US Dispatches F-22 Stealth Fighters to Intercept Syrian Aircraft
米軍が8月19日F-22ラプタ-ステルス戦闘機の二機編隊を発進させシリア空軍のSu-24フェンサーを迎撃させていたことがわかった。シリア機はハサカ近郊を飛行していた。匿名を条件のペンタゴン関係者が明らかにした。
- 米機からシリア機に交信を試みたが反応がなかったとCNNのバーバラ・スターが伝えている。
- ラプター編隊はフェンサー編隊を追跡し、該当地区で展開中の米特殊部隊を守ったが、武器は使用していないとロサンジェルス・タイムズのW・J・ヘニガンが伝えている。
- 前日にシリアSu-24編隊がクルド人部隊を空爆しており、米軍も戦闘機を緊急発進させている。空爆地点のそばには米特殊部隊がいたとMilitary.comのリチャード・シスクが報道している。
- シリア空軍機が20日にも問題のシリア北東部ハサケ市錦江の上空に現れ、米軍事顧問団への危害が発生しないよう警告を出したとAFPが報道している。
【危険なほど混みあうシリア上空と米ロの思惑】
- 今回の事件で改めてシリアの領空と戦場が混雑していることが明らかになった。五年に及ぶ内戦でシリア国内は大きく傷ついており、米軍、ロシア軍がそれぞれの思惑で空爆を続けている。米側はシリア反乱勢力と組んでイスラム国(ISIS)と連携した勢力を狙い、バシャル・アル-アサド大統領の放逐を狙うが、ロシアは同政権を支持している。
【F-22の投入事例】
- F-22はロシア空軍ツポレフTu-95爆撃機編隊をアラスカ、カリフォーニア沖合でそれぞれ2015年に迎撃出撃したことがあり、2013年には米軍MQ-1プレデター無人機が国際空域を飛行中に迎撃しようとしたイランのF-4ファントムに対して出撃したこともある。■
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