たしかにJ-20は全く違う設計思想の機体で、長距離性能で大型兵装を搭載する意図が見えてきますが、高機動の目標を攻撃するよりも固定目標の攻撃に特化しているようにも見えます。H-6では速度が足りないのでおそらく切り込み隊として先生ク攻撃を加える意図があるのでしょう。その目標に日本の基地が入っているのは確実ですね。
The real purpose behind China’s mysterious J-20 combat jet
By Alex Lockie, Business Insider
Jan 24, 2017 12:20:58 pm
米海兵隊はF-35の日本配備で「F-35Bの到着は日本ならびに太平洋地域の安全保障へのコミットメントの現れ」と堂々と発表している。
- 米国、米同盟国と中国の間の緊張はこの数年間で着実に増しており、原因の一つに中国が人工島を建設し、レーダー、ミサイル発射装置を南シナ海に持ち込んだことがある。総額5兆ドルの貿易が毎年行き来する通商路にである。
- その米中が間接的にしのぎを削るのが戦闘機の分野だ。
- 中国は成都J-20をF-22に匹敵すると評しているが、専門家にはJ-20はそもそも戦闘機でもドッグファイト用機材でもなくステルス性もなく、F-22やF-35と全く異なる機種と解説する向きがある。
- オーストラリア戦略政策研究所のマルコム・ディビス博士はBusiness Insider誌に「J-20はF-35と根本的に違う機体」と述べている。ディビスがいうのはJ-20は「高速、長距離でもなく中国がステルスを重視していないのは明らか」とし、米軍機との空対空戦は想定していないと断言する。
- 反対に「AWACSや給油機を標的にすることを中国は狙い、米軍の機能を奪おうとしているのです。給油機が前方に配置できなければ、F-35他の機材は目標に到達できなくなります」
- 退役米空軍中将デイヴィッド・デプチュラも同様にDefense & Aerospace Report誌上で評価を昨年11月にしている。
- 「J-20はF-22とは成り立ちが違う機体だ。前面は低視認性になっているが機体全体は異なる。ドッグファイトも想定していない。一番気になるのは長距離兵器を搭載していることだ」
- J-20ではステルスとドッグファイト性能を放棄したかわりに防御の弱い標的の攻撃に照準をあわせている。米国が高度ステルス機に注力する一方で中国は全方位ステルス機の知見を確立していない。
- デプチュラはJ-20コンセプトを「これまでの延長線で設計するというよりも全く新しい次元に一気に入ろうとしている」と評している。
- F-35とF-22双方を操縦した経験があるディヴィッド・バーク中佐も中国の技術開発について疑問を隠そうとしない。Business Insider誌に「第五世代機で本当に有効な性能を持つ機体を開発するのは至難の業」と評している。
- バーク中佐はJ-20の脅威を感じるよりも米国の潜在敵国がF-35に代表される米国の新型機に懸命に対抗しようとしているのが現状と見る。
- 「もしこちらのF-35やF-22の効果がないのなら、あちらが対抗すべく懸命になっていなかったはずだ」というのだ。■
J20を過小評価する向きが多いが、
返信削除限られたリソースで目的を達成する、
優れた回答である可能性がある。