ロシアが相当いらだっているようです。
EUCOM Reviewing Air Ops After Russian ‘Attempted Engagement’ Of U.S. Jet
By: Carlo Muñoz
Published: August 4, 2014 1:34 PM
Updated: August 4, 2014 1:34 PM
Boeing RC-135V/W Rivet Joint. US Air Force Photo
東欧上空を飛行中の米情報収集機にロシア戦闘機編隊が「交戦の試み」をしたため米軍欧州司令部EUCOMは同地域内の航空作戦を再評価中とペンタゴン関係者が明らかにしている。
- 事件は7月18日にボーイングRC-135V/Wリベットジョイントが国際空域内でバルト海地方のロシア地点を対象に通常の監視飛行ミッション中に発生したとペンタゴン報道官スティーブ・ワォレン大佐が8月4日に発表した。
- 同機を支援する地上部隊がロシア戦闘機編隊の接近に気づき、乗員に知らせたという。
- ロシア機はRC-135の飛行地点に接近し、「交戦の構え」をしたと同報道官は発表。
- リベットジョイント機は警報を受けスウェーデン領空に方向転換し、ロシア機を回避した。乗員が領空内侵入に気づき、即座に国際領空に引き返したという。
- 詳細説明はないが、EUCOM関係者が「積極的手段で」将来のロシア軍とのニアミス回避策を立ち上げたという。
- EUCOM司令官フィリップ・ブリーダヴ大将 Gen. Philip Breedlove から6月にロシア戦闘機・艦船がアメリカおよび同盟国軍に対する嫌がらせが増えており憂慮しているとの発言があったばかり。
- EUCOM管轄地区内でこのような事例は通常のことだが、ロシアが力を誇示する例が急増しているのはとくにウクライナ問題が過熱した今年の特徴だ。
- ウクライナ東部で武力衝突が発生してから、ロシア戦闘機・艦船が米国並びに同盟国側へ過激な行動に出る事例が増えている。
- 6月にはスホイSu-24フェンサー戦闘機が黒海を航行中の駆逐艦USSドナルド・クック(DDG-75)に対し12回も上空通過飛行をしており、最接近時は1,000ヤードの距離で数回飛行している。.
- ウォレン大佐は今回のリベットジョイント機事件とドナルド・クック事件の比較はしていないが、今回のような事例は「きわめて挑発的で緊張をエスカレートするばかり」だと東欧の状況に言及して説明している。■
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