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米海軍>無人システムズ開発に真剣へ 統括ポストを新設 


海軍の場合は無人システムというと、空、海上、海中の各次元があるのでそれぞれ異なる解決策が必要です。今回の人事は統括部門を特立させるもので、米海軍が真剣に無人兵器システムの開発にとりくんでいることを示すものです。ただし、いまだに結論が出ないUCLASS無人機(偵察なのか攻撃手段なのかで一向にコンセンサスが取れない、国防総省・議会も巻き込み、とりあえず議論は棚上げ)の例のように開発の目的をしっかり舵取りしないと開発が遅れる・どうでもいい装備が生まれる弊害が発生するので、N99室のお手並み拝見ということでしょうか。

Navy Names First Director of Unmanned Weapon Systems

By: Sam LaGrone
June 26, 2015 5:46 PM

Rear Adm. Robert Girrier, deputy commander of U.S. Pacific Fleet, addresses chief selects during a chief pinning ceremony at Hickam Officer's Club Lanai at Joint Base Pearl Harbor-Hickam on Sept. 16, 2015. US Navy Photo
新任兵曹長を前に講演するロバート・ギアイア少将(米太平洋艦隊副司令官)。パールハーバー合同基地内ヒッカム将校クラブにて。 US Navy Photo

米海軍の無人兵器システムズで初代部長の人事が発表された。海軍向けの将来無人装備で空中、海中で技術開発を進める職務である。

  1. ロバート・P・ギアイア少将(現太平洋艦隊副司令官、水上戦士官のキャリアが長い)が新設N99室長となる。この職位は海軍作戦部長付官房 (OPNAV) の幕僚相当となる。レイ・メイバス海軍長官が発表した。
  2. メイバス長官からは無人装備担当の海軍副長官(DASN)職を新設すると発表もあった。ただしDASN人事はまだ発表がない。


MQ-4C Triton unmanned aircraft system completes its inaugural cross-country ferry flight at Naval Air Station Patuxent River, Md. on Sept. 18, 2014. US Navy Photo
MQ-4Cトライトン無人機システムは初の米国横断フェリー飛行に成功し、パタクセントリヴァー航空基地(メリーランド州)に2014年9月18日に到着している。US Navy Photo
  1. N99室は海軍向け無人航空機(UAV)業務をOPNAV内N2/N6情報支配・ISR装備開発担当から引き継ぐことになりそうだ。これに対し水上、水中の無人装備は海軍内の複数部門が担当している。
  2. 新ポストは「すべての無人装備の開発の統合調整」を狙うものとメイバス長官は説明している。N99と未定のDASN新設は海軍がボーイングF/A-18E/F後継機F/A-XXを模索する中でのことで、F/A-XXでも一部無人機能が盛り込まれると見られ、議会からは海軍のUCLASS(無人艦載偵察攻撃機)構想についていろいろ詮索が入っている。
  3. UAV以外では海軍は大口径無人潜水艇 (UUV) を原子力潜水艦から運用することを目指している。
  4. ギアイア少将の職務範囲は今後明確になるはずだがOPNAV広報からはまだ照会への回答がない。
  5. ギアイア少将はPACFLTで二回勤務しており、他にロナルド・レーガン空母打撃群(CSG)の指揮官経験があり、ニミッツCSG、第15駆逐艦部隊(DESRON)、誘導ミサイル駆逐艦USSローズベルト(DDG-80)、掃海艦USSガーディアン(MCM-5)でそれぞれ指揮をとっている。
  6. ギアイア少将は兵学校1983年卒で共著した専門書は米海軍協会が出版している。■

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