4 other ways the US could shoot down a North Korean ballistic missile
Feb 20, 2017 3:18:20 pm
北朝鮮の核ミサイルが色々話題になっているが、直近のテストから北朝鮮が米本土を攻撃する日が来るのではと関係者は真剣に心配している。
だが米国にはICBMが米大陸部に向かってきても迎撃する手段が複数ある。現在の対ミサイルの中心は高高度広域防衛システムTHAADだ。一個射撃隊には発射装置6個を配備し、各6発のミサイルを装填し、韓国に配備が予定されている。
だがTHAAD以外にも米国にはミサイル防衛手段がある。
ペイトリオット対空隊ミサイル防衛発射機から迎撃ミサイルがホワイトサンズミサイル射爆場(ニューメキシコ)から打ち上げられている。最新のPDB-8仕様は4回の試射を行い、米陸軍が最終評価を行っている。 | Raytheon
1. MIM-104 ペイトリオット – 含む Patriot PAC-3
砂漠の嵐作戦以降、ミサイル迎撃に使われている。
サウジアラビアおよびイスラエルの各部隊はサダム・フセイン政権が発射したSS-1スカッド・ミサイル多数を迎撃した。国防総省の公式発表ではサウジアラビアの命中率80パーセント、イスラエルは50パーセントだったとし、MIM-104Cを使用した実績としている。MIM-104Eが2002年から供用されており、PAC-3の供用開始は2003年だ。
日本による飛翔テストミッション1(JFTM-1)は同盟国海軍艦艇による初の弾道ミサイル迎撃成功事例となった。イージス弾道ミサイル防衛の一環。JFTM-1は駆逐艦こんごう(DDG-173)の改修イージスBMDの交戦能力を実証した。
2. RIM-161 スタンダードミサイルSM-3
米海軍のSM-3はおそらく信頼性がいちばん高いミサイルキラーだろう。ミサイル防衛庁の公式発表によればSM-3は試射34回で27回成功つまり79.4パーセントの命中率だ。
さらにTHAAD、ペイトリオット両システムに対する優位性がある。艦上配備のため理想的な発射地点に移動可能だ。また有効射程も270カイリと高性能で現在はRIM-161Dがテストに入っている。
また「イージスアショア」の中核となる。
ミサイル防衛庁によれば、イージスアショアはルーマニア、ポーランドに展開中だ。イージスシステムの実証済み性能をもとにもっと多くのイージスアショア施設が建設されても不思議ではない。
3. RIM-66 SM-2・ RIM-174 SM-6 スタンダードミサイル
ともにもともとは航空機を標的に開発したミサイルだが6回試射で6回命中のミサイル迎撃実績があるとミサイル防衛庁はまとめている。SM-3の性能には及ばないが飛来するミサイルには十分対応できる。
両ミサイルはイージスアショアでも運用可能で強力な防空網を形成でき、北朝鮮の弾道ミサイル防衛にも有効だ。
地上配備迎撃ミサイルがサイロに運搬されている。Missile Defense Agency photo
4. 地上配備迎撃ミサイル
この装備も飛来するミサイル対応の一部となる。ミサイル防衛庁によれば現在30基がアラスカのフォートグリーリーおよびカリフォーニア州ヴァンデンバーグ空軍基地に配備されており、命中率は試射17回で命中率52.97%だという。
ただしGBIには2つの問題がある。まず配備数30基しかないことと東海岸にはないことだ。
ミサイル防衛庁のウェブサイトではさらに新技術を検討しているとあり、早期迎撃手段と呼んでいる。
WATM contributor Harold Hutchison was consulting senior editor at Soldier of Fortune magazine and is the author of the novel Strike Group Reagan. He has also written for the Daily Caller, National Review, Patriot Post, Strategypage.com, and other national web sites.
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