サイバー攻撃には皆さんのご関心が高いようですね。急速にアクセス数が伸びています。年金機構など攻撃を受けた機関は直近の被害の疑いばかりに関心が集まっているようですが、トロイの木馬のように後になって悪さをする攻撃を受けているとは艦がていないのでしょうかね。どちらにせよ便利担った分だけリスクも増しているわけですが。
Israel Confirms It Was Cyber Attack Target
By Barbara Opall-Rome12:20 p.m. EDT June 24, 2015
TEL AVIV —.イスラエル国防相モシェ・ヤアロン Moshe Ya'alon が昨年夏のガザ紛争時にイスラエルがイランとヒズボラからサイバー攻撃を受けていたと認め、攻撃は三年間にわたり続いていた発言している。
- テルアビブ大学での国際サイバーセキュリティ会議の席上で同相は政府機関、軍部、経済機関に「大きな損害はなかった」と総括した。
- またイスラエル企業チェックポイント/・ソフトウェア・テクノロジーズがイスラエル、一部西側諸国、中東各国が2012年以来繰り返しサイバースパイ活動の標的になっており、発生源はレバノンであると発表しているが、同相はこれを事実として認めた。
- チェックポイント社は発表時にヒズボラの名前を実行者として特定していなかったが、指揮命令系統のサーバー群がマルウェア発送を助けていることがわかり発生源をたどるとレバノンの企業にたどりつき、一方でその他のサーバーも「非常に類似した」レバノンのアドレスがついていることを突き止めた。同社によれば、作戦はトロイの木馬タイプのコンピュータマルウェアを標的に植え付けた上でデータを相当の期間に渡り収集したという。.
- 「サイバー感染の監視が非常に難易度が高いのはハッカー集団が数々の方法で偽装を施すためだ」と同社の報告はまとめている。
- だがヤアロンはヒズボラをトロイの木馬で侵入するサイバー作戦の首謀者として特定している。「数カ月前にイスラエルの保安専門部隊がイスラエル国内のコンピュータシステムに埋め込まれていたトロイの木馬を発見し駆逐している。その報告によればヒズボラが実行犯だ」
- 「今日ではサイバー空間は戦闘の場であり、攻撃と防御が繰り返されている空間だ。通常の戦闘が地理空間で繰り広げられるのに対してサイバー空間は国境がない世界だ」
- 遡ること10年前、当時のイスラエル国防軍(IDF)参謀総長だったヤアロンは参謀本部にC4I 部門を設置している。
- ヤアロンはガディ・アイセンコット中将(IDF参謀総長)Lt. Gen. Gadi Eisenkotにサイバー司令部を2年以内に立ち上げ各種防衛作戦ならびに現在はC4I部門が行っている技術開発を統合し、第8200部隊および軍情報部が展開中の攻撃作戦も取りまとめる事を認めた。
- 「現状の技術要求内容から組織改編により新しい指揮命令系統が必要となった」とヤアロンは発言している。■
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