1月27日のヘッドラインニュース:T2
注目記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがありますのでご了承ください。
ボーイングKC-46Aのコストが23億ドルに膨れ上がっていることが同社の営業報告から判明した。米空軍は2011年に同社に対し固定費用制度で490億ドルで同機開発を発注している。同社は費用超過分を機内配線など判明済み問題の解決が原因と説明。このままだと同機の配備は2019年にずれこみそうだ。
ジェイムズ・マティス国防長官はF-35、次期エアフォースワンについてそれぞれ別個の検討を命じ、費用削減をめざす。ワーク副長官がF-35CとF/A-18E/Fの作戦能力比較、スーパーホーネットの性能がどこまで引き上げられるかの検討を取り仕切ると発表。大統領専用機では費用削減につながる性能諸元の把握をめざす。F-35Cは260機のうち26機が引き渡し済みだ。ボーイング、ロッキード・マーティンともにトップが仕様見直し、価格引き下げデトランプ大統領に前向きな姿勢を示している。
ISISは24日に発表した映像で、民生無人機を運用している状況を初めて公表した。映像では戦闘員が固定翼式スカイウォーカーX7/8 UAVの主翼左右下即席爆発装置IEDを搭載して飛行中に投下する様子が見られる。続けて19回のUAVによるIED攻撃を見せ、イラク保安部隊が標的になっている。攻撃の状況は上空を飛行する別のUAVが撮影している。ISISは50キロ範囲で有効な空からの攻撃手段を運用していることが判明した。モスルを死守するISISがUAVを攻撃偵察に使っていることは連合軍も確認している。
26日合同航空機企業傘下のMiGが新型MiG-35をロシア政府に公開した。当日は悪天候のためプーチン大統領は同機の飛行状況をビデオで視察した。MiG-35にはNATOコード「フルクラム・フォックストロット」がついており、MiG-29の改良版の位置づけだが、フライバイワイヤ、コックピットの大幅改良、精密対地攻撃手段の運用など相当の性能向上が実現している模様。
(本稿は別途ご紹介します)
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