U.S. Denies Attack Submarine ‘Expelled’ From Barents Sea
By: Sam LaGrone
Published: August 11, 2014 11:43 AM
Updated: August 11, 2014 11:44 AM
イリューシンIl-38対潜哨戒機(ASW)、2014年4月撮影。米海軍は同型機がヴァージニア級潜水艦をバレンツ海から追い出したとの報道を否定している。
米海軍潜水艦一隻がロシアが実効支配する海域でロシア対潜哨戒機により域外へ追放されたとの8月7日報道は事実でないと米欧州司令部 U.S. European Command (EUCOM) 関係者がUSNI Newsに8月11日に伝えてきた。
- 「報道は真実に反したもので、同海域に米潜水艦はいなかった」との声明文がEUCOMから届いた。「他国のことは不明だが、米国籍潜水艦ではなく、報道の日付には同海域で作戦は行っていない」
- EUCOM声明文はこの週末にロシア報道機関インタファックスからロシア対潜部隊が米国のヴァージニア級潜水艦一隻をバレンツ海で追跡したと伝えてきたことへの対応。
- ロシア部隊は水上艦とイリューシンIl-38ASW機で北方艦隊所属でロシアの「境界水域」から同潜水艦を排除したと北方艦隊保津往還がインタファックスに話している。
- バレンツ海はロシアとノルウェーの北極に近い沿岸に接続している。この週末にEUCOMとロシア海軍からくいちがう内容の応酬があったのは西側とロシアの間で3月以来クリミアをロシアが選挙してから高まる緊張を反映したもの。
- 先週はロシア戦闘機編隊が米空軍のボーイングRC-135V/Wリベットジョイント機をバルト海上空で迎撃しようとし、.4月にも黒海でロシア機がUSSドナルド・クック’(DDG-75)へいやがらせしている。
- ロシア海軍は北極海での存在を増している。北東回廊と通商される北極海を通る航路でロシア海軍は10基地を再稼働させている。同様に米海軍も北極海での活動を展開している。攻撃型原子力潜水艦は浮氷の下を通り太平洋と北極海を往復する移動を頻繁に行っている。■
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