側が正式な不服申立てをしたため、空軍も対応してその間業務の実施を棚上げすることにしました。この分だけ時間とお金が無駄になるわけですが、結果としてLRS-Bの実現が遅れれば誰が利益を得るかは明らかですよね。

USAF Orders Northrop To Stop Work on LRS-B

Nov 9, 2015 Amy Hillis | Aerospace Daily & Defense Report

LRSB

米空軍はノースロップ・グラマンに対して長距離打撃爆撃機LRS-B関連業務の停止を指示した。これは不服申し立ての対象になった契約業務での標準手順にしたがったもの。
  1. 業務停止指示は11月6日付で送付されたと空軍報道官ロバート・リース少佐が述べた。同日はボーイングおよびロッキード・マーティンが契約交付結果に対する不服申し立てを会計検査院(GAO)に起こしたのと同日。
  2. ノースロップ・グラマン側はGAOが不服申し立てを審査する間は業務を続けるか言及を避けた。.
  3. 敗退した側は空軍が提案内容に伴うリスクを適正に評価しておらず、最新の生産方法・保守管理方法で事業支出額が低減するはずのところを無視していると申し立てている。また提案内容に空軍が不当にコストを上乗せしているとも主張。
  4. 二番目の論点はともかく、同チームがもっと大きな論点を提示していることに注目すべきだ。つまり選定作業全体が最初から間違っていたのかという点で、契約が成立してもコスト削減は実現しないのではないかという点だ。あたかも議会からペンタゴンの支出には厳しい目が向けられている。GAOはこの点では裁定をくだないが、議会は注目しそうだ。
  5. あらためてGAOがボーイングやロッキード・マーティンの主張を認めるかが注目される。これまでの例ではKC-X事業で不服申立ての結果、選定が再度仕切り直しとなり、さらに数年を空費している。他の例では即座に提案内容の再採点が行われている。
  6. 空軍はLRS-Bはまず通常兵器運用仕様として2020年代中頃の就役をめざすとしている。核兵器の初期作戦能力獲得には相当のテストと認証工程が必要で、就役は遅れる。セシル・ヘイニー提督(米戦略軍司令官)によれば核運用型の就役を2030年までに実現したいという。
  7. 空軍には業務停止を回避するため猶予措置の行使という選択肢もあった。しかし、この措置はあるシステムが順調に配備されないことで国家安全保障に支障が生じる場合のみ行使できるものだ。空軍があえて猶予措置に訴えなかったのは、行使した場合に政界からの干渉を回避するためだろう。■

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