賢い買い物だと思います。今後の運用でイスラエルのF-35とどこまで実用性効果で差が生まれるのか見ものですね。
Up close and personal with the first Saudi F-15SA, the most advanced Eagle ever built
Feb 01 2017 - By David Cenciotti
王立サウジ空軍(RSAF)はボーイングF-15SA多用途戦闘機を1月25日正式に受領した。キングファイサル航空大学校創立50周年に合わせた。
同機はAPG-63V3アクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダー、デジタル式具楽コックピット、JHMCS(共用ヘルメット搭載キューシステム)、デジタル電子戦装備・共通ミサイル警報システム (DEWS/CMWS)、IRST(赤外線探知追跡)装備を搭載し、対空、対地兵器を多数搭載できる。AIM-120C7 AMRAAM(高性能中距離空対空ミサイル)、AIM-9Xサイドワインダー空対空ミサイル、AGM-84 SLAM-ER、AGM-88 HARM(高速対放射線ミサイル)、GBU-39 SDB(小口径爆弾)を合計11箇所の外部ハードポイントに搭載できる。F-15SAはF-15Eの発展形で最も高性能なイーグルになった。
2010年にRSAFは合計84機の新造F-15SAおよび既存F-15Sの性能改修パッケージを要請し、計152機分の事業として海外軍事販売方式で2940億ドルを補給、予備部品、保守点検、兵装すべて含み2011年12月29日に契約がかわされた。
第五世代機のF-35ライトニングIIではなくサウジアラビは4.5世代機で任務複数を担当させる。SEAD/DEAD(敵防空網制圧・破壊)任務やOCA(攻撃型制空)、さらに航空阻止任務がある。
サウジのF-15Sはイエメンでの空爆作戦に2015年3月26日から投入されている。うち一機は空爆作戦開始日にアデン湾で墜落し、パイロット二名は米空軍HH-60G救難隊が無事回収している。当時フーシ、イランともに同機を撃墜したと発表していたが、サウジ及びアラブ連合軍は否定した。
F-15SAの初号機はキングハリッド空軍基地へ2016年12月13日にレイクンヒース英空軍基地経由で到着している。前日にイスラエルがF-35Iの初号機を受領していた。
サウジアラビア国内を飛行するF-15SAの姿をビデオにおさめているので以下鑑賞してもらいたい。楽しいぞ。
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