KC-46追加工数の費用を自社負担するボーイングの思惑は何か

上限価格契約方式がうまく作用しているようで、厳しい経済環境の中での国防予算の賢い使い方を示しているようですね。ボーイングにとってもここで自社財源を3億ドルほど出しても今後回収は十分可能であるとみているのでしょうね。従前ではこんな費用も全部国の予算で出していたはずで、今から見れば夢のような予算環境だったのでしょうね。

Boeing Eating KC-46 Overrun

—JOHN A. TIRPAK7/25/2014
​An artist rendering of a KC-46A Pegasus. Boeing illustration.

KC-46A空中給油機のテスト機材で不具合が見つかっているが、米空軍は発生する追加設計や作業の費用は一切負担しないと発表した。

これは7月23日のボーイングCEOジェイムズ・マクナーニから各社経済部への発表で、配線関係不良で272百万ドルの追加費用が必要となったとことを公表したことへの対応。

米空軍は49億ドル固定価格契約の上限を上回るコストはすべてボーイング負担とし、政府はこれ以上の負担はしないと発表。

マクナーニは問題の原因は解明済みとして今年第三四半期の初飛行に向かうとしているが、ボーイングはKC-46を800億ドル規模の高収益事業とし、輸出も想定し最終的に400機受注で生産を数十年間規模で維持できると投資家筋は見ている。■

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