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米軍最悪の戦闘機5機種はこれだ

むりやり5機種にしていますが、ほかにも期待された役割ははたせなかった機がありそうですね。F-104は米空軍ではほとんど活躍しなかった機体ですが、ドイツなどでは「未亡人製造機」とまで呼ばれてしまいました。それに反し航空自衛隊でそこまでの悪評が立たなかったのは使いにくい同機を必死に稼働させた努力があったのでしょうね。


Flying Tin Cans: 5 Worst U.S. Fighter Jets of All Time 最悪の米戦闘機5機種



June 16, 2018


軍航空部隊は機材に恵まれてきた。一つには米国の国防産業基盤で数多くの企業から機体設計を競い低性能機を早期に排除してきたことが大きい。とはいえ、すべての機材がP-51マスタング、F6Fヘルキャット、F-15イーグル並みとはいかなかった。そこで今回は傑作機とはいいがたい戦闘機のリストをお目にかけよう。前世紀の米国で開発・生産された機体で一定の機数が生産されたもの(カッコ内に機数)に限ったため、「サンダースクリーチ」「ゴブリン」等試作だけに終わった機体は含まない。

バッファロー(509機)

ブリュースター・バッファローは技術サイクルの中で登場時期を誤った機体だった。1930年代末には比較的高性能だったが太平洋戦争勃発時に投入された高性能機材に太刀打ちできなかった。当初は艦載戦闘機として生まれたバッファローは開戦初期の日本軍戦闘機の前に大損害を喫した。エンジン出力、装甲ともに不足し低速で高高度性能が足りないバッファローは日本軍精鋭操縦手の敵ではなかった。開戦後数か月がたつと残存するバッファローは訓練機にされた。それでもフィンランドでは36名のエースを生み、ソ連との交戦に耐えた。

F7U カットラス (320機)

ヴォートF7Uカットラスは革新的な艦載戦闘機だったが失敗作に終わったのはあまりにも多くを一度に狙ったためだ。初飛行が1948年のカットラスはその他短命に終わった米海軍空母用戦闘機の一群のひとつだ。ジェット時代初期で技術がどんどん進展していく中で機体設計は複雑となり困難を極めた一方で当時の空母エセックス級ではジェット機運用は想定外だった。特異な尾翼形状のカットラスは操縦士に不評で機材の四分の一ほどが事故で喪失され、パイロット他が死亡していた。

F3H デーモン (519機) 

これもジェット時代初期の空母運用戦闘機のマクダネルF3Hはカットラスの比べれば常識的な設計内容だった。単発空母搭載戦闘機には信頼性高く強力なエンジンが必要だったがデーモンにはともに不足していた。さらに射出座席のでは射出メカニズムが作動しない問題が加わった。デーモンは亜音速迎撃機として可もなく不可もない機体だったがヴィエトナム戦の前に用途廃止された。
F-102デルタダガー(1000機)

ソ連長距離爆撃機の整備に対応して高速ジェット迎撃機数機種が生れた。そのひとうF-102デルタダガー(ジュースと呼ばれた)は当初超音速まで加速できず再設計を余儀なくされた。ジュースは高高度飛行でも性能が出来ず高高度を飛行してくるソ連爆撃機の迎撃に支障をきたしそうだった。再設計作業からF-106デルタダートが生まれこちらは性能が向上した。ヴィエトナム戦で空軍はF-102を低高度爆撃任務に投入したが成果にめぼしいものはなかった。ジュースは早々に州軍航空隊に移管され、機材は標的機に転用された。

F-104スターファイター (2578機)

ロッキードF-104スターファイターは高性能迎撃機として1958年以来各国の空軍に配備された。航続距離とペイロードが制限されたとはいえ、優秀な迎撃機となり航空優勢ミッションが重視されない時代だったがその任務をそれなりにこなした。ヴィエトナムでは対地攻撃に投入されたが微妙な成果しかあげられなかった。だが何と言ってもスターファイターの特徴は事故率である。米空軍ではその他センチュリーシリーズ戦闘機より高い事故件数を示したが、カナダやドイツではもっと高かった。事故原因は数々あったが、総じて単発戦闘機で主翼面積が小さいことが事故につながったといえる。

結語

歴史がF-35共用打撃戦闘機にどんな審判を下すかは不明だ。一部にこのリストに加えるべきとの声もあるが、まだ同機は製造中であり、供用期間もはじまったばかりだ。それはともかく上記の各機が最悪だとしても周辺技術の変化にもかかわらず有益な貢献をしてくれたのも事実だ。

Robert Farley, a frequent contributor to the National Interest, is author of The Battleship Book. He serves as a Senior Lecturer at the Patterson School of Diplomacy and International Commerce at the University of Kentucky. His work includes military doctrine, national security, and maritime affairs. He blogs at Lawyers, Guns and Money and Information Dissemination and the Diplomat.

Image: Wikimedia Commons

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