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イラク軍はISILに勝てるのか---勝てないとイラクはどうなるのか


What if Iraqi Military Can't Defeat ISIL?

Jul. 9, 2014 - 03:45AM   |  
By JOHN T. BENNETT   |   Comments
Senate Armed Services Committee Holds Closed Heari
.カール・レヴィン上院議員によればイラク陸軍の能力評価が米国の取る最初の一歩でその後に追加行動を選択すべきだという。 (Mark Wilson / Getty Images)

合衆国にとって最悪のシナリオはこうだ。イラクの各民族が統合政権の樹立に失敗(あるいは放棄)、軍が崩壊する。
  1. ある上院議員はCongressWatchにほとんどの関係者はその可能性を「排除」していると告げた。ただし専門家はその可能性はあると言っている。

  1. 米軍上層部は「評価チーム」をイラクに送り、バラク・オバマ大統領と政府上層部に状況を正確に理解させようとしている。

  1. 政権内部と議員は派遣計6チームから解体状態のイラク軍の状況、軍再建の必要条件を聞こうと待ち受けている。

  1. ホワイトハウス関係者、議員、専門家からはイラク・レヴァント・イスラム国家 (ISIL)が占拠した地点を奪回するには二つ条件があるという。ISILはこの数週間でイラク西部北部各地を占拠している。

  1. 一つがイラク軍がISILの戦闘部隊を打破すること。ISILはイラク可国内で米軍部隊と、またシリア内線でも戦闘経験が豊かだ。

  1. もう一つは政治枠組みを変え、マリキ首相とシーア派優遇をあらため、残る主要民族集団スンニ派とクルド族への締め付けを改めることだ。

  1. 上院軍事委員会委員長カール・レヴィン議員(民、ミシガン)に記者団が8日にイラク派遣部隊を300人から780人に引き上げている米国はこれから大規模なイラク派兵に向かうのかと言う質問を浴びている。

  1. レヴィン委員長はこの問題に直接答えず、まずペンタゴンによるイラク軍事情勢評価結果を見てみたいと答えている。「今この段階で必要なのはイラク陸軍の戦闘能力を正しく評価すること」

  1. 米国の軍事評価は「イラク国内に団結して共通の敵とたたく意思があるのか」との問いへの答えとなるだろう。

  1. 「イラク軍がISILの動きを止める力があるのかどうかの評価が出るまで、下手に動くわけにいかない」

  1. では評価結果でイラク軍再建が無理でISILを打ち破り国境の外まで追い返す能力がないと判定されたらどうなるのか。

  1. 「その場合、政治指導者がイラクで共同戦線を張り、政権基盤を強くし、これまで同国政府がしてこなかったことをするかどうか、つまりスンニ派をもっと巻き込んで国を政治的に統一出来るかどうか、と言う点だな」(レヴィン)

  1. CongressWatchはレヴィン議員に米国の見直しにイラク軍がまだその任務ができる状態でなく、スンニ、シーア、クルド間の政治再建にも失敗した場合どうなるのかを尋ねてみた。「みんなその可能性は最初から除外しているよ」

  1. だが真の意味の挙国一致政権がイラクで生まれるかは微妙だ。カーネギー平和財団のマーワン・ムアシャーMarwan Muasher からイラクでそんな形の政権を作ること、社会を変えることには「苦痛が伴い、スピードは遅い」ものになると警鐘を鳴らしている。「イラク情勢は好転するよりも悪化する可能性が高いが、最終的には排他主義的政策ではちゃんとした社会を構築できません」

  1. ブルッキングス研究所のマイケル・オハントンMichael O’Hanlon 、ジョンズホプキンス大のエドワード・ジョセフ Edward Joseph はもう一歩先を行き、イラクを三つの自治区に分割しそれぞれの出身民族別にする構想を提唱している。そのいわんとする点は全民族を統合する政権は成立しえないという点だ。

  1. この二人は社説欄に共同投稿し、「連邦制でも機能しないだろう。合衆国と欧州がイラクで目指しているのはイラクの弱体化でもなければ分割した姿でもないが、そのどちらにでも結果を受け入れることは可能だ。それよりも大事な目標はISIL打倒である」

  1. イラク陸軍が問題だ。ISILの6月進攻ではたびたび武器を放棄し、戦線を離れている。

  1. 国際戦略研究所による直近の報告書ではイラク軍への期待は見られないと総括している。「イラク軍は引き続き兵站、情報収集能力を欠いている。政治が指揮命令系統に介入し、指揮官の職位が売買されているほか内部汚職が多数見られる。米軍から委譲受けた施設やシステムの維持ができておらず、他にも問題が多数ある状態だ」としている。■


コメント

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